仮面ライダーintertwine 第五章 第八話 殺戮者(改訂版)
執筆者:岡島

SB社病院施設のロビーに、一人の少女がいる。髪型は俗に言うおかっぱ頭で
目つきは鋭く怖い。そして、何故か黒いセーラー服を身に纏っている。
少女は携帯電話で何処かに連絡を取っている。

「取り合えず、異常は無い」
「こっちも異常はありませんよ初音さん」

この少女の名は武藤初音(むとう はつね)、Gのエージェントの一人
なおビジネスホテルで詩姫と一緒にいたのも彼女である。
そして電話の相手は、その当麻詩姫だった。彼女は今、ボード学園にいる
SB社病院施設とボード学園、この二ヶ所は『予知者』がアビスに係わる予知の中で
出てきた場所なので両者は二手に分かれて、それぞれの場所を監視していた。

「そうか、それよりアイツはいつ来るんだったか?」
「確か昼過ぎなるみたいですよ。」
「そうか」
「着いたら病院施設に行くように連絡しときましたから、そちらで合流できると思いますが」
「わかった。それじゃ、また見回りに・・・・・・・・・・」


初音がロビーで会話をしている時、病院に、あの包帯姿の少女がやってきて初音の
背後を通り過ぎた。

「!」

いやな気配を感じ、振り返る初音。その時彼女は一瞬少女と目が合う
そして少女は笑みを浮かべつつ直ぐに病院内に消えていく。
少女を追い駆け出す初音だったが施設は広く見失う

「どうしました?」
「それが・・・・・・・」

初音はある人物の名前を言った

「まさか!彼女は志保が」
「一瞬だけだが奴の目を見た。あのいやな目は間違いなく奴だ」
「そんな・・・・・・・・」
「すまないが、こっちに来てくれ、もし奴があの時と同じことをしようとしているなら・・・・・・」
「わかりました。直ぐに向かいます」
「いそいでくれ、私は今からアイツを追う」

そう言うと彼女は電話を切り、少女を探しにその場を離れた。

一方、ボード学園

電話を切った後、詩姫は嫌な予感を感じ、志保に電話かけた。
だが電話からは、圏外か電源が入っていないかでつながらない旨を伝える
アナウンスが返ってきた。
ますます、不安になり、今度はサーチャーに電話をかけ、志保のことを言うと

「詩姫ちゃんもですか」
「何かあったの」
「今、凪ちゃんが来てるんです。志保ちゃんがいなくなったって」
「どういうこと?」
「それがですね・・・・・・・・」

話によると、朝、凪が起きると志保がいなくなっていて、携帯に電話をしても

「ごめん、今急いでいるから」

と言った後、電話を切り、それ以降電話が繋がらないらしい。

「何かあったんですが」

とサーチャーが詩姫に尋ねると

「これから何かあるかもしれない。実は・・・・・・・・・」

とこの後、詩姫の言った言葉に

「まさか・・・・・・・・・・でも、もし彼女なら・・・・・・・・・・」

ここで少しの沈黙があり

「とりあえず、私もその病院に行きます。もしかしたら志保ちゃんもそこに行ったのかも知れません」

サーチャーは電話を切ると、彼女はポケットから文庫本くらいの本を取り出すと
それを開きページをパラパラとめくって目を通す。
そして本を閉じると、再びポケットに入れて、部屋にいた凪に

「凪ちゃん、出かけますよ」


一方、病院施設では蒼崎志保が駆け込んできた。ちなみに彼女はここに来るまで
かなり道に迷っている。
そして志保は自分の腕時計を見ると

「ぎりぎりか・・・・・」

病院のとある階の廊下に包帯姿の少女がいた。彼女は懐中時計で時間を見ている
「時間だね」
そう言うと彼女は、時計をポケット閉まった。
そして、彼女の体に変化が起きた。黒目が灰色に変わり、そして包帯からはみ出ている
髪の毛も灰色に変わる。

「ちょっと・・・・・・・・」

彼女は廊下にいた看護士を呼び止める。そして
次の瞬間、周りにいた人間が何が起こったのかわからなかった
看護士は廊下に倒れ、床に血が流れ出る。そして少女の手は血で赤く染まる

「ゲームの始まりよ・・・・・・・・・・」

廊下にいた一人の患者が悲鳴を上げる。そして、廊下にいた人々は一斉に逃げだす

「あははははは・・・・・・・・・逃がさない・・・・・・・・・逃がさないよ・・・・・・・・・・」

突然の事態に病院内は騒然となった。そして、志保も初音も更に病室にいる面々もこの騒ぎに気付く。
そして少女にいる階は地獄絵さながらで、多くの人々が血を流して倒れていた。
この状況下で少女は笑っていた。その笑顔は、喜びと同時に狂気を感じられるものだった。
なお、倒れている人々はまだ死んではいない。
そう彼女は人々に致命傷を与えず、じわじわと殺そうとしているのだ。
やがて少女のいる階にやって来るものがいた。仮面ライダーフェイトである

「少し遅かったわね、蒼・・・いや今はフェイト・・・・・」
「黒招霧恵(こくしょう きりえ)いや今はヒューマンオルフェノク、やっぱり生きていたのか」
「あまり良い状態じゃないけど、貴方の所為で、能力の大半はつかえなし、それに」
包帯巻きの左手を見せながら、
「この手の傷も、顔につけられた傷も治ってない」
「だったら、今度こそお前を・・・・・・・・」
「出来るかな。失っただけじゃないの、得た物もあるんだよ」
「得た物・・・・・・・・」

霧恵の両手に双剣が出現する。
そうヒューマンオルフェノクは基本的な能力は様々な武器の生成
フェイトと同じくらいの数の武器を作り出す事ができる。
なので、これは「得た物」ではない
一方、フェイトの手にも双剣、すなわちアベンジャーが出現する。

「始めようよ。早くしないとみんな死ぬよ」

この瞬間、フェイトの脳裏にフラッシュバックが起こる

赤く染まる教室、逃げ惑う生徒、散らばる死体
そしてその中で笑みを浮かべる少女、黒招霧恵

「うぉぉぉぉぉぉぉ!」

フェイトはアベンジャーを手に霧恵の方へ向かっていく、
そして二人の双剣が交差した。

霧恵は明るい口調で

「うれしいよ、またあなたに会えて」

と言ったと思うと今度は低めの声で言った

「今度こそ殺してやる・・・・・・・・・・」

その言葉にフェイトは怒りを込めた口調で言った。

「お前だけは・・・・・・・・・お前だけは・・・・・・・・・ゆるさない!」
オリジナルライダー・リレー企画
2008年04月08日(火) 12時13分26秒 公開
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■作者からのメッセージ
どうも岡島です
仮面ライダーintertwine あらすじ 個人作者版にて
書かれていないとのご指摘のあった
もう一箇所の部分に該当する話の改訂版です。
今回も、書いていなかった部分だけじゃなく
全体的に改定をしています。

それにしても、仮面ライダーintertwineは
ここしばらく動きがありませんね
この先、どうなってしまうのでしょうか

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r6DMrE Very good blog article. Keep writing. 50 Bookmarking Service ■2012-08-08 02:18:31 91.201.64.7
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