仮面ライダーバルキリーたん 第15話「The Frightening plot」 |
「The Frightening plot」 1999年7月5日 星見塚里の森 廃墟キャンプ場跡地 廃墟となったキャンプ場内に置かれている荒れ果てた雰囲気のバス。 バスの中にはランプの明かりのみが煌々と灯され、窓ガラスや壁にはいくつも貼り付けられた時の運行のチケットにナイフが突き刺さっている。 座席に座りながら1人の少女が電話で話していた。 彼女はナイフを磨きながら電話を話している。青いロングヘア、きりっとした怜悧な顔立ちと冷たい光を帯びている切れ長の瞳が特徴的であった。 「ゼブーが負けた?ふん、その程度の事で電話してくるな。あいつなど所詮捨て駒にすぎん。まあ、バルキリーに牽制を仕掛けただけでも十分だ。ヤツの価値などそれ以上望みはしていない」 冷徹な態度で吐き捨てると、電話を切ろうとする。 しかし、電話口からの人物の言葉にその表情は変わる。驚いたように目を見開いた。 「何?つまりそれは、某(それがし)に次のバルキリーの相手をしろというのか?・・・いいだろう。そういうことなら話は別だ。ああ、分かった。手配は済ませておくよ。・・・了解。いい結果を心待ちにしておいてくれ」 そういって、電話を切ると、少女の表情に狂的な笑みが浮かび、唇の端がつりあがる。 「某は依頼で引き受けた人間以外は殺さない・・・そして気に入らない人間など殺す価値もない。誰彼構わず殺すようなあいつ等とは、某は違うのだよ。そう、気に入った人間だけを、依頼で請け負った人間だけを、殺すことこそが最高の殺し・・・・。うふふふふ、やっと、逢えるね。やっと、やっと、殺せるよっ、天童慧!!」 ついに感情を抑え着れなくなり、無数のナイフを一枚の写真に全て投げ放ち、写真をズタズタに切り裂きながら壁に貼り付けにした。 「あぁははは……あぁはははははは……やったぁ……やぁったァァァァ!これで、これでこれでこれで!お前は某の、某はお前のものよ!」 少女が大きい目をさらに大きく、目玉が飛び出すのではないかと思うほどの大きさにして、ケタケタと笑い出していた。 「うれしい。とぉっても、すっごく……うれしい。ううん。言葉になんてできないし……、言葉にするなんてもったいない。この想いは、某だけのもの!そして!お前もぉ!ねえ、うれしいだろう?ねえ、ねえねぇねえねぇねぇーーーーーーーー!」 少女が両腕を巨大で鋭利な切れ味の大剣に変えると、バスの壁ごとメチャクチャに切り裂いた。大剣の刃はバスの壁をも紙を切るかのようにスパリと切り落ち、轟音を立てて地面に落ちた。 少女ははぁはぁと荒い呼吸をしながら、その場で止まった。 「・・・し、しまった。寝床の壁を破壊してはいかんかったな。ふふっ、天童慧。貴様が悪い。貴様を殺したくて殺したくて仕方ないから壁が壊れてしまったのだ。責任は・・・とってもらうよ?くくくくくくっ」 完全に狂っている。 「針尾」という仮初めの名を持つ少女の姿が月明かりに映し出されて、見る見るその姿を「セルケートレジェンドルガ」というエジプト神話における巨大なサソリの怪物をした神の名を冠した異形へと変えていった。 そして、ズタズタに切り裂かれた写真には慧が写っていた・・。 愛「さて、皆様。時の運航を守る戦いにも不穏な空気が渦巻いてまいりました。新たなる敵、レジェンドルガが仕掛けるカオスゲートによって、慧ちゃんだけでなく、数多くの人間やイマジンが翻弄され、その運命を狂わせつつあるのです。そして今回、慧ちゃんはそんなカオスゲートによって引き起こされた時間のゆがみにより、またしても予測不可能なトラブルに巻き込まれていくのです。それでは!!仮面ライダーバルキリーたん、レッツ・スタート!!」 2010年7月1日 PM15:30 ドガッシャァァァーーーーーンッッ!! と、いきなりガラスの割れる音が夕暮れの町にこだまする。 割れたガラスは宝石店のもので、そこから宝石がたくさん詰め込まれた袋を担いで、「屏風の虎」の「虎」のイメージから生まれたタイガーイマジンたんが飛び出してきた。 タイガーイマジンたん「これで契約完了・・・。あとはバルキリーに見つかる前に過去に飛んでしまえばいい・・・」 K慧「そうはさせるか」 そういって、マウンテンバイクを駆り、タイガーイマジンたんの前に踊り出たのは琥珀が憑依した慧であった! K慧「さっさと返しなよ。早目に返してくれればもしかしたら見逃してやるかもよ」 タイガーイマジンたん「はい、そうですかって返すと思うか・・・?私もナメられたものだ」 K慧「だろうね。言ってみただけだ」 慧がベルトを巻きつけて、パスを通す。 「Assassin Form」 K慧「変身っと」 慧の姿がみるみるメタリックオレンジの装甲を身にまとったクモの戦士・アサシンフォームへと変えていく。 Vガッシャーをクナイモードとハンドアックスモードに組み立てて、鋭い刃を向けて身構える。 Asバルキリー「蜘蛛の巣地獄にようこそ・・・ってね」 タイガーイマジンたん「地獄に行くのはお前だ」 タイガーイマジンたんが武器である両腕の爪を鈍い光を放ち、強靭な脚力で一気に地面をけり飛ばすと素早い動きで爪を振りかざす。 それをハンドアックスで防ぎながら、クナイで応戦する。 刃と刃が激しくぶつかり合い、火花と轟音を散らせる。 Asバルキリー「くそっ、こいつ、素早い上にかなり力あるな・・・」 タイガーイマジンたん「お前にかまっている暇はない。すぐ終わらせてもらうぞ」 タイガーイマジンたんが両手をクロスにさせたまま突進し、アサシンフォームを押しのける。そして、爪の部分を高速回転させると、ドリルアームの義手を発射した!!ドリルアームは風を切る音を立てて、物すごい勢いで回転しながらアサシンフォームに向かってくる。 アサシンフォームはその攻撃をよける。すると、ドリルは壁に突き刺さったとたん、まぶしい光を放ち、すさまじい音をたてて爆発した。 煙が立ちこめ、たちまち視界が真っ白になる。 Asバルキリー「ドリルアームって・・・マジかよっ!!」 タイガーイマジンたん「悪いけどお前らに用はない。失礼させてもらうぞ」 そういって、タイガーイマジンたんの足音が遠くなり、やがて気配さえなくなった。 Asバルキリー「くそっ、逃げられた!!」 慧「エメラルドのレーダーで追おう!!」 Asバルキリー「了解!!」 バルキリーのもとにマシンハミングバードが飛び出すと、それに飛び乗り、一気に走りだした。タイガーイマジンたんは屋根から屋根へと素早い身のこなしで飛び移っていく。 Asバルキリー「待てーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」 タイガーイマジンたん「だから、誰が待つかっ」 Asバルキリー「聞き分けねぇな、あの野郎!!」 慧「先回りしよう!!この近くに裏道あるから!!」 Asバルキリー「OK」 アサシンフォームが路地裏の小道に入りこむと、そのまま走り出て、駄菓子屋などの古い感じの建物が立ち並ぶ古町通りに出た。 その通りの陰にタイガーイマジンたんが入り込むのを見て、アサシンフォームがバイクから降りて走り出す。 Asバルキリー「こんなところに契約者が・・?」 その時だった。 「変質者―――――――――――ッ!!!!」 といった直後。 「小麦粉爆弾発射―――――――――――――――――――――っ!!!!」 そして、無数の小さい袋のようなものが飛んできて、アサシンフォームに直撃する!! Asバルキリー「ガメラッ!?」 アサシンフォームは哀れ全身小麦粉まみれとなり、その場に倒れこむ。 そして、さらに上からバラバラ降ってくるものを見て仰天する。 それは大量の爆竹!!! バンッババンッバババババババババンッ!!!!! Asバルキリー「ぎゃあああああああああああああああああああっ!!?」 爆竹で足元の至る所ではじけ飛び、まるで踊っているかのように右往左往するバルキリー。 そして、とどめと言わんばかりに発射されたものを見て、目を疑う。 そこにいたのは古町通りに住む小学生たちであった。 そして、リーダーらしき少年が構えているのはペットボトルロケット。 しかし、その先端には花火玉がついていて、導火線にはすでに火がついていた。 Asバルキリー「なななななななな、何物騒なものもってやがんだ、バカヤロ――――ッ!!!!」 「お前、最近このあたりで出ている変態だろっ!!この間、女子高生にハダカ見せてたろっ!?」 「この間は1年生の女の子を飴あげるからおいでとかいってたろっ!!」 Asバルキリー「どこをどう見て、あたしがそんなキャラに見えるんだ、コンチクショーーーーーーっ!!!!・・・・・あ、あたし、ライダーのままだった・・・・」 慧「それじゃあ、普通怪しまれるよね・・・」 Asバルキリー「で、でもなぁ、時の運行を守るために戦ってるのに、痴漢と間違われた日にはもう泣くしかねーぞっ!!!」 「ファイヤアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!」 時すでに遅し。 もはや爆弾と化したペットボトルロケットは、先端から勢いよく火花を発射しながらものすごい速さでアサシンフォームに向かって突き進んできた!!! ドッガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!! Asバルキリー「あああああああああああああああああああああああ!!!」 子供が作ったとは思えないほどの破壊力。 古町を爆発の振動で震えあがらせ、煙にまみれながらアサシンフォームが上空に舞い上がり、吹き飛んでいく。 「Year!!!」 「さっすがケンちゃん、花火屋の息子!!!」 「悪者退治、成功だーーーーーーーーーーーーーっ!!!」 …悪者じゃないのに。 哀れアサシンフォーム、小学生に惨敗。 河川敷まで吹っ飛ばされて地面に転がっていった。 琥珀「ち・・・・ちくしょう・・・・あいつら・・・おぼえてろ・・・・・・」 琥珀が離れ、慧の姿に戻る。 そして、そのままよろよろと河川敷を歩くと、河川敷の陰でタイガーイマジンが契約者らしき人間はタイガーイマジンとともにいる光景が見えた。 そこへ晶が自転車で駆け付けていた。 晶「慧!!大丈夫!?」 慧「・・・な・・・なんとかぁ・・・・」 琥珀「・・・悪い、あたしがドジ踏んだ」 すると、タイガーイマジンたんが契約者の体を開こうとしたその時!! 赤い光が放たれ、凄まじい空気の流れが発生して、タイガーイマジンたんを飲み込まんとしだした。カオスゲートだ!! 慧「カオスゲート!?」 琥珀「やべぇっ、晶、逃げろっ!!!」 タイガーイマジンたん「何っ!?うわああああああああああああっ!!!!」 タイガーイマジンたんが飲み込まれ、そして、その場のものを何もかもを飲み込まんと巨大な赤い光がブラックホールと化して吸い込み始めた。 晶「慧!!捕まって!!!もう間に合わない!!」 琥珀「チクショオオオオオオオオオオオッ!!!!」 琥珀と晶が慧の腕を強く握りしめ、河川敷の手すりにつかまる。 慧「二人とも!!!!」 しかし、あまりに力が強すぎて、手摺から二人の手が離れ、3人とも一気に引き寄せられ、カオスゲートの中へと消えていった・・・・!! 慧「きゃああああああああああああああああああっ!!!」 晶「慧、しっかりつかまって!!!このままバラバラになったらおしまいだっ!!」 琥珀「分かった!!」 慧「晶っ!!琥珀さんっ!!」 晶「離さない・・・離すもんか!!この手は、死んでも離さないっ!!!」 晶が琥珀と慧の手をしっかりと握りしめてカオスゲートの中を突き進んでいった。 その後を追いかけているもう一体のイマジンの姿もあった。 サンゲイザーイマジンたん「全く面白すぎ・・・・特異点たちトラブルばっかりね。さて、次の世界ではどんなドタバタがあるのやら」 ルーベット「慧殿の気配が消えた!?」 サファイア「おいおい、琥珀、何やってんのさっ!!?」 エメラルド「まさかカオスゲート!?」 トパーズ「おそらくは。しかし、まさかトンネルの中で突然緊急停止命令で立ち往生とはな。これでは何が起こっているのか見当がつかん」 ルーベット「琥珀殿・・・!!慧殿を頼みますぞ・・・・!!」 1999年7月4日 AM11:30 慧と晶、琥珀は電車から放り投げられて、ぶっ倒れていた。 ちなみに電車は廃棄された電車の車庫の中へと見事ピットインするかのように綺麗に入っていた。 慧「痛・・・・・何でこうなるの・・・?」 そういって、起き上がろうとすると、自分が柔らかい何かの上に乗り上げていることに気づいた。見ると、それは晶だった。 晶が慧をまるで守るかのように片手で慧を抱きしめており、もう片手は琥珀の腕をつかんでいた。 慧「あ、晶!!」 慧の声に、晶と琥珀も目を覚ます。 琥珀「いててて・・・・」 晶「・・・慧、無事だった?」 晶が上体だけ起き上がりながら尋ねる。その顔は心配しているかのようだった。 慧「私は大丈夫。でも、ごめん!!晶、大丈夫!?怪我とかしてない?私たちをかばってこんな目に・・・」 慧は泣きそうになる。しかし、その唇を晶の白く細い指が止める。 晶「めっ、悪いことがあっても自分のせいにしちゃダメ。慧と琥珀さんが無事だったんだから、まずはよかったじゃない。そしたら、これからどうするか、考えなくちゃ。あのイマジンもこの世界にたどりついているはずなんだしさ。何かやらかす前に見つけなきゃ。そうだよね、琥珀さん」 琥珀「お・・・おう」 慧「・・でも、晶、痛くないの?私なんかをかばって・・・・」 晶「慧、晶は慧が好きなの。好きな女の子が危機にさらされてるのに、テメェの怪我ひとつ怖くて動けないようじゃ、男じゃないって思ってる。慧、一人で何もかも抱え込まないで。晶だって出来る限り覚悟はしてるつもり。だから、自分を責めるようなことがあったらその時は晶がいつでも止めるからね。そして、前に向かって進めるように俺が引っ張っていくのもいいし、背中を押してあげることもする。・・・それでいい?」 そういって、安心感を感じさせる笑みは男気と優しさに満ち溢れている顔だ。 慧は頬を赤らめて、こくりとうなづいた。 晶が慧と琥珀を起こして埃を払うと、腰をのばして明るい笑顔で言った。 晶「さてとっ、仕切りなおしだね」 その時だった。 晶のもとに何か赤い光が飛び込んできた。 そして、晶の全身から砂が吹き出した・・。 慧「え・・・・・・・あああ・・・・・・・・・・・・・!?」 琥珀「おいおいおいおいおいおいおいっ!?なんじゃ、こりゃあっ!!」 そう。 晶の様子がかなりおかしくなったのだ。 M晶「・・・・・あのカメ、クマ、ガキ女、どこ行きやがった・・・!!!」 髪が逆立ち、赤いメッシュと赤い瞳に光輝かせて憤怒の表情で粗暴な口調で叫びだした。 慧「晶――――――――――――――っ!?」 琥珀「ななななななななななななな」 サンゲイザー「何ですか、あれは。面白すぎません?」 M晶「おいコラ!!!!カメ、クマ、ガキ女――――っ!!!!勝手に電車飛び出しやがってどこに行きやがったんだこのヤローーーーーーーーーーーッ!!!」 怒りのままに叫びまくり、やがてぴたりと動きが止まった。 M晶「・・・におうぜ。イマジンの匂いだ。・・・つーか、後ろにいるじゃねぇか!?」 琥珀「・・・そりゃ、まあ、イマジンだけどさ」 サンゲイザー「同じく」 慧「て、この間のトカゲさん!?何で!?」 サンゲイザー「事情はあと」 M晶「テメェら!!うちのカメとクマとガキ女、どこにやりやがった!!」 琥珀「カメとクマとガキ?何じゃその組み合わせ」 サンゲイザー「動物園でもいるんじゃありませんか?」 M晶「お、おう、そうか!!そこならいるかもなっ・・・て、バカ!!!ンなわきゃねーだろがっ!!!ナメてんのか!!?」 琥珀「おいおい、かなり荒れてるな」 サンゲイザー「お便秘かしら?」 M晶「何だとこの野郎っ!!!!あーもうっ、アッタマきたあっ!!!お前ら、知ってること全部話してもらうぜっ!!!!変身!!」 晶の腰に巻かれたベルトが赤い光を放ち、パスを通すとその姿を「電王たんソードフォーム」へと姿を変えていった!! 陣羽織風の服装になり、デンガッシャー・ソードモードを構える。 S電王「もも、参上!!」 サンゲイザー「やれやれ、まずは取り押さえますか。変身」 琥珀「やるしかねぇっ!!慧、行くぞ!!」 慧「うん!変身!!」 サンゲイザーイマジンたんがバルキリー・ガンフォームに変身し、慧がバルキリー・アサシンフォームに変身する。 Gバルキリー「君のハートに・・・ロックオン」 Asバルキリー「とりあえず・・・頭冷やしてやる。お仕置きタイムに・・・ようこそ」 S電王「上等だ。だがな、ももは最初から徹底的にクライマックスなんだよ。泣き言は一切聞かないぜーーーーーーーーーーっ!!!!」 ソードフォームが鋭い斬撃を勢いとともに次々と切りつけてくる。 それをハンドアックスで防ぎながらクナイで応戦するアサシンフォーム。そして、後方から支援で銃弾を乱射するガンフォームの鉄壁は揺るがない。 Asバルキリー「とりあえず、あたしたちは何も知らないぜ。なにぶん、さっききたばかりだからな。この世界に」 S電王「何っ!?」 Gバルキリー「・・・・うん?」 ガンフォームがふと後ろに気配を感じ、銃を数発ぶっ放した。 「ギャアアアアアアッ!!」 悲鳴とともに数体のモグラをイメージしたモールイマジンたんたちが次々と倒れこみ、砂と化して消えた。 S電王「おいおいおいっ!?こいつら、カメたちを連れてった奴らと一緒にいた奴らじゃねぇか!!」 Gバルキリー「なるほど・・・。どうやら今度もイマジンがらみで何か起こっているようですね」 Asバルキリー「とりあえず、あんたが言っている敵のことも、この世界で何が起こっているのかも知りたいところだね。・・・一時休戦と行こうか。この町でなら美味いコーヒーの店を知っている。そこで一服するとしようか」 Gバルキリー「…悪くはないですね」 Asバルキリー「・・・いや、お前は無理だろ。その姿でサ店行ったら通報されるっしょ」 Gバルキリー「大丈夫よ。あたしのコピー能力があれば・・・」 そういって、顔をかざすと、その姿を見る見る人間の少女の姿に変えていく。それは銀色のメッシュを編みこんだコーンロウの髪型にピアスをつけ、銀色の光を帯びた瞳をもつ慧の姿であった。 S電王「お前っ、何だよそれっ!?人間に化けられるのかよっ!?」 Asバルキリー「つーか、何で慧だよ・・・」 サンゲイザー「結構イケてる顔だし、いいかなって」 慧「・・・それはどうも」 もうあまりにもいろいろなことが起こりすぎて混乱状態の頭ではそれだけを言うのが精一杯の慧であった。 喫茶店「ブルーラグーン」 ロックとジャズをこよなく愛する琥珀がチョイスするほどの、赤レンガつくりの店内には年代物のジャズの名曲がレコードで流れている。琥珀が憑依した慧がほうっとジャズに聞き入りながらコーヒーを飲みほす。 その向かいでは、ブルーラグーン名物の特大プリンにとろけるような笑顔で食べている晶の姿があった。その先ほどまでの暴れぶりからは想像もつかないほどのはしゃぎぶりに隣でサンゲイザーイマジンたんが呆れた様子でコーヒーを飲んでいる。 K慧「ふう・・・疲れているときはやっぱりジャズを聴いてクールダウンするに限るな」 M晶「くう・・・・うめぇ!!やっぱりプリンは最高だぜっ!!」 サンゲイザー「単純すぎる・・・・」 K慧「それで・・・モモタロスだったな。お前たちもイマジンを追いかけてこの時代に来たんだってな」 M晶「ああ。2日前によ、町で大暴れしていたイマジンがいて、そいつ追いかけようとしていたら赤い光に吸い込まれちまった。その時、そのイマジンがカメとクマとガキ女に変な催眠術かけてどっか連れて行っちまったんだよっ!!良は・・・ももの契約者は今別の次元の調査で運悪く別の列車で調査中でよ、連絡もつかないんだよ!!」 K慧「今はどこの時の運航も連絡がつかない状態だろうな。時間の乱れのせいであらゆる情報が混線状態だしな」 M晶「それでよっ、もうももが動くしかねぇだろ!?」 サンゲイザー「それで、イマジンを手当たり次第見つけてはボゴって話を聞いていたと」 M晶「おうよっ!!!おっちゃんっ、プリンお代わり!!!」 K慧「・・・それでさ、そのカメとかクマとかガキ女ってどういう繋がりなんだ?」 モモタロスが書いた下手すぎる落書き(本人は似顔絵だと言い張っているが)と、「カメ→エロ!!」「クマ→バカ!!寝すぎ!!」「ガキ女→バカバカバカ!!」とかいう全くもって分かりにくい特徴を見て、慧がきくと、ももが神妙な顔つきでプリンを食べる手を止める。 M晶「・・・・仲間だよ。一応な」 しかしその言葉には真剣な思いが感じられる。 そして、勝手に頼んだ3個目のプリンを食べだした。 慧「・・・・手伝ってあげようよ」 琥珀「おい、マジかよっ!?」 慧「・・・困ってるみたいだしさ。それに、そのイマジンがこの時代で何かをやらかそうとしているなら、私たちも止めないと」 晶「うん、それなら晶も協力するよ!」 サンゲイザー「面白くなってきましたねぇ。あたしも参加しますよ」 琥珀「面白がるようなことでもねぇけどな。・・・よっしゃ、こうなったら人手は多いほうがいいよな。あたしたちも手伝うよ」 モモタロス「・・・・お前ら・・・・・へへっ・・・ありがとよ」 モモタロスが照れくさそうに笑って、一気にプリンを食べつくした。 公園 3体のイマジン(ウラタロス・キンタロス・リュウタロス)を探すことになった慧と晶は公園にやってきた。中央公園の中心にある鏡が池の周りの遊歩道を歩きながら周囲を見回している。 慧「このあたりから匂いがするんだよね?」 M晶「ああ、これはカメとクマ、そしてガキ女。さらに、あいつらを連れていったイマジン野郎の匂いだ。間違いねえ」 慧「・・・・イマジンがイマジンを操っているなんて。何か嫌な予感がするよ」 その時だった。 「あははははははははははははははははっ!!!!お前、バルキリーだよねっ!!殺(たお)スけど、いいよね?答えは聞いてないっっ!」 そういって、飛び出してきた少女の姿に慧の眼が仰天する。 紫色のメッシュを揺らしながら、キャップをかぶり、ゴスロリドレスに身を包んだ銀色のロングヘアの少女が笑いながら、それでいて瞳は狂的な紫色の光を帯びて慧を指さす。 憑依されているのは、チェックメイトフォーのクイーン・神代真姫であった。 そしてさらに二人出てきた。 そのうち一人の姿には心当たりがあり、さらに驚いた。 慧「か・・・神代先生っ!?」 それは神代聖(ビショップ)。しかし普段のシスターの服装ではなく、スーツにミニスカートを着込んだスタイリッシュな服装で、髪に青いメッシュが入り、眼鏡をかけている。 そして隣にいる長身の女性はルークだ。金色のメッシュが編みこまれたロングヘアを後ろで縛り、和服を着こんで、首の骨をゴキッと鳴らす。 M晶「お前ら!!!いったいどこにいってやがった!!!」 「モモの字。セルケート様の命令や。お前ら、ここで全員ウチらに倒されてもらうで!!」 M晶「なっ・・・・なんだとおおおおおおおおおっ!?」 「まあ、悪くは思わないでね。事情が事情でね。可愛いお嬢さんたちを手に掛けるなんてボクの美学に反するけど、しょうがないってことで」 M晶「ざ・・・・マジ・・・・かよ・・・・お前ら・・・・・本気でももたちを?」 K慧「何かに操られているのはマジらしいな」 サンゲイザー「少し大人しくしててね。すぐ元に戻してあげるから・・・」 「できるものなら、いつでもどうぞ?変身♪」 「ウチの強さは・・・泣けるでぇ!!変身!!」 「いっくよー!!イェイイェイ!!変身♪」 M晶「お前ら・・・・・操られてるとはいえなぁ、こんな女の子に手を出すほど落ちぶれちゃいねぇだろっ!!!力いっぱいぶん殴って目ぇ覚まさせてやる!!変身!!」 K慧「行くぞ!!変身!!」 サンゲイザー「・・・今度はこれでいくか。変身」 「Rod Form」 「Ax Form」 「Gun Form」 「Sword Form」 「Assassin Form」 「Sword Form」 6つの光が飛び交い、公園には仮面ライダー電王たんロッドフォーム、アックスフォーム、ガンフォーム、そして仮面ライダー電王たんソードフォーム、仮面ライダーバルキリーたんアサシンフォーム、ソードフォームが現れた。 「もも、参上!!」 「ももに釣られてみる?」 「ももの強さにお前が泣いた!!」 「殺(たお)すけどいいよね?答えは聞かないけど!!」 「お仕置き地獄に・・・・ようこそ」 「あたしのビートでしびれさせてあげるっ!!」 その様子を公園の木の上から見ていた青いロングヘアの少女・針尾(セルケートレジェンドルガ)は楽しそうにその戦いの様子を見ていた。 針尾「さてと、慧。あなたの腕前、お手並み拝見させてもらうわよ」 残虐なサソリの怪物が仕掛けた意図のままに、6人のライダーたちが激突する!! 続く |
鴎
2009年06月24日(水) 21時10分04秒 公開 ■この作品の著作権は鴎さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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