仮面ライダーバルキリーたん 第41話 「Scorching soul」
第41話「Scorching soul」

サタン「全くどうしてここまで人の話を落ち着いて聞けないのでしょうか・・・」
ベルゼブル「あと一歩で・・・死ぬかと思った」
ルーベット「いや、もう、すでに2回死んでいるのではなかろうか」

ボコボコに殴られ蹴られ毒を浴びせられ剣でドツかれ、最後にはサタンの鉄拳でようやく落ち着きを取り戻した・・・というか満身創痍のルーベットのツッコミに、ギロリと冷たい視線が飛び交う。そんな殺伐とした空気を転換させるべくベルフェゴールが話し出した。

ベルフェゴール「いきなり死んだはずの私たちが出てきたから、戸惑うのも仕方ないですよ・・・こちらこそ申し訳ございません」

ルーベット「あ・・・いえ、こちらこそ、大変ご迷惑をおかけいたしましたぞ」

ルーベットが深々と頭を下げて謝罪する。

レヴィアタン「お兄様の宝石に触れたことで、宝石に宿っているあたしたちの魂が共鳴してあんたの意識体に話しかけているにはちょっと理由があってね・・・きひひ」
ルーベット「宝石?お兄様?・・・どういうことでしょうか?」

確かファンガイアの兵士たちをぶっ飛ばしてそのまま気を失ったはずなのだが。
検討がつかないルーベットが首をかしげる。

サタン「・・・話しつづけていいですか」
ルーベット「むぅ」
レヴィアタン「・・・あんたには話してもいいかと思ってね」
ルーベット「話?」
ベルゼブル「智の・・・目的・・・それと・・・お願い・・・」

4人が申し訳なさそうに表情を曇らせる。

ルーベット「・・・まあ、話を聞かない限り何とも言えませんぞ」
サタン「実は・・」


サタンから静かに語られ出した。
智の企んでいる恐ろしい計画の内容が・・・・。


一方。
ルーク「皆こっちだ!」

ルークが農民たちが閉じ込められていた蔵を探し当てて掘ったトンネルから農民を脱出させ、全員トンネルから出てルークが作った防空壕に入り、扉を閉じる。

ルーク「食料は・・・携帯救助セットの食糧でもつよな。30日分はあるんだし」
ルーベットから託された救助セットを使い、人質に関してはこれでひと段落だ。
あとは、アメジストが戦況を見切って城から脱出すればOKだ。

ルーク「・・でも楽観は出来ないよな。琥珀曰く「一事が万事、油断は禁物」ってのもあるし、何が起きても対応できるようにしておかないと」

さすが常識人同士、何があってもまず解決を図るための頭の切り替えは早い。

ルーク「これは・・・キバライナーの確保が先かな」

ルークが飛び出し、麓まであっという間に下りると、河原に流れ着いていたキバライナー・ゲンブが見つかった。電車に乗り込むと、中はカオスゲートで揺れたせいで室内のものが散乱し無残な光景と化していたが、メインエンジンや動力部は異常ないらしい。

ルーク「・・・よし、これで脱出経路は万全だ。あとは二人の安全の確保。アメジストは出城、問題はルーベットちゃんだ。でも、ルークだけで足りるか?」

そう思うや否や、すぐさま無線装置に飛び込み、装置を作動させる。

ルーク「これで他の電車に連絡が繋げられれば援軍を頼むしかないな・・」

しかし他の時代につながるかどうか・・・。
それだけが不安だった。

無線のボタンを押し、ダイヤルを調節する。
ランプが赤(不通)から・・・・緑色(通信中)に光り輝く!!

ルーク「よっしゃあ!こちら、キバライナー・ゲンブよりルーク!応答願う!こちら、キバライナー・ゲンブのルーク!」

「ルーク!?ルークなのか!?こちら、キバライナー・セイリュウより琥珀!!応答願う!!」

通信の返信相手の返事にルークの希望が一気に盛り上がった。

ルーク「琥珀!!無事なのか!?」
琥珀「ああ、無事だ。こっちはサファイア、ビショップ共に無事だ。それでな、現在、キング・・・晶とも無事合流している!」
ルーク「・・・キングが・・・?キング、無事だったのかっ!!?」

ルークが驚いて声を上げる。
電車で負傷して別れて以来、ずっと安否を気遣い心配していたのだ。

晶「・・・こちら、晶。ルーク、無事だったか・・?」
ルーク「・・・き・・・キング・・・・うぅ・・・無事・・・だったのか・・・よかった・・・キング・・・・よく御無事で・・・・!」
晶「ルーク、お前たちには本当に心配をかけた。申し訳なかった・・・・心配させて」
ルーク「・・・いいんだよ、もういい、戻ってきてくれただけで・・・すごく・・・ぐすっ・・・ひっく・・・えぐっ・・・・よがっだ・・・・」

王の声。
待ち望んでいた主の無事に涙が止まらず、ルークが感動のあまりにしゃくり上げながら答える。

晶「・・・ルーク、こんなこと言うのも虫がよすぎるかもしれない・・・お前たちが見限っているかもしれん・・・だけど・・・もし・・・もし・・・もう一度チャンスを与えてくれるなら・・・・俺も・・・・」

晶が意を決したようにはっきりという。

晶「もう一度、一緒に戦ってくれ。頼む、一緒に闘わせてくれ。お前たちの力が、お前たちが俺たちには必要なんだ!!」

ルーク「・・・・!!!!!キングゥううううううううううッ!!!」

感情の堰が切ったかのように涙があふれて止まらない。
キングからの、部下として、仲間として待ち望んでいた言葉・・・!!

ルーク「こちらからも・・・頼む。ルークも一緒に闘わせてくれよっ、キング!!!」
晶「・・・・ありがとう。ルーク」
琥珀が晶の頭をぽんと軽く叩き、サムズアップを入れる。
そして、ルークに通信を入れる。

琥珀「ルーク、現在の状況はどうなっているんだ?」
ルーク「・・・今、こっちはアメジストとルーベットちゃんが一緒。でも、現在は・・・」

状況をかいつまんで説明すると、琥珀からは冷静な返事が返ってきた。

琥珀「楽観は確かに出来ないな。キバライナーの確保があれば、重火器を使って大抵の敵は蹴散らせるし、逃亡も出来るけど、ルシファーとまともにやり合ってアメジストが無事なんて言いきれないしな。こっちも急いでそっちに向かうよ」

ルーク「心強いぜ・・・」

琥珀「ルークはキバライナーを自動操縦に切り替えて待機させ、出城のアメジストの救出に向かってくれ!ルーベットはその後だ。あいつなら大丈夫だ。まずは生命の危機が確実に迫っているアメジストを何とかしないとな!」

ルーク「分かった!持ちこたえるようにする!」

琥珀「OK!」


通信を切って、キバライナー・セイリュウが走る時空の中を琥珀と晶が真剣な表情で見据えている。

晶「一刻の猶予もないよね・・・」
琥珀「かといって、冷静さは失うなよ。それが一番ヤバいからな」

晶を冷静に諌めるが、琥珀の心境もかなり焦りを生じていた。
しかしここで焦ってもどうにもなるまい。
まずは策を練り上げ、状況をいかにこっちにとって有利に運ぶかどうかだ。

その様子を見ていたマモンが静かに傍観していた。
眼鏡の奥の鋭い視線が何やら興味を抱いているようにも見える。

マモンの事情を聴いてか、サファイアがくだけた様子で訊ねてきた。晶からマモンが同乗している経緯を聞かされて、倒す敵が同じである以上潰し合うのは得策ではないと思ってか、少しだけ接し方がこれまでとは異なっているようだ。

サファイア「マモン?どうしたの?」
マモン「・・・あいつら、どんな状況に置かれてもなかなか絶望とかパニック起こさないから、随分余裕というか肝が据わっているもんだなと思ってよ。晶はともかく、あの蜘蛛のイマジン、なかなかの落ち着きぶりだ」
サファイア「ふふん、そうでしょう。だって、Vライナー1の苦労人だから、もう毎日毎日心労で胃を痛めているし吐血してるし頭痛薬と胃薬は常備薬だし・・・このくらいのトラブルで動じることなどないのさっ、さすがはあたしの愛人・・!」

「誰が愛人だ、ボケェエエエエエエエエエッ!!!!!!」

琥珀が飛び出しサファイアの頭部に蹴りを叩きこみ、ぶっ飛ばした。
サファイアは「ああん、琥珀のおみ足があああああ♪」と恍惚の笑みを浮かべ鼻血を噴水のように出しながらぶっ倒れた。

琥珀「ついでに言うとな、テメェのセクハラの尻拭いがなけりゃ胃薬とか頭痛薬も半分で済むんじゃあああああああああああっ!!!!!分かっとんのか、わりゃあああああああああっ!!」

頭から流血しているサファイアを締め上げ怒りの追い込みをかける琥珀。
一度このバカには誰が苦労かけているのか教えてやる必要がある。
「必殺琥珀おしおき地獄パート1」と呼ばれているサブミッションが炸裂し、車内に阿鼻叫喚の絶叫地獄が展開された。

ビショップ「おおっ、首を絞めながら背中の腕でグリグリして、さらにほっぺをねじり上げている・・・何という同時攻め」
晶「・・・ビショップ、感心するんじゃない」

マモン「・・・・そうだな。苦労しているのだな」

やれやれとマモンがあきれ果てたように呟いた。

マモン(しかしこの様子をみると、こいつらが好き勝手出来るのもバルキリーの他にも琥珀やキングといった司令塔がいて、仲間内を上手く支持して回している状況だな)

すなわち後方支援が万全の状態で常に送り出す姿勢が組まれているということだ。
あの荒くれ者たちの無謀ともとれる無茶苦茶な行動を予測し、突拍子もない行動や暴走の中でまぎれこんでいたあの連中の動きを制御し、統制が整え、指揮を執るリーダーシップと頭の回転の早さで纏め上げてきたのが晶と琥珀、ルークといった常識人なのだ。部隊をまとめ上げる人材に必要なスキルを改めて知ったマモンであった。


ルーベット「大昔に封印されたヒュプノスレジェンドルガなる兵器を使って全ての時間を支配する・・・ですと!?」

ルーベットが聞かされた智の邪悪な野望に声を上げる。

サタン「カオスゲートやイマジン、ファンガイアにレジェンドルガ、こいつらを操ってバルキリーを襲ったのも、私たちを蘇らせたのも、全てその為の時間稼ぎに過ぎなかったんだ・・・!」
ベルフェゴール「それがもうすぐ目覚めようとしている・・・それでもう必要なくなったからと・・・それはそれでゲームとして盛り上がるだろうからって・・・!!」

ルーベット「何てヤツだ・・・!!人の命を・・時間を・・・何だと思っているのだ!!自分勝手な我が儘もいい加減にしろ・・・・!!!」

ルーベットが怒りで拳を震わせ、顔が憤怒で歪みぎりりと歯を食いしばる。

レヴィアタン「ベルフェゴールとサタンが死ぬ直前に調べ上げたんだ・・」
ベルゼブル「・・・知らないの・・・兄貴と・・・・アスモ・・・・だぁけぇ・・・」
サタン「特に兄貴はこういったバックヤードとかには興味ないからな。敵と認識したらぶっ殺せばいい、それだけだしな・・・」
ルーベット「確かに・・・策を張り巡らすタイプではありませんな・・・」
ベルフェゴール「マモンの姉様がこの事態を知った以上、必ず調べ上げて兄様とアスモ姉様に連絡がつくはず・・・・でももし、それまでに万が一倒されてしまったら・・・!」

ルーベット「潰し合って共倒れ、相手の思うつぼですか・・!」
レヴィアタン「マモンの姉様がそう簡単にくたばるわけねぇんだけど・・・」
ベルフェゴール「智さんが何をするか分らない危険人物であることには変わりません。今の事態も彼女にとっては世界を滅ぼすとかいうことさえ、ゲームに過ぎないと言うのですから・・・!」
ルーベット「それで・・・頼みというのは、智を倒すことですか?それなら頼まれるまでもない。あんな輩、これ以上好き勝手させられない」
ベルフェゴール「・・・・それもありますが・・・・・」
サタン「・・・・」

なぜか4人が押し黙る。悲痛ささえ感じるような沈んだ顔つきで。

ルーベット「・・・どうかなされたのか?」
サタン「・・・・実は・・・・・」
ベルフェゴール「・・・こんなこと・・・・本当は・・・出来ない」
レヴィアタン「・・・・でも・・・もううちらは死んじゃった・・・・うちらの声はもう兄様には・・・聞こえない・・・・」
ベルゼブル「死んでから・・・兄貴のところ行った・・・・でも・・・近くにいるのに・・・もう俺たちのこと・・・・見えない」
サタン「目の前にいるのに・・・・もう・・・二度と触れ合えない・・・声をかけても届かない・・・これが・・・現実だって分かってはいるのに・・・・伝えたいことがあるのに・・・・死んでる場合じゃないのに・・・・私たちにはもう出来ないんだ・・・」

ルーベットも話を想像するだけで胸が痛くしめつけられるような気分だった。
「生者」と切り離された「死者」。生の世界に二度と触れることがない存在。

ベルフェゴール「・・・ルーベットさん、慧さんなら、きっと出来る」

ベルフェゴールが決意を決めたように真剣な表情でルーベットの目を見る。

ベルフェゴール「・・・・兄様を・・・・・・兄様を・・・・止めて・・・!お願い、兄様を止めて!!!兄様・・・あたしたちのせいで・・ボロボロになってる・・・このままじゃ・・・兄様が・・・・智さんに利用されたまま死んじゃう!!!!」

ベルフェゴールがルーベットに抱きつき、涙をポロポロ流ししゃくり上げながらとうとう泣き出してしまった。
ルーベットはベルフェゴールを抱きしめるが、いきなりの発言に言葉が出なかった。

ルーベット「それは・・・どういうことです?」


一方。
小高い丘の上、木の下でうなされながら眠りについているルーベットを見て、ルシファーが呆れたように見下ろす。

ルシファー「敵が目の前だっつーのに、よく寝てられるよな・・・」
ふと、首の金色の宝石が光り、喉元に痛みが走る。顔をしかめて、首をおさえる。

ルシファー「ちっと力使いすぎたか・・・無理もねぇか。あのムーンとかいう犬っころ、かなり殴りつけてくれやがったからな。回復に力使ったはいいが・・使いすぎにも程があるってか・・・」
首の宝石がわずかだがひびが入り、かけらが砂のように零れおちていた・・・。


ルーベット「ルシファーの命がもう長くないですとっ!?」
サタン「兄貴の放つ風の力は莫大な力を消費する。その分破壊力もけた外れだ。でも、その度に首に入れている宝石の力を消費しているってことは・・・寿命を削っているようなものなんだ。私たちは何とかやってこれたが、兄貴は・・・もう・・・ボロボロなんだ」
ベルフェゴール「このまま戦ったら・・・宝石が崩壊して確実に死ぬ。骨になって・・・。でも、兄様が戦いを止めるはずがない。止められないのはあたしたちのせいなんです・・・!」

ルーベットは泣きじゃくるベルフェゴールを抱き寄せていた。
それ以上は言葉に出来なかったが、ルーベットにはベルフェゴールたちが言いたいことが理解できた。なぜ、彼が戦い続けるのか、そして今の言葉で確信が出来た。

荒っぽいが心根は真っ直ぐで仲間思いで、義侠心に満ち溢れている彼が、もし、妹分たちが全員殺されて、その亡骸を辱められ、侮辱され、笑われたことを知ったとしたら・・・。
自分だけが生き残ってしまったことを知ってしまったら・・・。
絶望しないわけがない。
自分を責めないわけがない。
でも彼が絶望に打ちひしがれるわけがない。
自分がたとえ傷ついても、死ぬとしても、それでも彼女たちの死を嘲り笑った全ての者に復讐するだろう。
すべてを投げ打ってでも、仲間たちの名誉を笑い傷つけた相手は絶対に許さない。

いや・・・一番許せないのは自分自身かもしれない。

ルーベット「・・・・・そういう・・・ことなのか・・・?」

ベルフェゴール「・・・あたしたちの声、もう、届かない。今、どうしても伝えたいことがあるのに・・・!!」
ルーベット「・・・・ベルフェゴール・・・殿・・・もういい・・・もう分かったから・・・私が・・・あのバカに・・・・必ずや伝える・・・あなた方の思いを・・・!!私がケリをつける・・・!!」

例え愚かしいまでに自分の罪を自分に責め苦を続けようとも。
そんな彼を利用し、己の欲望に利用している輩がいる。
その輩に利用された挙句、戦った果てにボロボロになって朽ち果てるくらいなら・・・。

ルーベット「ルシファーが・・・戦うのは・・・・罪滅ぼし・・・・あなた方を死なせてしまったこと・・・守りきれなかったこと・・・・智に利用されようとも・・・・あなた方の無念を晴らすために・・・・ふがいない自分が許せなくて・・・何と戦って倒せばいいのか・・・分からないまま・・・それでもただひたすら目の前に立ちはだかる敵を・・・倒すことでしか己の存在価値を見出せないから・・・・自分を許す資格など自分が絶対に許せないからなんて・・・・そんなの・・・そんな悲しすぎる憎しみなど・・・・ないだろう・・・!」

いつの間にかルーベットの目にも涙が浮かんでいた。悔しくて悔しくて仕方ない。
自分や世界に対する悲しみと憎しみに囚われて、仲間を思うあまり、まるでこの世をさまよう亡霊のように槍を振り続ける彼の存在がとても悲しかった。

再び目を開ける。
そこは今度は先ほどまでの綺麗な花畑が広がる風景ではなく、今度は荒れ果てた赤い大地と黒い雲に覆われた枯れた大地が広がり、川は赤黒くにごり、腐臭に満ちている。

そして、その川原で立ち尽くしている一人の少年。
周りには6体の骨が転がっており、全身を返り血で汚した少年は、座り込み、骨に向かって大粒の涙をこぼれ落としてしゃくりあげる。

ルーベット「ルシファー・・・」

ルシファー「・・・お前ら・・・ごめん・・・ごめんよ・・・守ってやるって約束したのに・・・俺なんかに命預けてくれたのに・・・・俺なんかと一緒にいてくれたのに・・・守れなくて・・・・俺だけが生き延びちまってよ・・・ごめんよ・・・!!」

自分だって死んでいるじゃないか。
槍は折れているし、全身傷だらけ、血が大量に流れて真っ白になった血の気がうせている肌、泥と返り血にまみれた全身、最後まで戦い抜いて死んでいった姿・・・想像を絶する凄惨な姿だった。
それなのに・・・・。

この少年は仲間を死なせてしまったことを悔やんで、涙を流し、自分を責め続ける。
行き場のない怒りと憎しみ、悲しみが渦巻いている・・・。

ルシファー「・・・・・・もう一度生き返るチャンスが出来たぜ。俺は・・・お前らにもう一度命を与える。そしてそっから先はお前らが決めろ。俺を見限って離れるもよしだ。でもな、もし、俺についてくるなんてバカなこと抜かしやがるようなら・・・今度こそ生き延びるぜ。最後まで、俺がついて守ってやる。今度は絶対お前らを死なせねぇ。たとえ、俺の命を犠牲にしてでもな」

そして蘇った・・・。

ベルフェゴール「見限るなんて出来るわけないじゃないですか・・・!あたしたちの命を助けてくれて・・・笑ったり泣いたり・・・色々と大切なことを教えてくれた・・・あたしにとってはかけがえのない大切な兄様なんだから・・・!!」

サタン「それに、兄貴は間違ってるよ。あたしたちは・・・一度だって兄貴を恨んだり憎んだりなんてしてない。死ぬ時だって、ずっと兄貴が生きてさえいてくれればそれでいいって思ってた。そう思いながら首をはねられた・・・!」

レヴィアタン「兄様・・・もう自分を責めないで・・・・!!」

ベルゼブル「兄貴・・・・!!」


ルーベット「・・・・ルシファー・・・・・!!」


はっと目をさめたとき、すでに槍を構えて身構えている。
不思議といつの間にか槍を構えている自分の姿に驚きもしない。
そこにいる敵を前にしても、今、亡き敵たちに誓った思いが自分を動かしている。

ルシファー「・・・いきなり起き上がったと思えば戦闘かぁ?上等じゃねぇか」

いつものように傲岸な笑みを浮かべている余裕な少年。
しかし、彼が戦う本当の理由を知ってしまった以上、もはやその余裕な笑みさえも痛々しいだけだ。

ルーベット「・・・ルシファー・・・・」
ルシファー「・・・あん?何があったか知らないが、ずいぶんとマジなツラしてやがるな。そういう目をしたヤツに限って油断してると痛い目に遭うって何度も経験してっからなぁ、やるときは徹底的に潰すことにしてるぜ・・・覚悟出来てンだろうな?」

ルシファーの顔から笑みが消え、槍を身構えると修羅のごとく表情を引き締める。全身から放つ殺気がまるで肌に突き刺すように感じ、冷たく痛い感覚が全身を支配し、恐怖がわきあがる。しかし、ここで、引くことなどもはや出来ない。

ルーベット「・・・貴方は・・・・私が・・・・倒す!!!!」

ルーベットが思いを胸の奥から叫ぶ。
自分にもかけがえのない仲間がいるから。
歩んで生きたい「時間」があるから。
彼らのために一緒に歩いていきたい自分の誇りを最後まで貫きたいから。

同じように誇り高く生き、慕い慕われる仲間がいて、かけがえのない思い出を与え続けた彼が亡霊のように現世に留まり繋がれて死んでいく姿など・・・想像もしたくない。

ルーベット「・・・変身!!」
ルシファー「・・・やってみな・・・後悔すんじゃねぇぞっ!!!」

ランスフォームが槍を構えて一気に走り出すと同時に、ルシファーが飛び上がり、槍を回転させて刃を一気に振り下ろし、刃と刃が派手にぶつかり合って火花と轟音を散らし、生じた衝撃波が木々をなぎ倒し、地面を震わせる!!

Lバルキリー「うおおおおおおおおおっ!!」
ルシファー「オラアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

槍と槍が激しくぶつかり合い、凄まじい風が吹き荒れる。
地面をえぐり、木々を吹き飛ばし、空気を切る音がまるで怪物のうめき声のように聞こえる。その中を二人の戦士が鬼のような形相で、譲れない信念をかけて戦っている。

赤い光と化したランスフォームの槍とルシファーの金色の光と化した槍が飛び交い、轟音と火花を散らせて、吹きすさぶ風の中ただひたすらぶつかり合う。

Lバルキリー「うおおおおおおおおおっ!!」
ルシファー「へっ、少しはやるじゃねぇか。でもな、俺は負けねぇっ!!負けるわけにはいかねぇ!!イマジンごときに負けてたら首領なんて名乗っちゃいられねぇんでなっ!!」
Lバルキリー「・・・強がりなど・・・聞きたくないっ!!!戦うなら腕で・・・戦いで語れ・・・!!」
ルシファー「・・・はっ、言うじゃねぇか!!」

聞きたくない。
悲しすぎるから。
自信に満ちた威勢のよさも、傲岸な笑みも、すべてが悲しくて仕方がない。
どんなに傷ついても生きるために選んだ道が例え間違っているとしても・・・。
もう今の彼を止める方法はひとつしかない。

ベルフェゴール「兄様を止めて・・・・!」
泣いていた。
ベルフェゴールが自分の胸元を濡らした涙が暖かくにじみ、それが胸を締め付ける。

レヴィアタン「あたしたち、もうたくさん生きた・・・いっぱい色々なもの兄様からもらったから・・・!」
ベルゼブル「もう自分を・・・責めないで・・・!」

サタン「・・・兄貴が戦でしか生きられないのなら・・・・戦場でケリつけるしかない・・・もう・・兄貴は・・・そういった死に方でしか・・・死ねないよ・・・それでも・・・もうこれ以上苦しんでほしくないよっ・・・!!」


Lバルキリー「ルシファアアアアアアアッ!!!!」

ルシファー「!?こいつ、槍がさらに加速しやがるっ!?」

さらに加速する槍の早さに槍で防ぐが、すぐさま猛烈な突きのラッシュが繰り出され、まるで雨のように降り注ぐ。
ルシファーの足が徐々に押され、防戦に徹する状態になる。

ルシファー(俺が押されてる・・だと!?こいつ、いったい何でこんなに強くなりやがった・・・?でもなぁ、俺は負けねぇ。・・・そうだ)

過去に自分が誓った願い。
例え、自分がどんなに傷つこうとも。

ルシファー(俺はもう二度と負けない。あいつらを・・・死なせねぇ。・・・生き延びてやる、最後まで!!!)

ルシファーが紅蓮に光り輝く槍を瞬時に見切り、それをつかんだ!!
豪腕で握り締められた槍はもはや動くことさえままならない。
ランスフォームの槍を掴んだまま一気に懐に飛び込み、拳を振り上げる!!

Lバルキリー「何っ!?」
ルシファー「俺は負けねぇええええええええええっ!!」

バキィィィイイイイイイッ!!!!

顔面に拳を叩き込み、全身が空中に舞い上がる。
ランスフォームがあまりの衝撃に意識を手放しかける。
その時だった。

下でルシファーが槍を振り上げ、黄金色の風が渦を巻きだし、それが突き出した右手に集結し、激しい暴風が暴れ狂う。

首の金色の宝石にひびが入る。
それと同時に激痛が走り、歯を食いしばってこらえる。唇を噛み、血がにじみ出る。

ルシファー「俺は・・・もう二度と・・・・負けたくねぇえええええんだよっ!!喰らいやがれ・・・!!」

やがて金色の風が渦を巻きながら巨大な弾丸と化してルーベットに襲い掛かる!!

ルシファー「ゲイルキャノン!!!!!」

集結する暴風を一気に解き放つと金色の風がルーベットを取り囲み、やがて全身を切り刻み、あらゆる方向から凄まじい重量の打撃が繰り出される!!

ルーベット「あああああああああああああっ!!!」

やがて仮面とアーマーが砂のように崩壊し、空中高く吹き飛ばされ、浮き上がるような感覚を感じたが最後、空気中のあらゆる空気が膨れ上がり、大爆発を起こす!!!これがルシファー最強の必殺技「ゲイルキャノン」である!!

ルーベット「ああ・・・ああ・・・・・あああ・・・!」

ルーベットの体がものすごい速さで落下し、木々をなぎ倒し、崖を転がり落ち、姿が見えなくなった・・・。

ルシファーが槍を杖にして起き上がり、荒く呼吸をしながら見下ろす。

ルシファー「はぁ・・・はぁ・・・まさか・・・これ出さなきゃ・・・ならねぇとはな・・・くそっ・・・もう・・・・何発も打てねぇよな・・・・ちっ・・・・」

ルシファーの首の宝石の一部が欠けて地面で砂になって消えていく。
そのとき、左腕の一部が骨となっていた。もう回復もままならない。舌打ちして、槍を持って再び歩き出した。

ルシファー「・・・チクショウ・・・・少し回復に専念しねぇと・・・やべぇな・・・・」


一方・・・。
川原では・・・。

過去のルシファーに追い詰められ、ルークフォームとファントムフォームが対峙していた。
やはり過去のルシファーもかなりの強さだったらしく、二人も武器を片手に息を荒くしながら応戦していた。

Rワイバーン「こいつ・・・どれだけバカ力だよっ!!ルークを殴り飛ばすなんて!!」
Pバルキリー「こりゃまずいわ・・・ここまでバカ力なんて・・パワーファイトは苦手よ」
ルシファー「トカゲにカメ、冬眠しすぎて寝ぼけているとはいえ、喧嘩売る相手間違えたみてぇだよなぁ?もういいぜ、永遠の眠りにつきな・・・!」

槍を身構えて一気に突進してきたルシファー・・・。
もはやこれまでかと思ったその時!!!


時空の光が開き、同時に青い電車が飛び出し、巨大な竜の姿となって口から高圧電流を吐き出し、ルシファーを攻撃しだす!!
そして向かいから飛び込んできた銀色の電車が変形した巨大なトラが口から凄まじい風を吐き出し、あらゆるものを切り裂く衝撃波を発射する!!

ルシファー「ちっ!!あんだよこれはっ!?いったん引くしかねぇな・・!」

ルシファーがフレスベルグレジェンドルガの姿に戻り、翼を広げ、金色の風とともに消えた。
車両から晶とビショップ、琥珀が飛び出し、ルークたちに駆け寄る。

晶「ルーク!!」
琥珀「アメジスト!!」

ルーク「キング・・・・マジ・・・・助かった・・・」
ルークが前のめりに倒れこみ、晶とビショップが抱きしめる。
傷だらけになり、倒れこんだルークの身体を力強く抱きしめ、晶がささやく。

晶「・・・遅くなってごめん・・・!!」
ルーク「・・・来てくれてうれしい・・・信じてたよ・・・・キング」
ビショップ「ルーク・・・無事でよかった・・・うう・・・」

サファイア「アメジスト!!無事なのかい!?怪我をしているようではないか、痛かったろう?苦しかったろう?さあ、でももう大丈夫、お姉さまの胸で泣くがよいぞ!!」
琥珀「お前はあっち行ってろ!!(チョップでぶっ飛ばした)アメジスト大丈夫かっ!?」

琥珀が変態を退け、駆け寄ってくる。
アメジスト(琥珀・・・・来てくれたのね・・・?チャンス・・・!!)

アメジストの目がきゅぴーんと怪しい光を放つ。
今、自分はズタボロの傷だらけ。そんな自分を心配して駆け寄ってくる琥珀。
そう、獲物がやってきたのだ。
獲物を前に躊躇するな。本能の赴くままに食らい尽くせっ!!!
今なら抱きしめて、胸に顔を押し付け、あんなことやこんなことし放題!!
バラ色ドリームの始まりさ!!!

アメジスト「琥珀ぅ・・・」(欲望丸出しの笑み)
琥珀「おい、大丈夫か、アメジスト・・・・!?」(そうとは知らない本気こいて心配している親友)

その直後。
自分と琥珀の間を一体の影が飛び込んだ!!

ドッカアアアアアアアアアアアン!!!!

轟音と土煙、それとともに落ちてきたそれは・・・。

ルーベット「・・・ふにゅ・・・」

むにゅっ。

何かやわらかい感触が唇に当たっている。

ルーベット「・・・むぅ?」

なぜか息遣いが聞こえる、暖かい吐息、そして、手にはなぜか柔らかく盛り上がっている感触が・・・?

ルーベット「むちゅ・・・・ふにゅ・・・・うむ?」
琥珀「・・・・・・!!?」

そうそれは・・・。

まぎれもなく琥珀の唇に・・・自分の唇が・・・・。

ビショップ「あらあら」
ルーク「うっひゃあああああああああああ!!」
晶「・・・あーあ・・・」

これはそう・・・・。
事故とはいえども・・・「ルーベットがキスして琥珀の胸を押さえながら押し倒している」という・・・・なんともいえない光景であった・・・。

ルーベット「・・・・琥珀殿・・・?」
琥珀「・・・・何だ?」
ルーベット「・・・・レモンのような味はしませんですなぁ、キスというのは」
琥珀「・・・・だろうな。というか・・・何してくれてるんだ?」
ルーベット「・・・うむ?ふむ、あれ、どういうことでしょうか。これは」
琥珀「どうでもいいけど・・・早く降りてくれ。この体制・・・かなり恥ずかしいぞ」
ルーベット「・・・ぬわにいいいいいいいいいいいっ!!!?こ、琥珀殿ォオオオオオオオオッ、何てことを、何てことをぉおおおおおおおおおおお!!ああっ、琥珀殿はそういう趣味はないと信じていたのにぃいいいいいいいい!!ケダモノ!!クモ!!ああっ、サファイアのバカがついに琥珀殿に感染してしまったのかああああああ〜っ!!」
琥珀「その台詞はそっくりそのまま返すわいっ!!い、いきなり、何てこと、その、キスなんて、したこと、まだ、ねぇんだからなっ!?何やってるんだよ、お前はあああああ!!」
ルーベット「む、むぅ、ルシファーに吹っ飛ばされたことしか覚えてませんぞっ!!」
琥珀「吹っ飛ばされていきなり落ちてきたところにあたしがいて、あたしの上に落ちてきてチューしたってのかよっ!?どれだけ不運だ、あたしゃっ!?」
ルーベット「で、でもしかし、琥珀殿でしたら・・・その悪い気はしませんぞ。これがサファイアだったらトラウマものでしょうし・・・悪夢にうなされるでしょうし・・・」
琥珀「頼む、顔を赤らめてそっぽ向いて恥ずかしそうにいわないで。あたしはそっちの趣味はないからな、マジでないからな」

その時だった。

ヒュウウウウウウウンっ!!!

ドッガアアアアアアアアアアン!!!(ハルバードが振り下ろされ、地面に突き刺さる音)

琥珀・ルーベット「「どわああああああああああっ!?」」

二人がのけぞる。そしてその視線の先にある人物を見て、晶やルーク、ビショップも凍りついた。当然ルーベットと琥珀など一気に全身が震え上がるような寒気に襲われる。

そこには・・・。
ハルバートを琥珀の首に向かって突き出しているアメジストの姿があった・・・。

しかし・・・その表情はあまりにもゆがんだ笑みを浮かべ、目には光が消え、真っ黒な瞳が琥珀を見つめており、その狂気が宿った視線に琥珀は命の危機を感じ取った。

琥珀「・・・ああああああ、アメジスト、何で!?どうして、あたしにこんなヤバすぎるもん振り回すのか、説明求める」

アメジスト「・・・もう、がまんしない。あたしね、こはくのことが大好きなの。こはくとの大切な思い出がたくさんあるの。だから、もっともっと刻み込みましょう。たくさんあるの。いっぱいあるの。いくらでもあるの。あなたとの思い出は、みんな刻み込みましょう・・・こはくのからだにこころにいっぱいいっぱいいっぱあああああいっ!!」

晶「・・・ルーベットに先越されてプッツンしちゃったね・・・」

琥珀「待て、それはあたしを惨殺したいという殺人予告にしか聞こえないんだが」

アメジスト「刻み込んでも刻み込んでも、まだ足りない」
琥珀「これ以上傷ついたらあたしゃ死ぬわ。つか、1回こっきりで死ぬから」
アメジスト「刻み込んでも刻み込んでも、満たされない」
琥珀「こっちは満たされるどころか、減っていくけどな。明らかにヒットポイントが」
アメジスト「浮気者の悪い蜘蛛女さんは・・・おしおきだぁあああ!!あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」

琥珀「待てやああああああああああっ!?浮気以前に誰と誰が付き合っているんだ!?どわっ、頼むっ!!ハルバートを振り回すなああああああああああっ!!あたったら死ぬからっ!!」

アメジスト「こんなに刻み込んでしまったから、こはくはもう一言も口をきけないでしょう。でも大丈夫、あたしが愛の言葉を囁いてあげる」

琥珀「ささやいて生き返る呪文なら望ましいけどなっ!!」

アメジスト「こんなに刻み込んでしまったから、こはくはもう耳も聞こえないでしょう。でも大丈夫、あたしがこはくを最後まで聞いてあげる」

琥珀「それは遺言を聞いて止めを刺すということか!?」

アメジスト「さぁてと、おしおき開始だああああああああああああっ!!」
琥珀「ぎゃあああああああああああああああああっ!!!!」

結局ハルバートを振り回すアメジストから逃げ回ること30分後、フルボッコにされ、頭から血を噴出し動かなくなった琥珀を縄で引きずって電車に乗り込む恍惚とした表情のアメジストがいたという。

ビショップ「・・・・琥珀さん、回復したばかりなのに、もう大怪我・・・」
ルーベット「・・・・・・・・・・・ばたっ(気絶)」
晶「・・・慧・・・・・ご愁傷様・・・・です」

結局。
琥珀は出血多量でルーベットと共に集中治療室行きになったという。

続く
2010年01月24日(日) 10時01分10秒 公開
■この作品の著作権は鴎さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
さて・・・。
今回のお話で、ついに明らかになりました、セブンズヘブンのルシファーが戦う理由。仲間のために自分の命さえ削って助けて、彼が行き着く先は果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか?そして、死んでいった者たちの思いを受け止めて改めて戦うことを決意したルーベットですが・・やはりルシファーは相当強い。そんな彼にも迫るタイムリミット・・・。次回も気合を入れて書きます!!

>アメジスト
>今回、アメジストはルークとルーベットという熱血系をクールにいさめて抑えるという役でしたが・・・最終的には暴走しついにヤンデレの本性発動、琥珀はもはや修羅場に足を踏み込んでしまったようです。

>(ところで、脱出ルートを作るために穴を掘っていたルークは無事に人質を助けられたのですか?)
無事助けました。ルークはチェックメイト・フォーの中でも物事を冷静に分析し目的を見失わないように勤めるしっかり者ですので、救出作戦はうまくいきました。

>次回辺りで『セブンへブン』のメンバーがどうして戦うのかという理由と、ルーベットが「何のために戦う」のかということを再認識するといった重要な話になるらしいけど、いったいどうなるのですか?

今回のことで明らかになった理由。
まずはセブンズヘブンのルシファー。
彼が戦う理由は今回のお話であったように、仲間を助けられなかった自分の贖罪と再び蘇る機会があって蘇った6人を最後まで生き延びさせようとするため。そして、ルーベットは自分と似ている状況にある彼が本当の意味で助けるには戦いで倒すしかないということを理解し、心の奥では尊敬に値する武人であるルシファーのことを救いたい一心で戦いを挑み、本当に誰かを助けるということは自己満足のみならず痛みや悲しみも伴う辛いものであることを理解し、その上で戦うことを決意するといった話でした。

次回もよろしくお願いいたします!!

この作品の感想をお寄せください。
IeGKp0 Thanks a lot for the blog article.Much thanks again. -20 Cheap Seo Services ■2012-08-06 21:54:18 91.201.64.7
前回の最後で死んだはずの方々が出てきた時
Q.どうして死人がまた出てきたのか考えなさい
1.宝石がどうにかこうにかしてああなった
2.心が生んだ奇跡っぽい何か
3.全てプラズマで説明できる(キリッ
4.天狗じゃ!天狗の仕業じゃ!
何て問題が浮かんできましたが、答えは1だったのですね!
いや、言ってみただけですけど。

随分間が開きました@PFです。
うん、追いつけん(泣)
更新速度が早いのは悪い事ではないので、気にしないでおkです。
俺に構わず早く行けー!
では↓

流石琥珀さんのまとめスキルはA+と言った所ですね。
元々敵だったのに、今じゃ彼女がいないと纏まらない事沼のごとし、と言った風体ですw
その代償として、琥珀さんの神経と胃はボドボドに…。
ヤンデレと百合とバカしかいないもんなぁ…。
同性愛は相手の同意を得てしないと只の嫌がらせですよw
だれかコイツらに”良識”という物を拳で叩き込んでやっテ!
琥珀さん、死ぬな。
サファイアさんはもう普段は檻の中にでも閉じ込めておくしか無いんじゃないかな。
劇場版電王で牙王一味が使ってたバリアみたいなの。
ほら、オーナーのハタで壊れた奴。
あ、琥珀さんがルシファー並に強くなれば全部解決じゃね?w
色んな意味で襲われても殴り飛ばせるし!
無理?現実を見ろ?サーセンwww

ルシファーは妄執に取り憑かれてしまっていますか…。
所謂「悪い奴」ではないですが、自分と仲間の命以外は命と思っていない、善人か悪人かで言えば恐らく悪人に分類されると@PFは感じているルシファーですが、これは余りに悲しい。
大切な物が自分より先に消えてしまうのはこの上なく辛い事でしょうね。
彼等がやってきた事を考えれば、因果応報…とも言えなく無いのですが…。

むぅ、これ感想か?

あ、今ココで書いて良い事なのか判りませんが、此方のお話…特に番外篇の茶夜関連でその内セブンズヘブンをお借りする事の可否を問わせて戴くかも知れません。
世界観設定に所々整合不能なズレがある為、並行世界の同一人物的扱いに成るとは思いますが…。
クウガとアギトの世界の八代さんみたいな感じで。
いつになるかは判りませんが(一年以上先かも知れない)心に留めておいてくださると有り難いです。
生意気で済みません。

ではーノシ
50 @PF ■2010-02-07 03:19:32 i60-46-202-47.s11.a021.ap.plala.or.jp
どうも『鴎』さん、こんにちは。『烈』です。今回新たに更新されていた【仮面ライダーバルキリーたん 第41話 「Scorching soul」 】の感想を投稿させていただきます。

……今回の話で明らかになった“ルシファー”の戦う“真”の理由と彼の現在までにおける身体の状態…。ある意味彼のような荒っぽいが心根は真っ直ぐで仲間思いで、義侠心に満ち溢れている性格の持ち主が、大切な妹分達を護れず助けられなかったことが、どれほどに己の“心”を傷つけ絶望に沈んでしまったのかはかなりものであったのでしょうね……。そんな今の彼の望みが再び蘇った結果、同じように蘇った6人を最後まで生き延びさせようするためというのですから、ある意味彼らしい望みといえば、望みであるとしみじみ思いました……。そんな彼の覚悟と信念、そして彼の“命”のタイムリミット……出来れば彼には武人としてくいのないような“終わり”が訪れてくれることを願いたいものです……。

そして、冒頭から語られているルーベットの方ですけど、一応錯乱状態はそういう理屈でか彼女自身の“精神世界”にいた『セブンへブン』の4人のうち三人によって、“ボコボコに殴られ蹴られ毒を浴びせられ剣でドツかれ、最後には“サタン”の鉄拳でようやく落ち着きを取り戻した…”という凄まじいやり取りによって満身創痍状態になりながらも落ち着きを取り戻したルーベット。そして、落ち着きを取り戻した彼女にどうして自分達が彼女の意識体に話しかけているのかの理由を話す『セブンへブン』の4人。……ところで、いくら“ルシファー”の首に埋め込まれている“金の宝石”に頭が触れたからといって、そこに集っていた彼女達の“魂”がどうしてルーベットに話しかけることが出来たのかがマジで気になります…。それはそうと、彼女達4人がルーベットに語ったのは智こと“スフィンクスレジェンドルガ”の真の目的と自分達の頼み…。そこで語られたことにルーベットは智に対する怒りを感じるとともに、彼女達のどうしようにもない兄貴分である“ルシファー”に対する思いと本当の思いを伝えることが死んでしまった自分達には出来ないという悔しさと辛さを知り、“ルシファー”が彼女達を死なせてしまったことに対してどれ程に自分を恨み戦い続けたのかという悲しき憎しみを抱いていることに対して、武人として彼を救うために戦うという決意を持つこととなった!…その結果、目が覚めると同時に自らの近くにいた“ルシファー”に“変身”すると同時に戦いを挑み、何とか互角に戦っていたが、彼が己に誓った“信念”という名の“覚悟”に押され、その上彼の最強必殺技である「ゲイルキャノン」によって仮面とアーマーを砂のごとく崩されながら吹き飛ばされてしまう…。だが、後書きにも書かれている通り、ルーベットは“本当に誰かを助けるということは自己満足のみならず痛みや悲しみも伴う辛いものであることを理解し、その上で戦うことを決意する”ということが確かに彼女の中で“形”となったでしょう……。

そんでもって、ルークの方は何とか人質達の方を逃がし終え、その後のことを考え今いる“時代”に自分達同様に漂着しているだろう『キバライナー・ゲンブ』を見つけ確保、他の時間軸にいるだろう仲間達の“ライナー”に無線通信をし援軍を呼ぼうとする。その結果、時空間を移動中だった『キバライナー・セイリュウ&ビャッコ』と通信でき、そこで琥珀と安否を心配していたキングこと晶と声を交わすこととなった。色々と話し合いを終えた後、現状を説明し、彼女達が来るまでアメジストを手助けに行くことになり通信をきり向かうべき場所に向かうルーク。……いいシーンだったのに、何でここいらでサファイアの“百合台詞”で一気にギャグ方向の話になるんですかね!?…本当に琥珀さん、お疲れです…;しかし、馬鹿らしい状況の中、そんな彼女たちの様子を見ながら突拍子もない行動や暴走の中でまぎれこんでいたあの連中の動きを制御し、統制が整え、指揮を執るリーダーシップと頭の回転の早さで纏め上げてきたのが晶と琥珀、ルークといった常識人なのであり、部隊をまとめ上げる人材に必要なスキルを改めて彼女達から学ぶことになった“マモン”ことラピスさん…。彼女の場合は今後、どのような風に晶達との触れ合いの中で学んでいくのでしょうか?その辺りのことも気になってきます。

そんで持って最後辺りのことですが、何気に今回も一番の被害者って琥珀さんですね…;“ルシファー”の最強必殺技によって吹き飛ばされてきたルーベットとキスをしてしまった挙句の果てに、それに怒ったヤンデレモード全開のアメジストによって凄まじい八つ当たり的なリンチを受けてしまうのですから、本当にとことんこの作品で一番の不幸人であり苦労人であることを認めるしかありません……;…琥珀さん、マジでファイト!!絶対に近いうちにいいことがあるさ!!

…それと少し気になったのですが、晶君の台詞で“「・・・慧・・・・・ご愁傷様・・・・です」”とあったのですが、これって正確には“「・・・琥珀さん・・・・・ご愁傷様・・・・です」”というのが正確なものではないのですか?

そんな感じで今回の感想は以上としておこうと思うのですが、今回の話では智の外道によって洗脳された愛さんのパートナーであった『初代バルキリーイマジンズ』の誰かは登場しませんでしたけど、いったいどうしてですか?それと前々回の話で洗脳が解けて助かったレークはどうしていたのですか?そのあたりの疑問について説明をお願いしますm(_ _)m

では、仕事なども大変でしょうけど、今後もどうか頑張って下さい。応援していますので。以上です。
30 ■2010-01-24 20:03:19 i121-118-213-228.s10.a044.ap.plala.or.jp
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