仮面ライダーヘブン 第30話 |
第30話 ヘブン「うおおおおおおおおおおおお!」 ライノセラスアンデッド「はああああああああああ!」 ヘブンの銃剣がライノセラスアンデッドのドリルと激しく何度もぶつかり合い火花を散らせて、樹海に響き渡る。もうどれほどの長い時間がたったのであろうか?激戦はもうお互いが疲労もダメージもピークに達している。 ヘブン「はっ、やるじゃねえか!!前のむき出しの闘争心、なくなったかと思ってたぜ!」 ライノセラスアンデッド「ふふっ、ちょっと忘れてただけさ。でも、思い出しちまった以上、もう、手加減はできないよ!!」 ヘブン「そのくらいで、ちょうどいいぜっ!!俺たちはマジでやりあうくらいでちょうどいい!!出し惜しみするなよ!!」 ヘブンを屈強な腕で吹き飛ばし、腕に装着しているドリルを高速回転させると、足についているモーターが急速回転しだし、地面を激しくえぐる!!そして、狙いを定めるとものすごい速さで走りだした!! ライノセラスアンデッド「トルネードオオオオオオオッ、ファングゥウウウウウウ!!」 ヘブン「ライダァアアアアアアアアアアッ!!!キィ――――――――――ック!!!」 渾身の蹴りとドリルが激しくぶつかり合い、光がほとばしり、強風が吹き荒れたかと思うと、両方共に吹き飛び、同時に変身が解かれる! 昴「かはっ!!はあはあ・・・・」 暁「うわああっ!!はああ・・・・」 フレア「おいおいおいおい、ここまでやるかよ、マジで」 アリス「いいなあ、楽しそうだなあ。アタシも、いつかこうしてあいつとマジで戦える日が来るといいなあ・・・」 フレア「そうか、お前が勝てば、あの坊主をお前の奴隷ってことに出来るんだったよな」 アリス「・・・うーん、なんていうか、呪いかけたのはアタシなんだけどさ、もう、どうでもいいや。呪いなんかに縛られるんじゃなくって、あいつと本気で戦ってみたいんだ」 そう、アリスが夢見る乙女のような瞳を輝かせて、笑顔でいう。 その先にある暁を、うっとりと眺めている。子供のように目の前にあるお気に入りの玩具を前にして早く遊びたいという気持ちを抑えきれないようにいう。 アリス「・・・・最近、どんどん暁のことが好きになっていく。あいつが強くなっていくのを感じるせいかな。でも、アタシはあいつよりももっと強くなりたい。あいつと命をかけて、何も考えずに、ただひたすら殴り合っているあの戦いの刹那のみが、アタシを駆り立てる。もっと・・・もっと・・・強くなりたい。限界まで・・・・挑んでみたい」 さて、前回の修行でかつての闘志を取り戻したかのように思える昴こと仮面ライダーメルク。しかし同じころ、星見市では、殺人クラブのレッドアイとホワイトレディが、ルシファーズハンマーのメンバー、そして、仲間たちを探し求めて無事この時間にたどりついた仮面ライダー電王たんこと、野上良とジークに襲いかかろうとしていたのだった・・! モモタロス「良ぉおおおおおおおお!!!ありがとよっ、助けに来てくれて!!」 モモタロスが良に抱きついておいおいと泣き叫ぶ。相当嬉しかったらしい。 良「皆無事で本当によかったよ」 ウラタロス「でも、よくここまで無事着けたよね?」 良「クロノポリスの人たちが、デンライナーに連絡してくれたの。ナビゲーションシステムもつけてくれてさ、電車が自動操縦に切り替わってここまで来れたの」 キンタロス「時の運行から外れてしもた人たちを、元いた時間まで無事送り届けてくれるっちゅうシステムやな。ほんま、感謝するで」 良「そしたらこっちの世界のイマジンやヤミー、ドーパントとかと何かと絡まれちゃって、そしたらあのエリザベートさんって言う人が助けてくれたの」 モモタロス「・・・・あの吸血鬼女、いいヤツなのか悪いヤツなのか分らねえな・・・」 ウラタロス「まあ考えても仕方ないよ。根は善人かもしれないけど、お互い譲れないものかけて戦っているわけだし」 凛「良かったな。こいつらが元いた時間も測定できたから送り返すこともできるし」 穏「・・・・・なのに、どうしてそこの鳥さんは不貞腐れてるの」 ジーク「・・・・何故かしら?ワタクシが助けにわざわざ来て差し上げたというのに、ワタクシを崇めたてまつる賛美の言葉が聞こえないのですが・・・・?」 セレス「・・・・蚊帳の外にされてたみたいね」 凛「不憫なやっちゃな」 椅子に偉そうにふんぞり返って座って、不機嫌そうに髪をいじっているジークを見て、3人がため息をついた・・・。 イーズ「・・・・・ヘブンボイスターに異変?エメラルドさん、どういうことですか?」 エメラルド「ヘブンボイスターが、これまでまるで何も反応なかったのに、突然光りだしてさ、変な音は鳴るし、文字が出るんだよ」 確かにみると、電子音とともに文字が浮かび上がっている。 これまで、何も反応がなかったのに、であった。何かの予兆であろうか? エメラルド「とりあえず、しばらくは様子見てみるよ。ラボに保管しておく」 イーズ「ええ、分かりました」 その時だった。 ビィー・・!!ビィー・・!!ビィー・・!! 部屋の中に、いや建物全体に赤いランプが光りだし緊急警告のサイレンが鳴りだした! クシナダ「緊急警告!!緊急警告!!星見駅前広場にて、正体不明の巨大な怪物が大暴れしている!!ルシファーズハンマー、出動要請!!」 そして巨大モニターに映し出される光景を見て、イーズとエメラルドが、いやその場にいた全員が凍りついた。 まず現れたのは、白い牙・・・を思わせる錐。 全身を震わせる重低音とともに駅前広場に現れた、四角い箱のような巨大なシルエット。異常なバランスをかけた巨大な手足、墨かかった茶色の巨大な四肢をもつ獅子を思わせる獣が咆哮を上げて、巨大な角を二本突き出し、両肩についた4門の大砲を構えている巨大な悪魔が空間をも震わせる雄たけびを上げていた・・・・!! タイガープレデター「グリーン、貴方の骸、大いに利用させていただきますよ」 そう、倒されたカンガループレデターの残骸に白金がメダルを大量に入れて、蘇らせて巨大化したカンガループレデターのなれの果て、自我もなく破壊の衝動のままにありとあらゆるものを破壊しつくす化け物と化したのが、この巨大な怪物「ファランクス」なのだ。 モモタロス「ありえねえ――――――――っ!!!!!」 良「・・な・・・・何ですか・・・・あれは・・・?」 穏「・・・・・大怪獣戦争、パート2」 凛「ヤバすぎる!暁たち呼び戻さないと!!」 セレス「でも、あの子たちがいる場所って、樹海よね・・・?」 良「樹海!?何だってそんなところにいるんですかあっ!?」 穏「・・・・ちょっとふらっとその辺りの樹海まで、メイド服着て修行に」 良「何をやってるんですか、その人はぁあああああああああああ!?大丈夫なんですか!?」 凛「ああ。大丈夫だ。暁は四六時中学園内では無理矢理女装させられて、学校後はアルバイトでメイド服着せられていて女装なんてもう慣れっこだし」 穏「・・・・・樹海とか、自殺の名所とか、しょっちゅうストレス爆発させては泣き叫んで自殺しようとして走りまくっているから地理にも慣れてる。樹海なんて地図がなくても土地勘だけで帰ってこれる」 良「その人が違う意味で、これからが心配ですよぉおおお・・・・・!」 良が絶叫する。そりゃそうだろう。ここのやりとりなんて、傍からすりゃ非常識極まりないカオスな空気がギンギンと漂っているお笑いコントや新興宗教だってここまではひどくない。ここに来たら最期、これまで抱いていた常識や概念なんぞ木っ端微塵に打ち砕かれ、理性が崩壊し、気がつけばバカ騒ぎの中心にまきこまれているという、バカ地獄そのものなのだから。暁はその中でも必死であがきつづけているせいか、そのバカ騒ぎの被害を一身に請け負う悲惨な目に遭っているのだ。そろそろ諦めたらどうだろうか。(ざけんな) 良「皆、行くよ。この町の人たち助けないと!」 モモタロス「よっしゃあ!!久しぶりに暴れるぜ!!」 ウラタロス「さてと、それじゃあれやりますか」 キンタロス「よっしゃ!」 リュウタロス「超!てんこもり!!」 ジーク「・・・・さあ、存分に働くがよい、行け、お供たちよ!」 凛「お前も行けよ(ケリ入れる)」 穏「・・・・出動開始」 セレス「ええ!」 そして、デンライナー・ゴウカ、グリムライナー、バーンライナーが飛び出した!! 一方・・! 暁「出やがったな、このヤロウ・・・!!」 アリス「でっけえなあ・・・。腕が鳴るぜ!!」 メダルアニマルから投影された画面を見て、暁たちが戦慄する。 駅前広場を破壊しながら重い足音をたてて破壊の限りをつくす悪魔に言葉を失っている。 暁「俺たちも行くぞ!!あっちの方向にまっすぐ行けば駅に直行だ!」 昴「樹海なのに、方角分かるの!?」 暁「ああ、ここなら子供のころから走りまわってるから土地勘もある!!」 フレア「いやあんた、自殺の名所になんで土地勘あるのさ!?」 暁「・・・・・・・色々辛いことがあったんだよ。小学生だって色々と悩んだり思いつめたりすることもあるんだ」 聞かなきゃよかった。どれだけ追いつめられていたんだ、小学校時代。 暁「・・・・・ここで教わったなあ・・・・・一度限りの人生、そうそう簡単に投げ捨てるものじゃない。苦しい時こそ耐え忍んで頑張るのが、生きるってことなんだよなあ・・・」 何故か遠い目をして語りだしてるし。相当過去に色々なことがあったらしい。 フレア「それじゃあ、メガネ姉ちゃんはアタシが飛んで連れて行くから、アリス、お前は暁と一緒に樹海出て来い!この姉ちゃんだけで定員オーバーだからよ!」 アリス「おう!!」 そういって、赤い翼を広げてファルコンプレデターの姿に変わると、昴を腕で抱えて大空に舞い上がった・・・!! 昴「へっ・・?ぎゃ、きゃあああああああああああああ!!!!」 ファルコンプレデター「うわああああああっ!!お、驚かすんじゃねえよ!!いきなり叫ぶなよ、ビックリするだろ!!!!」 昴「うわああああああああ!ボク、ボク、高いところだけはダメなんだぁああああ〜!!!うわああああああああん〜!!!高いよ〜!!!足が地面についてないよっ、ふわふわしてるよぉ〜!!!!怖いよ〜!!!気持ち悪いよ〜!!!!」 ファルコンプレデター「だあああああああああああああ!!うっせええええええええええ!!しっかりつかまってろ!!!二人とも墜落しちまうぞ!!!」 昴「いやあああああああああああああああああ〜!!!!!(大泣き)」 大空で暴れまくる、泣きまくる昴を怒鳴りながらファルコンプレデターの姿を見て、暁は「すまん」と言わんばかりに手を合わせる。 暁「さてと・・・俺らも行くか。お前、どうやって俺をここまで連れてきた?」 アリス「麓のパーキングエリアにバイク下りて、ここまで、頬ずりしたりチュッチュしたりしながらお前担いで走ってきた」 暁「・・・!!?バ、バカ!!そんな恥ずかしいこと言わなくていい!!」 そう、今、まさに近づいている気配・・・アリスも気づいたのか、獰猛な笑みを浮かべて戦闘モードに切り替わる。拳をボキボキ鳴らし、爪を立てて唸り声を上げ出す。俺もステップを踏んで拳を構えていつでも飛び出せるように準備する。にもかかわらず、俺はアリスの言葉についその時の様子を想像してしまい、顔が真っ赤になり手で唇を抑える。 アリス「暁、そんな熱い視線で見るなよ。照れるじゃないか・・・」 暁「バ、バカ言ってんじゃねえよっ!!誰が見つめてるだ!?」 アリス「・・・えへへへ・・・暁に見られてると思うと・・・・嬉しいな」 暁「・・・・・・もういい!(///)」 アリス「来るぜ!!」 そして目の前に一気に押し寄せてきました、大量のプレデターの集団!!!! 丸みを帯びた重厚な鎧に全身を包み、鋭い爪を光らせて凶暴な瞳をこちらに向けて迫りくるアルマジロプレデターたちだ!!!全身を覆っている鎧はかなり硬そうだな・・。 アリス「あれ、アタシのじゃねえか!?くそっ、イングリッドのヤツ、厄介なの寄越しやがって」 暁「厄介?やっぱり、手こずるか?」 アリス「アタシの部下の中でも防御力と持久力がずば抜けている。ちょっと時間かかるぜ」 暁「・・・倒せる前提で、モノ言ってるわけなら、かまいやしねぇさ。しかし、この大群か・・・・」 そういって、クロキバを指にくわえさせ、紋章を浮かばせる。そして、パスを取り出したアリスに顔を向ける。その時の俺は・・・シャクだが、二人ならこの連中をどうにかできると確信していた自信がうかがえたかもしれない。しかし、アリスが自分を見たことに、何のことか分からず、きょとんとこっちを見ている。 はあ・・・・こんなこと言う日が来るとは・・・。 最初に敵としてあった時には思いもしなかったな。 暁「アリス、二人で切り抜けるぞ!!」 そうだ、もういつの間にかこういうとんでもない事態でも、こいつとなら乗り越えられると思えるほどに、こいつの存在が力強く、頼りになるって思えるようになっていたんだ。 アリス「・・・え?暁、アタシと、戦ってくれるの?」 暁「・・・・・・二人で帰らなきゃ、真剣勝負、出来ないだろうが」 アリス「!!!!」 アリスがなぜか驚いたように目を見開き、こっちを見る。何か俺驚くようなこと言ったか? お前がいつも言ってんだろうが。こっちだってなあ、そっちがその気ならいつでも喧嘩上等ってんだ。まあ、お前のアプローチというかいつも胸を押し付けたり、抱きついたり、寝床に忍び込んで添い寝してたりされたら、こっちだって年頃の男なんだ、恥ずかしいってもんがあるんだし。 でも、お前が強さにかけている真っすぐな信念、情熱、そしてとことん努力しているひたむきさ、俺は知っている。いつも欠かさず毎日トレーニングしてるし、どんな窮地に追い込まれても決して諦めないで逆境に向かって立ち向かっていく強さも、辛いことも悲しいことも全て乗り越えて歯をくいしばって戦ってること、俺は知っている。 だから、最近、お前を見ていて思うんだ。 暁(お前が俺をライバルと認めてくれているなら、俺はお前と戦うまで、誰にも負けられない。どんなに相手が強くても、どんなにヤバい状況でも諦めないで最後まで戦う。お前の思いに恥じない俺でいたいから。俺はお前と戦うまで、絶対に誰にも負けたくない) そう思ってきている今日この頃。でも、そこでどうしても気になることを思い浮かんでしまう。それはこれまでにない、考えたことすらないクエスチョンだ。でもそこで俺は聞いてどうするんだとか、聞いてこいつから返ってくる反応とか返事が考えるだけで、尻込みしちまってる。俺がしり込みするなんて、言いたいこと言えないなんて、らしくないのに。 暁(お前は俺のこと、どう思っているんだ・・・?) ひょっとしたら、この悩みと向き合って、俺がどうしたいのかを見つけ出すことが・・・俺にとっての「真剣勝負」なのかもしれない。だからこそ、こいつから逃げるわけにはいかないんだ!!そうさ、悩みからいつまで逃げたって解決しないなら、飛び込んでやる! 暁「改めて言うぜ。お前の挑戦受け取った。でもな、俺にも言わせろ」 アリスを見据えて、視線もそらさず、アリスの涙でうるんでいる金色の瞳を全力で見据えて、俺は言った。 暁「アリス・ビストレオ!!俺はお前に真剣勝負を申し込む!!こいつらとのケリがついたら、1対1での真剣勝負、俺と戦ってくれ!!!お前と全力で勝負したいんだっ!!」 アリス「!!!!・・・あ・・・・・・本当・・・・?アタシと・・・・ぐすっ・・・うう・・・勝負・・・・してくれるの・・・・?」 泣くなよ!!こっちだって恥ずかしいんだから! 暁「・・・約束だ」 アリス「・・・・・うん!ぜったいの、やくそくっ!」 おそらく顔を真っ赤にしてそっぽを向いているであろう俺のことを見て、アリスが・・・とても穏やかで優しい笑顔を涙交じりの目で浮かべる。そして、涙を浮かべた真っ赤な目を乱暴にぬぐい、満面の笑顔で、パスを装填して、アリスが身構える。 暁「それじゃ、まずはこのバカ共片づけちまうか」 アリス「行くよ・・・!」 暁「おう!!」 暁・アリス「「変身!!」」 銀色の風と黒い光が飛び交い、ヘブンとボルダーの姿に変わって身構えると・・・! ヘブン「限界まで・・・・・っ!!」 ボルダー「トバすぜっっ!!!」 一気に飛び出す!!さあ、派手に暴れるぜっ!!!! その時だった・・。 キィィイイイイイイインッ!!!! 保管庫に入っていたヘブンボイスターが突如金色の光を放ちだし、扉をぶち破って空中に浮かびあがっていた!! イーズ「うわあっ!!」 エメラルド「何じゃあああああああ!?」 そして、眩しい光を放ち、ヘブンボイスターが浮かび上がると、光の渦を放ちその中へと飛び込んでいった!!!! イーズ「な、何が起きたんですか!?」 エメラルド「イーズちゃん!!レーダーで探知頼む!!」 イーズ「了解!!」 エメラルド「何が起きてやがるんだ・・・!?」 一方・・・。 両肩から生えた巨大な砲から超火力の焼夷弾を発射し、太い前足を地面にめり込ませ、ファランクスがシルヴァンが乗るグリムライナー、ナパームが乗るバーンライナー、そしてデンライナーを襲撃する!!やがて、乗り上げた前足がグリムライナーを蹴り飛ばし、シルヴァンがコクピットから弾き飛ばされる!! シルヴァン「うわあああああああああああ!!」 シルヴァンが凛の姿になり、口から血液を吐きだし、全身の激痛にもだえ苦しむ。 凛「ぐぅうう・・・はあ・・・・・」 グリム「うううう・・・・何という破壊力でござる・・・・」 グオオオオオオオオオオオオッ・・・・!!! やがて、砲から発射された焼夷弾がデンライナーをとらえ、爆撃すると、線路から弾き飛ばし横転して地面に倒れこむ・・!!仮面ライダー電王たんソードフォームとなった良も、地面に叩きつけられ、剣を杖代わりにしておぼつかない足取りで立ち上がる。 S電王「くそっ、デブのくせにやたら暴れてくれるじゃねえか、このヤロウ!!」 ウラタロス「先輩、僕に代わって!こいつの動きを止めてみる!」 S電王「ヘマすんじゃねえぞ!?」 セレス「亀の坊や、私も手伝うわ」 ウラタロス「心強いことで、マドモアゼル。変身!」 ウラタロスの意識に変わり、その姿がロッドフォームに変わると、セレスもホーネットプレデターの姿に変わり、優雅に左腕を伸ばすと、無数の蜂が飛んでくる。 R電王「お前、僕に釣られてみる?」 セレス「デカい大物よ。逃がさないように抑えるわ」 すると、無数の蜂が飛び出し、やがてそれが巨大な獣の周りを取り囲むように飛び回り、やがてそれが暴風となり、吹きすさぶ風となり、竜巻で包み込まれる!! そこへ、ロッドフォームが投げたリールの糸がうまく乗り、みるみるファランクスの全身をリールが縛り上げ、がんじがらめに縛りあげていく!! ナパーム「・・・・セレスさん、さすが」 モモタロス「・・・・俺より目立つんじゃねえよ・・・!!」 セレス「そろそろ、ボウヤたちも到着するころよ。それまで持ちこたえさせるわ」 R電王「OK」 シルヴァン「へっ、やるじゃねえか。さすが四天王のリーダーだ」 ナパーム「士気が上がった・・・」 セレス「奪わせはしないわ。何一つね!」 しかしそのときであった。 タイガープレデター「邪魔はさせないわ」 声と共に飛び出し、鋭いカギ爪を振って切りかかってきたのはタイガープレデター!! セレスがランスで防いで、弾き飛ばし距離を保つと、優雅にランスを構えなおし、戦士としての構えをとる。 タイガープレデター「さすがは四天王のリーダー。なかなかの腕前ですね」 セレス「・・・・何が目的なのかしら?いい加減小競り合いはやめませんこと?貴方がたみたいな小物を相手にするのも、疲れるのよ」 タイガープレデター「・・・小物かどうかは、試してみるか?」 セレス「ふっ・・・・・・」 緊迫した空気が二人の間を包み込み、激しい火花が飛び散る。 そして・・!! セレス「はあああああああああ!」 タイガープレデター「うおおおおおおおおおおおおおお!」 ランスと爪が激しくぶつかり合い、目にも止まらない動きでお互いに武器をぶつけあわせ、剣劇を繰り広げる!!お互い、瞬きすらせず、武器と武器をぶつけあわせ、すきあらば急所に切り込む、攻防戦を繰り広げる!!!タイガープレデターの激しい拳のラッシュに、ランスで交わしながらダンスを踊るように激しく優雅に動き回るホーネットプレデター! セレス「ふっ・・」 タイガープレデター「うおおおおおおおおおおおおお!」 セレス「ホーネットチェイサー・・・!!」 無数の蜂が飛び出し、彼女を取り囲み、電撃を四方八方から乱射する!! タイガープレデターが不意を突かれた急襲攻撃に、どうする事も出来ずに電撃を浴びて、吹き飛んだ!! セレス「さあ、そろそろおとなしく地獄にお帰り願おうかしら」 しかしその時だ。 グオオオオオオオオオオッ!!! ファランクスが咆哮をあげてリールを振り切って、大砲をこちらに向けたのだ! セレス「しまった!まさか、時間を稼ぐために・・!!」 タイガープレデター「地獄に行くのは・・・貴方です」 グオオオオオオオオオオオッ!!! 砲から焼夷弾が発射され、それがセレスたちのほうに向って無数、発射される! 火柱が立ち、それでも止まることなく地面を焼き尽くし、建物を吹き飛ばし、蹂躙の限りをつくす。 タイガープレデター「ふふっ、所詮虫けらなど、この程度ですか。やっちまえっ、ファランクスっ!!!ヘブンを地獄に送る前に、盛大なのろし代わりにこいつら全員血祭りにあげてやれっ!!!!」 グオオオオオオオオオオオオオオオオッ・・・!!! 怒号のような低く重い声をあげて、ファランクスが吠えた。 セレス「かはっ・・・ああ・・・・」 セレスが投げ出され、火傷と吹き飛ばされたことによる打撲でボロボロの姿となる。 同じくそこにいたロッドフォーム、シルヴァン、ナパームも崩れ落ち、元の姿に戻ってしまう。 穏「・・・・強すぎ・・・・」 凛「・・・これ、マジ、ヤベェか・・・」 セレス「・・・・まだ、諦めるわけには・・・・ああ・・」 良「・・・まだ、諦めない。ここで、倒れるわけになんていかないよ」 タイガープレデター「ふふっ、さあ、そろそろゴミ掃除でもしますか。ファランクス、やっておしまい」 グオオオオオオオオオオオオッ・・・!! 大砲が動けない良たちに向けられ、静かに火力が最大限まで高められる・・・!! 筒に膨れ上がる火の玉に、迫りくる熱気に、熱さとは裏腹に感じる「死」に冷たい感じが全身を支配する。 一方・・・・!! フレア「くっそぉおおおおおおおおおお!!まさか空の上からもお待ちかねかよ!?」 昴「このままじゃ不利だ。一旦地上に降りないと・・・!」 フレア「バカヤロウ!!下はアルマジロだらけだよっ!!くそっ、こうなること“お味噌汁”かよっ!?」 昴「・・・・・“お見通し”、じゃない?君、もしかして日本語まだ覚えてない?」 フレア「・・・・うっせぇえええええええええええええええええええ!!テメェら、全員吹き飛びやがれぇぇええええええええええええええええええ!!!!」 フレアが赤い翼を広げると、無数の炎に包まれた矢が飛び出し、空中に待ち構えていたコンドルプレデターの大軍を焼き払っていく!! しかし次から次へと襲いくる集団に、フレアも辟易している。両腕で昴を抱きかかえている以上、どうしても不利だ。 その時だった!! グオオオオオオオオオオオオオオオッ・・・・・。 どこからか空気を震わす風と共に凄まじい風が起き、フレアたちの横を通り抜けていく! しかしそれをよく見ると・・・空気がひび割れてゆがみ、まるで空間が震えながら衝撃波のようになり飛んで行くようにも見える。 そしてそれを受けたコンドルプレデターたちが・・・粉々になって吹き飛んだああああっ!! ギャアアアアアアアアアアア・・・! 悲鳴さえも呑み込んで怪鳥たちが消滅していく、黒いちりとなって風に流れて消えていくのだ。 フレア「なっ・・・・何が起きたんだよ・・・!?」 昴「・・・後ろから、何かがくるっ!?」 そして・・後ろを見ると・・・・。 二人の眼が完全に凍りついた。 なぜなら・・そこにいたのは・・・・。 銀色の翼と金色の翼という4対の翼を広げ、猛禽類を思わせる銀色の仮面をつけ、漆黒の装甲に金色のラインが入った荘厳な体躯を持つ獣の姿があった・・・。 その巨大な翼と鋭い銀色と金色の瞳というオッドアイから放つ視線に言葉を失い、絶句する。 “グリフォン”・・・・。 まさしくそれだった。 鷲の頭をもち、獅子の体をもつ伝説上の獣の王者に位置する怪物。 それが、夢ではなく、目の前にいる・・・・!! しかし驚いたのはその後だった。 「フレア!間に合ったみたいだな!!」 その声にフレアが目を見開き、驚きの声を上げる! フレア「なっ・・・・・なっ・・・テメェ・・・・・その・・・声・・・・!?」 昴「ああ・・・・・嘘でしょっ・・・!?」 すると今度は別の声が聞こえてくる、今度の声も聞き覚えのある声だ。 「・・まあ、いろいろあったんだが、俺もこれにはビックリだ!」 昴「暁――――――――っ!?」 フレア「アリス――――――っ!!?」 そう、まさしくそのグリフォンにかぶって見える二人の姿は・・・。 まぎれもなく、大友暁、アリス・ビストレオであった・・・。 この二人こそがグリフォンの正体であった・・・!! 暁声「時間ねえな。背中につかまれ!!駅前広場はあっちだ!!」 フレア「お、おう!!」 そう言って二人が背中に飛び乗ると、ハッチが開き、仰向けになった状態で閉じ、翼が広がると後ろ脚についているロケットエンジン、そう、ボルダーのジャガーの力をもつフットパーツから火花が吹き出し、目にも止まらない速さで風を切り、空を飛翔する!!弾丸の如く飛び出したグリフォンはとどまることなく大空を超高速で飛びだした!!! 昴「ひゃあああああああああああああ!!」 フレア「お、おい、何が一体どうなってんだよっ!?」 すると、そこへアリスの映像が浮かび上がる。 そして、顔をそむけている暁を腕でチョークスリーパーかますようにして引き寄せ、笑顔で言う。 アリス「まあ、分かりやすく言うと・・・」 暁「・・・・・・」 アリス「・・・・アタシたち、合体出来るようになったんだ!!!」 合体・・? アリス「暁と、合体して、一つになったんだ!!それで、これに変身できるようになったの!!!」 暁「・・・・そういうことだ・・・(涙)」 「「はあああああああああああああああああああ〜!!?」」 絶叫が大空に響き渡った・・・・。 クリス「・・・何でこんなことに・・・」 クロキバ「言うでない。我ももうどうなるのか見当がつかない」 昴「・・・お二人さん、かなり疲れてますね」 フレア「色々あったんだろうなぁ・・・・。でもよ、何でこの鳥姉ちゃんが憑依してないのに、変身出来てるんだよ!?」 そうなのだ。ヘブンになるにしても、クリスとクロキバがいないと出来ないはずなのに。 暁「・・・アリス、くっつくなっ!!いい加減にしろよっ!!」 アリス「ふふふっ、暁、可愛い〜。照れちゃってる。顔真っ赤っか〜!」 クリス「・・・・どうせ、私なんてお役御免なんです(いじいじ)」 クロキバ「そういうでない。これは何かの・・・」 クリス「・・・・・私じゃなくて、アリスが憑依して、暁が変身しているなんて・・」 フレア「はあっ!?」 昴「どういうことよ!?プレデターって、そういうことも出来るの?」 フレア「聞いたことねえよ!!」 クリス「・・・もう私なんて・・・・どうせ過去の女なんですぅ(うじうじ)」 クロキバ「ああもうだめだ。完全に落ち込んでしまっているである・・・」 クリス「暁は私を捨てて、私よりおっぱいが大きい女の子のほうを選んだんです。どうせ、世の中、おっぱいが大きいほうが正義なんですね・・・(ひっくひっく)」 「「「ダメだこりゃ・・・・」」」 暁「・・・ちっくしょぉおおおおおおおおお!そうじゃねえだろ!!見ろ、もう目の前に迫ってるぜ。俺たちの町を壊しまくってるバカが!!」 アリス「・・・どんなにデカくたって、負ける気しないよ。今のアタシには、暁がいるから」 暁「・・・・・・お互い様だ。さあ、派手に暴れるぜ、このバカ、ぶっつぶすぜ!」 アリス「おう!!」 そして・・・ついに!! ギシャアアアアアアアアアアアッ!!!! 空を裂き、空気を震わせる咆哮を上げて銀色の翼と金色の翼という4対の翼を広げ、猛禽類を思わせる銀色の仮面をつけ、漆黒の装甲に金色のラインが入った荘厳な体躯を持つグリフォンが降臨した・・・。 タイガープレデター「何!?」 セレス「な、何なの、あれは!?」 凛「マジかよっ!?」 穏「・・・・ありえない」 モモタロス「何じゃ、ありゃあああああああああああああああ!?」 リュウタロス「鳥さんとライオンさん、ごちゃまぜになってる!!」 ウラタロス「何あれ?」 「チェンジ・ライダァアアアアッフォォオオオオオオオム!!」 そういうと、グリフォンの姿から金色の鷲が銀色の仮面に重なり、胸には雄々しき獅子の牙をむき出しにした装飾の鎧が装着され、背中から銀色の翼が噴出される!!そして腰のバックルにはクロキバではなく、ヘブンボイスターが装着されていた・・・!! 暁「見せてやるぜ、これがヘブン、第2のフォーム・・・!!」 アリス「グリフォンフォームだぁああああああああ!」 仮面ライダーヘブン・グリフォンフォームがついに降臨した・・・・!! 続く |
鴎
2011年07月10日(日) 21時37分05秒 公開 ■この作品の著作権は鴎さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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……少々気になったのですが、『仮面ライダーヘブン』の変身には『クロノスキバットV世』が必要なのは分かりますけど、クリスも必要というのはどうしてですか? 確かに彼女がいなければ『ブーストシステム』は使用できないそうですけど、その辺が関係しているんですか? その辺のところを教えてくださいm(_ _)m |
10点 | 烈 | ■2011-07-12 14:47:03 | i121-118-209-29.s10.a044.ap.plala.or.jp |
それでは、今回の『バカテス』に対してのコメントを、明久君と彼のパートナーイマジンズに答えてもらいましょう。よろしくね。 明久「了解っと。正直、うまく答えられるか分からないけど、精一杯頑張るね」 イマジンズ『俺(僕)(拙者)達も協力するので、よろしく』 *セレスさんの解答についてのコメント 明久「……うん、正解。確かにクロキバV世とセレスさんって、いい感じだもんね」 ウラタロス「下手に《2-F》の《異端審問会FFF団》に知られたら、殺戮物になるかもね;」 *フレアの回答についてのコメント 明久「……不正解だけど、僕的には嫌いじゃない答えかな」 モモタロス「同感だ。ヤッパリ喧嘩とかは派手じゃねぇといけねぇからな。その場のノリに乗ってなんぼだぜ♪」 *暁(ヘブン)の回答についてのコメント 明久「……気持ちは察するけど、別にテンションに身を任せても良いんじゃない?」 シャナツネ「確かに碌な目に遭わないかもしれないが、以外にもいい感じになると思うが? クールぶるよりも、熱血な感じだということを正直に出してみいと思うぞ」 それでは続いて今回の小説感想です。 暁(アスレイ) 「冒頭から【ヘブン】の俺と昴嬢との模擬戦闘というか、マジのぶつかり合いで始まってるな。ある意味凄まじい感じのバトルだぜ」 クリス(アスレイ) 「ですね。結果的にお互いの必殺技のぶつかり合いによる相打ちと言う結果になりましたけど、本当に凄いですね」 クロキバT世 「しかし、アリス殿はアリス殿で相変わらずなようだな…。自身が暁(ヘブン)につけた“呪い”のこともすっかりと忘れていたようであったし、それだけ彼女が抱く暁(ヘブン)への気持ちが強くなってきたと言うのかもな」 翠 「だね♪ その一方では、【電王たん】メンバーが久しぶりの再会を喜んでいた。流石にそれなりに長い時間帯で離れていたから、良ちゃんもモモタロスちゃん達も寂しかったみたい」 雪奈 「……それにしても、やっぱり“ヤミー”とか“ドーパント”に遭遇してしまっているところを見ると、良ちゃんの不幸体質は凄いかも……;」 カグヤ 「それはそれとして、何気にジーク嬢が拗ねてるわね……」 星(アスレイ) 「ンでもって、そんな賑やかな風景をぶっ壊すごとく、『タイガープレデター』こと『ホワイトレディ』の手によって生み出された巨大殺戮生物『ファランクス』が大暴れしていると言う情報が流れ込んできたってわけだ」 フェザー(アスレイ) 「……本当に、厄介なことしかしてこないお方のようですね……」 イーズ(アスレイ) 「そして暁(ヘブン)さん達を呼び戻し、彼らが戻ってくる間に『ファランクス』を撃破するために出撃する皆……それにしても、良さんの凄まじいまでのツッコミのいうとおり、暁(ヘブン)さんが受けてきたことって酷過ぎない?」 暁(アスレイ) 「……酷過ぎる以前に……例え《平行世界》でも人をおもちゃみたいに扱ってんじゃねぇ〜〜〜〜〜〜!!?」 明久「……こっちの暁もマジ切れで暴走しそうだから、あんましその話しはしないほうがいいよ」 モモタロス 「……しかし、どれだけ辛い小学生時代を過ごしてたんだよ、【ヘブン】の暁って……;」 シャナツネ 「……少なくても、我々が知らなかったほうが良かったと言うくらいのようだな……それにしても、昴殿が高所恐怖症であったと言うのには、正直驚いたな。まあ、確かに陸上での戦闘を主力にしているうえに、あまり飛んだことなどなかった分、恐怖してもおかしくはないか……」 電 「……その、結果、フレア、さん、超、大、変な、ことに、なってる……」 冷牙(アスレイ) 「その一方では、お互いを認め合い、目の前の脅威に立ち向かおうとしていた『ヘブン』と『ボルダー』だったが、そのときに、《クロノポリス》の本拠地である場所の保管庫においていた携帯電話型ツール『ヘブンボイスター』が輝きだし、彼らの元に直行! 彼ら二人に新たな力を与えることになったってわけだ」 流水(アスレイ) 「一方の『ファランクス』と各“時の列車”に乗って戦っていたメンバーのほうは、絶体絶命な危機的状況になっているんだから、マジやばいって!?」 『ホワイトレディ』と言う人物ですが、本当に聖にて厄介な性格の持ち主のようですね……。んでもって、上空のほうを移動していたフレアさんと昴産ですけど、彼女達も待ち受けていた『コンドルプレデター』の群れに襲われてしまいかなり厄介な状況になっていた…! そんな彼女達を救ったのが、『ヘブンボイスター』の力によって幻獣『グリフォン』の姿に合体した暁(ヘブン)とアリスの二人だったと言うのが驚きですな!! モモタロス 「まったく凄いぜ、本当に! ……それにしても、ある意味隼女達の危機に駆けつけた時の姿って、如何して獣の姿をしていたんだ?」 シャナツネ 「モモのいうとおり、どうしてなのだ? 何気に『仮面ライダーキバ』の飛翔態を感じさせるようだ……」 クリス(アスレイ) 「……それはそうと、その所為で【ヘブン】の私が拗ねちゃっていますけどね。いくら恋敵と好きな人が『ヘブンボイスター』の力の結果合体しちゃったからって、もう少し状況を考えましょうよ;」 雪奈 「…こっちのクリスのいうとおり、状況を考えなさいって【ヘブン】のクリス。貴女だって状況のこととかを考えないといけないって思わないと本当にそっちの暁君に嫌われちゃうよ」 翠 「まあ、【ヘブン】の暁お兄ちゃんのことだからそれはないだろうけど、拗ねる前に周りの様子とかを見てみるのもいいと思うよ、本当に」 星(アスレイ) 「そして、まさに危機一髪な状況に間に合った『ヘブン・グリフォンフォーム』! 獣の姿から人の姿に変わるというあたり、もう何でもなりな感じだな…;」 フェザー(アスレイ) 「しかも、ベルトのバックルがクロキバV世様ではなく『ヘブンボイスター』がついているというあたりに驚きですね」 私はてっきり腕にブレスレットの如く装着されるのではないかと思ったのですがね。見事なまでに的外れでしたわ。 近々登場するらしい『“水”に司っているライダー』のことも気になりますけど、新たな奇跡の力である『ヘブンボイスター』が今後どのように関わってくるのかが鍵になってくるように思えるので、ワクワクがとまらない気分です。 そんな感じで、今回の感想は以上です。 それでは、 一同 『次回も楽しみに待っています!!』 〜…限界を超えて……参る!!〜 〜……時と次元を超え、俺、参上!!〜 |
50点 | 烈 | ■2011-07-10 23:48:49 | i121-118-209-29.s10.a044.ap.plala.or.jp |
合計 | 1010点 |