刑事である自分の目の前で何の罪もない少女がその清らかな身体を嬲り弄ばれ、
蹂躪の限りを尽くされたあげく、処女を非情に散らされた。

「ら・・・・ 蘭ちゃん! あ、あなたたち・・・・ なんてことを・・・・」

美和子の声が怒りにわなわなと震える。
渋谷がゆっくりと振り返った。

「さあてお待たせ刑事さん、今度はアンタの番だ」

美和子に歩み寄る渋谷。だがその行く手を阻むように足立が立ちはだかった。

「ちょっと待て、あの女刑事は俺が先に犯らせてもらう」
「何だと?」

渋谷の目が険しくなり、一瞬二人の間に険悪なムードが漂った。

「俺は最初っからあの女刑事を真っ先に犯りたいと思ってたんだよ。
それにオマエはそっちの女子高生で散々楽しんでバージンまで喰っちまたんだ。
そのうえあの女刑事まで一番最初に犯ろうってのは虫が良すぎるんじゃねえか」

今度ばかりは足立も譲る気がない。
さらに渋谷の股間に目を落とし嘲った。

「だいたい、そんなしなびたそれで犯れるつもりかよ」

たった今蘭を蹂躙しつくしたばかりの渋谷の陰茎は、先ほどまでの猛々しさは見る
影もなく、だらりと股間に垂れ下がってだらしなく揺れていた。
渋谷が軽く舌打ちし、しぶしぶ頷いた。

「わかったよ」
「わかりゃあいい。そんじゃあちょっと手伝えよ」
「手伝う?」
「せっかく用意したんだ、あれを使わなきゃもったいねえだろ」

足立が親指を立てて指差したのはスタジオの一番奥に置かれているベッド。
高級ホテルにスウィートルームに設置されているようなキングサイズ級の大型ベッド
だが、もちろんただのベッドではなく、今回の陵辱劇をより過激にショーアップする
ための特製仕掛けつきなのだ。
二人はベッドを美和子のすぐそばまで移動させた。

「そんじゃ刑事さん、おっぱじめるとしようか」

足立が美和子の両脇を、渋谷が両脚をそれぞれ抱え込んで持ち上げた。

「いやっ、放しなさいっ」

必死に抵抗する美和子だが、二人はベッド脇に立つと

「せーのっ!」

という掛け声とともに彼女の身体をベッドの上へと放り投げた。

「きゃっ!」

スプリングのよく利いたマットの上で美和子の身体がバウンドする。
美和子は必死に体勢を立て直そうとするが、二人は素早くベッドによじ登り、
彼女をうつ伏せに押さえつけて後ろ手の手錠を外し、もう一度あお向けにひっくり
返した。
渋谷が美和子の両手首を掴んで万歳をするような格好でがっちりと固定し、上半身
裸になった足立が両脚にのしかかってその動きを封じた。

「くっ・・・・ 放してっ! 放しなさいっ!」

足立が美和子の身体に覆いかぶさり、その身をぎゅっと抱きしめた。

「いやっ! やめてっ!」

互いにぴったりと密着し、美和子の身体のしなやかな弾力が肌に直接伝わってくる。
さらに背中に回した手を下に滑らせ、臀部を愛おしげに撫で回す。
スカートの上からでも肉の張り詰めたそのむっちりとした感触とふっくらとした
曲線を描く美しいフォルムがはっきりとその手に感じ取れる。

「なかなかいいケツしてんじゃねえか、刑事さん、ぷりぷりだぜ」
「ふざけないでっ!」

足立が身を起こすと、美和子を見下ろして嘲った。

「ふざけてなんかねえよ。さっきそいつが言ったろ、今度はアンタの番だって。
ああいうピチピチの女子高生の処女を犯るってのも悪くねえけど、俺はアンタくらい
の年頃の女を犯るほうが好きなんだよ」

美和子のジャケットを乱暴に開き、渋谷から受け取ったナイフの刃先を彼女の首筋
に当てた。
反射的に首を捻る美和子。
だがその拍子に刃先が柔肌にかすかに食い込み、鋭い痛みが走る。

「おっと暴れるなよ、刑事さん。そのきれいな肌に傷が付いちまうぜ」

ナイフの刃をブラウスの襟元へ当て、素肌を傷つけないように慎重にそれを切り裂いて
いく。

「いやっ、やめなさいっ!」

左右に引き裂かれたブラウスを乱暴に開いてたくし上げれば、渋谷が待ってましたと
ばかりにそれをジャケットごと乱暴に両腕から引き抜いた。
そして足立の眼下に現れたのはベージュのハーフカップブラに少し窮屈そうに守ら
れた美乳。
足立ばかりか渋谷も同時に感嘆の声を上げた。

「へぇ・・・・ こりゃあ・・・・」
「くっ・・・・」

唇を噛んで顔を背ける美和子。
服の上からではそれほど目立たなかったが、おそらく着やせするタイプなのだろう、
スレンダーな身体の割には十分なボリュームがあり、均整の取れた形も申し分ない。
それに何より二つの膨らみの間にくっきりと形作られた谷間が見事だ。
足立はその妖艶な谷間に顔を埋め込むようにして鼻先を押し付け、くんくんと嗅ぎ
まわる。

「あうっ・・・・ や、やめなさいっ!」
「いい匂いだ・・・・ 柔らかさも大きさも申し分ねえ。いかにも大人の女って感じ
のおっぱいだな」

足立の手が美和子の背中とベッドの間にすっと滑り込んだ。
ホックへ指を引っ掛け、軽く捻ればパチンと小気味いい音がしていとも簡単にそれは
外され、締め付けが緩んで緊張感を失った双球がプルンと揺れた。

「へっへっへっ・・・・ 女刑事さんのおっぱいはどんなもんなのかな」

足立はブラのカップの部分を掴んで一気にたくし上げ、力任せに引きちぎって投げ
捨てた。


「あああっ!」

露わになった乳房の大きさは蘭とさほど変わらない。
ただ蘭の乳房は半円形に近い御椀型だったが、美和子のそれはいくぶん円錐がかって
いて、つんととがった膨らみがよりセクシーだ。
頂にかかる乳輪も蘭よりは若干大きめで、その真ん中で咲く蕾はほんの少し長かった。
思わずその美乳に見とれ、手を止めた足立に渋谷が焦れたように急き立てた。

「おい、早くあれ、あれを使おうぜ。そのためにこのベッドに連れてきたんだろ」

渋谷がベッド脇に目をやり、足立もその意味を察した。

「ああ、もちろんさ」

足立はおもむろにベッドの4隅から革ベルトの拘束具を取り出した。
それは病院などで緊急時に患者を拘束するために使用するのものを、この陵辱の宴の
ために改良してこのベッドに備え付けたのだ。
まず上部の二つで美和子の両手首を拘束し、可動式のベルトの長さと位置を調節して
彼女の両腕が左右一直線に伸びるようにして固定した。

「なっ、何よこれはっ、はずしなさいっ!」
「いい格好だぜ、刑事さん。そんじゃ、楽しませてもらうぜ」

足立の手が剥きだしにされた乳房に伸びてくる。引きちぎらんばかりに強く鷲掴みに
され、こねまわされ、揉みくちゃにされる。

「やっ・・・・やめてっ!」

高木を含めてもほんの数人にしか触れさせたことのないバストを、無骨な手が力任せ
に鷲掴み、荒々しく揉みしだき、やりたい放題に蹂躙する。
わしわしと揉み込むたびに、白桃のような膨らみに五つの窪みが食い込んで歪に変形
する。
さらに頂に向かってつつっと指を滑らせ、指先で頂点の蕾を捉えて優しく摘み上げて
こね回し、ぴりぴりと刺激する。

「あうっ・・・・ やっ、やめなっ・・・・ あああっ!」

美和子の口から漏れてくる苦しげな呻き声。
背筋がぞくぞくするような何とも艶っぽい響きだ。
「いいね、いいね、そそる声してるぜ刑事さん。でもさっきの女子高生みたいに
もっとわんわん泣き叫んで抵抗してくれよ。でねえといい画像(え)が撮れねえ
じゃねえか」
「なっ、何言ってるのよっ!」

足立が天井を顎でしゃくった。

「あそこにカメラがあるのが見えんだろ?」

確かにそこにはカメラの冷たいレンズが美和子の恥辱的な姿を正面から捉えていた。

「あそこだけじゃないぜ、ほら、そっちにもこっちにもあっちにもだ」

足立の指差す先には同様なカメラが何台も備え付けられていた。

「わかんだろ? このスタジオでの輪姦ショーは全て撮影されてるのさ。
そんで後で裏DVDに編集されてアンダーグランドで捌かれるってわけさ。
アンタら3人のはきっと高く捌けるぜえ・・・・ 特にアンタのはダントツかも
しんねえな。何てったって警視庁の現役女刑事様の生レイプなんて超生唾モノの
激レア品だからな」
「なっ・・・・ 何を・・・・」

絶句した美和子の上半身に足立はあらためて目をやった。

「(マジいいオッパイしてやがるぜ・・・・)」

仰向けになっても少しも左右に流れることはなく、双球はその妖艶なフォルムを保ち、
きゅっと乳首を頂点に上を向いている。張り詰めた膨らみの肌理細かな質感は極上
の感触。
さらに揉み込むたびに柔肌に食い込む指を弾き返してくる力強い抵抗感も素晴らしい。
蘭の乳房のいかにも女子高生らしい、瑞々しい肌の新鮮な感触とゴムまりのような
初々しい弾力も十分に楽しめたが、このまさに熟れ頃のバストのぴんと張り詰めた
肌のはり、肌理細かな質感、しこしことした若々しい弾力はそれ以上にも思える。
そのまさしく非の打ち所のない双球は足立でなくてもいたぶり嬲る者を楽しくさせる。

「ヘッヘッヘッ・・・・ いいおっぱいだな刑事さん」

足立は再び美和子に覆いかぶさるとぎゅっと乳房を握り締め、力任せに揉み砕く。
それにつれてぴゅんと飛び出した乳首にキスの雨を降らせ、吸い付き、すすりあげ、
舐め転がし、徹底的な舌戯で責め立てる。

「あうっ・・・・ やっ、やめなさいっ・・・・ ああっ・・・・」

苦痛に顔を歪める美和子。
だが渋谷の執拗かつ荒々しい愛撫と口撃にさらされ、次第に乳房全体がぼうっと
熱を持って膨らみ、頂点では乳首がはっきりと影を落とすほどに立ち上がって
きてしまう。

「へっへっへっ・・・・ いくら刑事っていってもやっぱり女は女だな、こんなに
オッパイ膨らませやがって。どうだい刑事さん、いい気持ちなんだろ?
感じてんだろ?」
「バ・・・・ バカなこと言わないでっ! そんなわけないでしょ!」

美和子の顔を羞恥で染まり、懸命に足立の言葉を否定する。

「ヘッヘッヘッ・・・・ じゃあ、何でこんなに乳首をおっ立ててるんだよ」

足立が再度乳首に吸い付き、軽く歯を立てそっと甘噛みした。

「はううっ!」

一段と高い悲鳴とともに美和子の身体がびくんと跳ねた。

「いい反応だぜ、刑事さん。もうびんびんに感じちまってるって証拠だ」
「くっ・・・・」

そう、いくら言葉で否定しようと美和子の身体は明らかに足立の責めに反応していた。
足立の乱暴で荒々しい愛撫と口撃は奇しくも高木のそれにあまりに酷似していた。
その蹂躙と言ってもいいほどの激しさが、いやがおうでも美和子と、そして彼女の
身体にあのレイプとさえ錯覚してしまうほどの高木との激しい行為を思い起こさせる。
そしてそれに呼応するかのように自らの意識に関係なく、いやそれに反して身体が
鋭敏に反応し、バストを中心に広がった妖しい熱が彼女の身体を確実に蝕みつつ
あった。
足立は執拗に乳房・乳首のみをその手・指・口・舌・歯を総動員して容赦なく責め
立て続けていた。
もうバストだけで10分以上かかりきりだ。
だがそれほど時間をかけても決して厭きることのない、
この最高級の美乳をもっともっと味わいつくしたい。
だが、そんな足立の思いとは裏腹に、ベッドサイドでお預け状態の渋谷が苛立った
ように叫んだ。

「おい、いいかげんパイオツは俺に譲れって! オマエはささっと下をひん剥いて、
女刑事のお○○こを他の連中にも見せてやれよ」

まるで蘭の時と立場が真逆である。

「分かった、分かった。けど、全部ひん剥くまでは俺一人にやらせろよ」

足立はようやく顔を上げると名残惜しそうに、美和子のバストから離れ、身体を
下方にずらしてあらためてナイフをひっ掴んだ。

「ヘッヘッヘッ・・・・ 動くなよ、刑事さん」

刃をスカートのサイドにあて、下着と素肌に触れないようにスカートのみを慎重に
切り裂いていく。

「だっ・・・・ だめっ・・・・ やめなさいっ!」

美和子は必死に腰を振った。

「おいおい、そんなに動くなよ。手元が狂ったら、アンタの大事なところにぶっすりと
ナイフが刺さっちまうかもしんねえぜ」

切り裂かれたスカートが一気に引き摺り下ろされ、足首あたりでわだかまった。
さらに足立は下腹部へと手を伸ばし、ショーツの上からふっくらとした恥丘を乱暴に
まさぐった。

「あうっ・・・・ やっ、やめなさいっ!」
「いままで何人くらいの男とヤッタんだい、刑事さん?」
「何を言ってるのよっ!」

足立は指先で恥丘の膨らみをショーツごとその下の裂け目へ軽くく押し込んだ。

「あああっ! やっ・・・・ やめな・・・・ さいっ」
「だから今までこの穴に男のチンポを何回くらい咥え込んだのかって訊いてんだよ」
「ふっ・・・・ ふざけないでっ!」

怒りと屈辱に肩を震わす美和子の顔を足立が覗き込んだ。

「いいじゃねえか、教えてくれよ刑事さん。さっきの女子高生じゃあるまいし、
まさかその歳で処女ってこたあねえよな? それにあんたみたいな美人なら恋人の
一人や二人は・・・・」

そこでいったん足立は言葉を切った。

「それとももう結婚してるのか? そんで旦那に毎晩ここをおっぴろげてご奉仕
してるってか?」
「ば・・・・ バカなこと言わないでっ!」

美和子は足立の顔面に唾を吐きかけた。

「こんなことをしてただで済むと思ってるのっ! 絶対に・・・・ 絶対に許さ
ないっ! アンタ達全員刑務所にぶち込んでやるからっ!」

足立は手の甲で顔を拭うと嘲るように言った。

「『刑務所にぶち込んでやる』か。さすが女刑事だな、この期に及んでまだ上から
目線たあ、マジむかつく女だぜ。だがアンタまだ自分の立場が分かってないようだな。
ただじゃ済まないのは俺達じゃなくてアンタのほうなんだぜ」

そこで一拍おくと、突如残酷な口調に変わった。

「『俺達全員が』ムショにぶち込まれるんじゃねえ! 『俺達全員で』アンタに
ぶち込むんだっ! アンタは今から俺達全員に輪姦(まわ)されんだっ! 犯られ
まくるんだっ! 分かったかっ、刑事さんよおっ!」
「そうだ! そうだ!」
「早くひん剥けっ!」
「とっとと犯っちまえっ!」

男達から上がる大姦声。足立は再び嘲り口調に戻って美和子を見下ろした。

「今のアンタは刑事なんかじゃねえんだよ。自分がただの女に過ぎねえってことを
今から教えてやるぜ、その身体にたっぷりとなあ」

足立の手が美和子のショーツに伸び、指先をサイドの一番細い部分に引っ掛けた。

「さあて、刑事さんのお○○この開陳ショーといこうか」
「いやっ!」

美和子が反射的に腰を振ったが、足立はすぐにそれを引き摺り下ろそうとはせず、
引っ掛けた部分をパチンパチンと音をさせて楽しげに弾くだけだ。
その仕草に堪りかねたように渋谷が怒鳴った。

「おい、何やってんだ足立っ! 遊んでねえでさっさとひん剥いちまえよっ!」

だが足立は悠揚として慌てない。

「そう焦るなって。オマエも自分で言ってたじゃねえか、『慌てるこじきは何と
やら』ってな。それにこういうのはすぐに一気にひん剥くより、こうやってゆっくり
と脱がした方が女にとっちゃ屈辱なんだよ。そうだろ、刑事さん」

その言葉通り、足立はゆっくりと美和子のショーツをずり下ろしていく。

「い、いやっ・・・・ やめてっ・・・・」

美和子の羞恥の部分を徐々に露わにしながら、くるりと滑り降りてきたショーツが
乳白色の大腿部の半ばで一本の紐のように伸びきった。
軽くナイフの刃を当てて引き上げれば、ショーツはぷっつりと真っ二つに引き裂かれ、
ただの襤褸切れとなったそれを足立が引き抜くようにして投げ捨てた。

「おおおっ!」

ついに露わになった美貌の女刑事の一糸纏わぬ全裸姿に背後の男達は一瞬目を奪われ、
少し遅れてどよめきが起こった。

「これも邪魔くせえな」

足立は美和子の両脚を拘束する荒縄をナイフで乱暴に切り裂くと同時に両足首を掴んで
左右に大きく開いて、身を乗り出し、美和子の剥きだしになった女の部分を凝視した。

「くっ・・・・」

見られてはならない部分に突き刺さる男の視線。
いや、「男」ではなく完全に「雄」のそれが美和子の「雌」を体現する部分を視姦して
いるのだ。
美和子あまりの羞恥に無意識に顔を背けた。

「(こりゃあ・・・・)」

足立は思わず感嘆のため息が漏らした。
さすがに蘭に比べてその茂みは濃い。その奥でちらちらと見え隠れしている秘裂は
20代後半の女性の爛熟した色香を匂わせていたが、だが色といい形といいそれほど
使い込まれた感じではなく、処女だった蘭とそれほど遜色ない新鮮さをも漂わせて
いた。
足立が顔を上げた。

「さすがに男は知ってるようだが、それほど経験があるって感じじゃねえな。
刑事ってのはこっちのガードもお堅いのかよ」

足立の軽口に、男達から失笑が漏れる。
美和子の両脚を持ったまま膝をついて腰を落とし、目前でわななく淫唇に顔を埋め
ていく。

「ひっ! な、何をする気なのっ! や、やめなさいっ」

一瞬、足立は顔を上げた。

「このままただ突っ込まれただけじゃアンタも物足りないだろ。もっともっと可愛
がって楽しませてやるぜ
。へっへっへっ、たっぷりといい思いをさせてやるぜ。
刑事さんには特別サービスだ」

美和子の秘裂に足立の唇が吸い付き、舌で舐めまわす。
同時に渋谷もバストにむしゃぶりついていた。

「あっ、いっ、いやっ・・・・ やめっ・・・ なさいっ・・・・」

美和子の背中におぞましい戦慄が走った。
女性器を口で弄ぶ――クンニリングスのことはもちろん知っていた。
だが、美和子にとってそれはとてつもなく不潔な行為に思えて生理的に嫌悪感を感じ、
今まで身体を許した男にも一度も許してこなかった。
だから高木と初めて身体を重ねた夜、彼に求められた時も最初は拒絶した。
だが、彼の半ば強引な要求に根負けする形で初めてそれを許したのだ。
そして・・・・ 美和子は高木のねっとりとした執拗かつ容赦ない舌戯にいくどと
なくイカされ、感極まってエクスタシーすら感じてしまったのだ。
それ以来、美和子は高木のその要求を拒絶することはなくなった。
いや、逆に自らそれを積極的に求めるようにすらなっていたのだ。
美和子はその行為によって自分の中の何かが崩壊し、淫らな官能があっさりと花開いて、
とてつもなく淫蕩な感覚が覚醒することを明らかに自覚していたのだ。

「(そ・・・・ それだけは・・・・)」

この期に及んではどれほど抵抗しようとこの男達に犯されてしまうことは避けられ
ない。
『輪姦』――それは女性として耐えがたくおぞましい屈辱ではあるが、もはやその
覚悟は決めた。
刑事として今の自分がしなくてはならないこと、それはこの場を絶対に生き抜いて、
何としても蘭と妃弁護士を助け出すことなのだ。
そのためならば、たとえこの身がこのケダモノ達にどれほど蹂躙されようと耐えて
みせる。
だが・・・・ レイプされた上にイカサれ、エクスタシーまで感じてしまうなど
絶対に許されない。
たとえ身体は犯されようとも、その精神(こころ)だけは決して屈しない、犯され
ない。
それが美和子の女としてプライド、そして刑事としての矜持なのだ。
だが、今この男が行おうとしているのは、その美和子の高いプライドと矜持をぼろ
ぼろに打ち砕く破滅的行為となりかねない。

「あうっ・・・・ だめっ・・・・ お願いっ、やめてっ・・・・ それだけはやめてぇぇぇ!」

思わず懇願の悲鳴を上げていた。

「(『お願い』か・・・・)」

ここにいたっての美和子の必死の懇願に、足立は敏感に察した。
間違いない、美和子にとってのウィークポイントを衝いたのだ。

「(なるほどな・・・・ そういうことか)」

足立の舌がクレパスの中に侵入し、爬虫類のように這い回り、かき回す。
その淫らな舌先が秘唇に息づく敏感な突起に襲いかかり、思わず美和子は笛のような
呻き声を漏らし、愛する男の名を叫んでいた。

「はうっ! ああっ! だっ・・・・めっ・・・・ あうっ! た、高木君っ・・・・
たっ・・・・ 助けてっ、高木君っ!」

美和子の身体がびくんびくんと跳ね上がる。
足立はいったん顔を上げ、にやりと笑った。

「ヘッヘッヘッ・・・・ 随分と感度がいいじゃねえか、刑事さん。その高木って
野郎もこんな風にアンタをいつも可愛がってくれんのかよ?」

元々足立は単なる前戯として以上にクンニ好きの舐め男だ。
その気になれば30分近くはクンニだけで楽しむこともできる。
そしてその対象は10代の若々しい処女肉から、40代の使い込まれた糜爛な肉裂まで
えり好みはしない。
そんな男が本気になって責め立てるのだ。
高木によってその部分の官能を開花されられたばかりの美和子にとって、その執拗
かつ淫惨な舌戯は地獄の責め苦にほかならなかった。

足立の残忍な舌先が美和子の肉芽を捉えて器用に剥き出し、集中的に舐め回す。
秘裂の奥から滾々と湧き出してくる愛液をジュルジュルと下品な音を立てて吸い、
さらに性器全体をじんわりと舐め上げ、舐め下ろす。

「ああっ! あうっ、やっ・・・・ やめっ・・・・ あふっ!」

高木のそれは荒々しい中にも美和子への愛情に満ち溢れ、そこから発せられた快美・
悦楽は波紋のように身体中に広がり、美和子をエクスタシーの高みへと連れて行った。
しかし、今のこの男のそれから感じられるのはこの上ない恥辱・屈辱、そして・・・・
妖しくも爛れた淫蕩な高揚感。
それが美和子を身体を蕩けさせ、心を蝕み、徐々に加速度をつけて彼女を崩壊させて
いく。

「(だめっ・・・・ あああっ・・・・ た、高木君・・・・ わ・・・・ 私は
・・・・)」

顔の横でむっちりとした大腿がぬめ光り、ヒクヒクと痙攣しているのがはっきりと
分かる。

「ヘッヘッヘッ・・・・ お○○こをこうして舐められるのがよっぽど嬉しいようだな、
刑事さんよお」

足立はこの美貌の女刑事の肉体が意外なほどに感度抜群なことを知り、いったん顔を
上げて今度は言葉で嬲り始めた。

「アンタ本当は感じちまってるんだろ? 気持ちいいんだろ? 舌だけじゃ我慢でき
ないんだろ? だったらちゃんと言えよ、『あなたのチンポを私のお○○こにぶち
込んで犯してください』ってさ」
「何言ってるのよ! そ、そんなわけないじゃないっ!」

必死に声を荒げ抵抗する美和子。
だが・・・・

「じゃあ、何でこんなに濡らしちまってんだ」

足立が美和子の中に人差し指を突っ込んだ。

「あああっ!」

ひときわ高い美和子の絶叫。
足立はゆっくりと奥まで侵入させてかき回し、そこに湧き出ている淫蜜を指先で
掬い上げると指先をぺろりと舐めた。

「うーん、さすがに女刑事のは蜜まで一味違うぜ。でもほんと身体は正直だよな。
中はもうぐしょぐしょだぜ。いくら口でいやいや言ったって、アンタの身体は俺達に
犯してほしい、犯してくれって言ってのさ。アンタも本当は俺達に犯されたいと
思ってんだろ」

美和子の脳裏にまたもやあのベテラン刑事の言葉が蘇った。

――男には強姦願望が、女には秘強姦願望がある。

首をぶんぶんと振り、声を荒げた。
そんなこと絶対にあるわけがない。
いや、たとえその言葉が
真実だとしても自分が犯されたいと思うのは高木渉ただ一人だ。

「ばっ・・・・ バカなこと言わないでっ!」
「どうだかな、まあすぐに分かることさ」

足立はみたび顔を美和子の股間に埋め、猛烈なクンニを再開した。
再び美和子の全身を淫蕩な高揚感が包み込み、彼女を追い詰めていく。

「あっあっあっ・・・・ あうっ、あんっ、いっ、いやっ・・・・
もう、もう、や、やめてぇぇぇ! 高木君、高木君、高木君っ! 助けてっ、
高木君!」

美和子の絶叫が室内にこだまする。
しかし、繰り返されるびに、そこに含まれる悲鳴の響きが徐々に力弱くなっていくの
と同時に絹糸を縒り合わせうような艶っぽく繊細な喘ぎの響きが次第に大きくなって
きていることにその場の男達全員が気づいていた。


「うわっ、すげえな、おい、この女、すっげぇいい声で鳴いてくれるじゃねえか」
「この刑事さん、マジレイプで感じちまってるみたいだぜ」
「へっへっへっ、刑事さんはばっちり感じてるようだぜ。おい、いつまでも遊んで
ねえで、そろそろハメてやれよ。このままじゃクンニだけでイッチまうぜ」

それでも足立は執拗に美和子の柔らかな肉襞に舌を挿し込んで掻き回し、
剥きだしになった敏感な部分を舐り、ついばみ、執拗な舌戯でいたぶり続ける。
足立にしてもこれほど嬲りがいのある肉裂は久しぶりなのだ。心ゆくまで満喫したい。
さらに美和子の示す過敏ともいえる反応が一層それに拍車をかけた。

「はううっっっ! だっ・・・・ だめぇぇぇ! た、高・・・・ ああっ、あうっ、
ああんっ!」

美和子の悲鳴と喘ぎの混声はすでに嬌声の響きさえかすかに帯び始めていた。
足立のクンニは一向に止む気配がなく、さすがに苛立ち焦れた男達から怒声が飛んだ。

「オマエらいくら何でも時間のかけすぎだっ! どうせ全員でマワシちまう女なんだ、
そこまで特別サービスしてやるこたあねえっ! とっとぶち込んで犯っちまえよっ!
俺達だって早くその二人を犯してえんだっ!」

ようやく足立が顔を上げた。
淫蜜だらけの顔に卑猥な笑顔を浮かべながらもやや口惜しそうな表情になった。

「分かったよ」

本来ならもっともっといたぶり嬲ってからこの女刑事を犯したかったが、さすがに
この状況下ではそうもいかない。
自分が彼らと逆の立場なら同じように怒声を上げているだろう。
足立は身体を起こすと、残った二つの革ベルトを取り出し、美和子の両足首を拘束
すると、ベルトの長さと位置を調節して両脚を70度くらいの角度に大きく開かせ、
そこで固定した。
これで美和子は全裸姿でベッドに大の字に張り付けられた格好だ。
そのあまりに被虐的な姿に男達が一瞬息を呑み、直後に蘭の時と同様、手拍子と
コールが一斉に巻き起こった。

「犯れ、犯れ、犯れ、犯れ!」

足立はそれに応えるようにもどかしげにジーンズのベルトを外すと、ブリーフごと
膝まで下ろし、猛りきった男根を露わにした。
いつにない漲りを見せるそれは渋谷のそれよりも一回りは太く、そして長い。
血管が青筋となって浮き立ち、駆け上った大量の血で今にも先端から火を噴きそうだ。

「いくぜ、刑事さん」

足立がぐっと腰を落とす。硬く熱いモノが美和子の花弁をたたいた。

「あっ・・・・ やっ、やめっ・・・・」

驚愕の裸身が硬直し、その隙を突いて足立の剛直が美和子を刺し貫いた。

「あぐっう!」

スタジオ内に女刑事の絶叫が轟く。

「ほら、本当はこうされたかったんだろ? これが欲しかったんだろがっ!」

足立がぐいぐいと腰を送り込む。
抵抗したくとも四肢を縛り付けられた状態ではどうにもならない。
美和子は唯一自由になる首を懸命に振って足立の言葉を懸命に否定した。

「嘘っ、嘘ッ、嘘っ! や、やめてっ! 助けてっ! 高木君、高木君、高木君!」

懸命に身体を捩って抵抗しようとするが、逆に足立はその動きに乗じてさらに深く
腰を送った。熱く滾った剛直の侵入に潤みきっていた膣洞がメリメリと不気味な音
を立ててもろくも崩されていく。

「あああっ・・・・ だめっ・・・・ 助けてっ、高・・・・ あああっ!」

もう、全体の七、八分は埋まりきっていた。
もはや美和子の力だけではこの結合を解く術はない。

「うおぉぉぉぉ! いいぜ、最高だ! 刑事さん!」

一段と高い咆哮とともに足立はひときわ強くずんと腰を突き出した。

「あぐぅっ!・・・・」

囚われの女体がその反動で一瞬跳ね上がる。
足立はそれを狙い済ましたように、上から身体を預け、美和子の身体に腕を絡み
付けて抱きすくめ、互いの肉体を密着させた。
そのことによって足立の剛直はより強く深く美和子の中を抉り、最奥部まで侵入
を果たした。
それは美和子の下腹部を圧倒的な存在感で蹂躙し、わずかに足立が動いただけで
一部の隙もなく占領された美和子の膣洞がミシミシと歪み広がる。

「あうっ! だ、だめっ、動かさないでっ!」

足立はほんの束の間深呼吸して息を整えると乱暴に腰を振り始めた。

――グチュッグチュッグチュッ

熱く滾った肉の凶器が淫猥な擦過音を響かせながら美和子の中を抉り貫いて出し入れ
される。
28歳の淫肉は男を虜とするに十分すぎる妖しい粘着力を発揮して漲り滾った肉刃に
吸着し、力任せのストロークにも自在に応えて熱く蕩けた肉襞が絡みつき、貪欲な
までにがっちりと咥え込んでいた。
また男の経験が少ないせいだろうか、まるで処女のように新鮮で若々しい弾力が凶暴
な侵入者を強靭に締め上げ、その狂おしいばかりの圧力が足立を瞬時に高みへと導き、
歓喜させた。

「(すっ・・・・ すげぇ・・・・)」

それは今までここでいたぶり嬲って犯しぬいたゲストの中でも、温もり・潤み・締め
付け・弾力、ありとあらゆる点で群を抜いて最高レベルの蜜壷だった。
その至高の名器が花蜜を滴らせながら己が肉刃がを咥え込み、締め上げている。
そう想像するだけで、興奮の度合いは極限まで達する。

「いいぜいいぜ、刑事さん」

動けば動くほど、花蜜の滴りも激しくなる。
涼やかな美貌とは裏腹のじゅぽじゅぽという淫らな音が結合部分から奏でられ、
それを耳にした足立の腰の振り幅が大きくなっていく。


「ああっ・・・・ だ・・・・ だめっ・・・・ ああんっ・・・・ だ・・・・
 だめっ・・・・あうっ・・・・ んあっ!」

肉同士の淫らな摩擦音に美和子の口唇から漏れ聞こえる悲鳴交じりの喘ぎ声が、
時には同調し、時には競い合うように見事なアンサンブルを奏でつつオクターブを
上昇させていく。
四肢を拘束され、下半身で男と繋がれた美和子はただただ陵辱の嵐にその身をゆだね、
おぞましき肉悦の波に翻弄されるばかりだ。
足立はいったん息を入れた。ストロークをゆったりとしたリズムに変えて、じっくり
と責め上げる。

「ほうら、刑事さん、言えよ、言っちまえよ! 感じてんだろ! イッチまいそう
なんだろ!」

ここぞとばかり、足立はストロークのスピード、角度、深さ、強さを微妙に変えながら、
潤い豊かな淫肉をじっくりと堪能しつつ掻き回していく。

「ううっ、ううっ、ううっ、ううっ・・・・」

きりきりと歯を食いしばって、身体の奥底から繰り返し襲う快美の波と闘う美和子の姿は
足立の歪んだ欲情を一層燃え上がらせた。
このプライド高い女刑事をとことん犯しぬいて奈落のそこへ突き落としてやりたい――
そんな激しい衝動に駆られる。
息も絶え絶えの美和子の双球を鷲掴みにして握力の限りに絞り上げ、飛び出した乳首に
息を荒げてむしゃぶりつけば、スタジオ内に美和子の絶叫が響き渡る。

「きゃぁぁぁぁ!」

尖りきって鋭敏になった乳首を左右交互に舌先で突付き、舐め、吸い、甘噛みする。

「あ、あああっ・・・・ だ、だめっ・・・・ いやっ・・・ やめっ・・・・ 
やめてぇぇぇ!」

息が切れるほど美和子の乳首を味わいつくし、乳房を両の手に握ったまま再び腰を
使いはじめた。
足立はじっくりと美和子の反応を見つつ自由自在にその己が肉刃を操り、思うが
ままに責め立てる。

その情け容赦ない蹂躙に何らなす術のない美和子。だがそれでも美和子は必死に抵抗
していた。
歯を食いしばり、首をぶんぶんと振って身体の内から襲い来る快楽の凄まじい波に
抗っていた。
その身を犯されてしまったことは耐え難い屈辱だがまだしも我慢できる。
だが、それでイカサレ、エクスタシーを感じてしまうことだけは絶対にダメだ。
それは女としてだけでなく人間としてこのケダモノに屈服し、全てが崩壊すること
なのだ。
警察官であるという誇りと鍛え抜かれた強い精神力を最後の砦に美和子は必死に
耐え抜いていた。
だが、その最後の砦も女としての官能の炎があぶりだす性の喜悦の怒涛の荒波の
前にはもはや崩壊寸前だ。
足立は弄んでいた乳房を手放し、結合部一点に集中し仕上げにかかった。
腰で刻むリズムを一定に保ち、突き込む強さと深さだけを徐々に上げていく。

「ううっ、ううっ、ううっ・・・・ い・・・・ いやっ・・・・ いやぁぁっぁあ!
た、高木・・・・ 君・・・・・ た、助け・・・・ てっ・・・・ 高木君・・・・」

だが、口から漏れこぼれる悲痛な叫びとは裏腹に、身体の奥底から怒涛のごとく押し
寄せる性の愉悦に美和子は淫肉をひくつかせ、自身の中で蹂躙の限りを尽くす侵入者を
ぎゅうっと締め上げている。

「うぉぉぉぉ!」

ストロークのピッチが急に上がった。
足立も限界も間近に迫っていた。

「い、いくぜ、刑事さん、たっぷりとぶちまけてやんぜっ!」

足立が一段と強く深く腰を突き出した。

「ああああっ! た、高木君っ!」

足立の最後の強く深い一撃が美和子の最奥部を刺し貫き、溜めに溜め込んだ獣欲の
滴り全てが放出された瞬間、美和子の中で何かが崩壊した。
雌としての本能が「女」の性を熱く激しく迸らせ、ひときわ高い絶叫とともに自ら
股を開いて腰を使い、雄の一撃を嬉々として受け入れてしまっていた。

「ふう・・・・」

足立は大きく息をついてようやく美和子の身体から離れると足をふらつかせながら
ベッドを降りた。

「よかったぜぇ・・・・ 刑事さん」

それ以上の言葉が出てこない。その一言で全てが言い尽くされている気がした。
柔らかく息づくたおやかなバスト、きゅっとくびれたウエスト、そして年齢相応な
妖しい成熟味と初々しい新鮮ささえも兼ねそろえた最高の蜜壷・・・・
まさしく文句のつけようのない美女の肉体の味をこころゆくまで堪能しつくした。
さらに「女刑事」を犯しているという倒錯した征服感に加え、行為の最中における、
美和子の絹糸を縒りあわせるような繊細な喘ぎ、羞恥と恥辱に身を焦がしながらも
燃え広がる官能の炎に負けて、心ならずも身悶えし、わななく唇から漏れ聞こえる
切ない嗚咽、それらの姿態の全てが足立にこの上ない陶酔感を与えてくれた。
息が切れるほど貪欲に女体を貪り喰らい、たった一回の放出でここまで体力を消耗
させられたのは初めての経験だったが、それ以上の満足感が心地よいけだるさと
なって全身をおおっていた。
「佐藤美和子」――いままで犯したゲストの中では間違いなくナンバーワンの素晴
らしい女体の
持ち主だった。

「(ホント犯し甲斐のあるいい女だったな。それが刑事だってんだからたまんねえぜ)」

美和子はベッドの上で大の字のままその乳房を荒い息とともに上下させ、言いよう
のない屈辱と怒りに身を震わせていた。
自らを犯した男への怒りはもちろんだが、それ以上にその男の責めに屈して易々と
身体を開き、淫らな喜悦に喘ぎ、身悶えした自分自身への怒りと耐えがたい屈辱が
自らを責め苛んでいた。
足立の言葉が脳裏に蘇った。

――自分がただの女に過ぎねえってことを今から教えてやるぜ、その身体にたっぷりとなあ

そう、まさしくその現実を突きつけられたのだ。

「(くっ・・・・ 私は・・・・)」

だが、美和子にはその屈辱に打ち震える時間すら与えられはしないのだ。
満を持したようにベッドによじ登る渋谷。たった今行われた淫惨な陵辱劇を前にして
すでに完全に回復し、渋谷のペニスは漲り滾って己が存在を主張していた。
「さてと・・・・ 今度はちょっと変わったやり方で楽しませてもらおうか、刑事さん」



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