「おい、刑事さん。準備が整ったぜ」
「うううっ・・・」
両頬を往復する鋭い痛みに美和子は意識を取り戻し、自分が置かれている状況に気づいて
愕然とした。
「なっ・・・・ 何なの、これはっ」
両手には手錠を掛けられ、その手錠ごとワイヤーで天井からひっぱりあげられて
爪先立ちの状態で吊し上げられている。さらにその足首にも床に据え付けられた
鉄輪が掛けられ、両脚は半開きの状態で固定されていた。
勝俣が美和子の顔を覗き込んで訊いた。
「どうだ気分は? あのクスリは効果は抜群なんだが、持続時間が短いのが欠点でな。
もう効き目は薄れただろう」
確かに先ほどの全身の感覚が鋭敏に研ぎ澄まされる一方で、身体の奥底から蕩かすような
異様な高揚感はなくなっていたが、美和子は答えようがなく顔をそむけた。
「でもなかなかいいものを見せてもらったぜ、佐藤。警視庁のアイドルが『最後までして、
イカセてちょうだい』なんて懇願したあげくに、よがり狂って最後に失神だもんな。
それも婚約者の見ている目の前でだ」
「くっ・・・・」
美和子は唇をかんだ。いくらあのクスリの効果が絶大だったとはいえ、あのような
痴態を晒してしまうとは屈辱以外の何物でもない。
「そんじゃあその哀れな婚約者の意見も聞いてみようか」
勝俣は高木のもとにやって来ると、腰を下ろして卑猥な笑みを浮かべ、
からかうように言った。
「どうだい、高木巡査部長。自分の女がレイプされたあげくにイッチまって
失神する姿を見た婚約者の気分ってものを教えてくれないか?」
勝俣が高木の猿轡を外した。
「きさまぁぁぁぁぁ!」
高木の憤怒の絶叫。だが勝俣は平然と続けた。
「どうやら佐藤もお前なんかより、俺の方がずっと良かったようだぜ。
ホントいい反応してたもんなあ・・・・ なあ、そうなんだろ、佐藤?」
「馬鹿なこと言わないでっ! 嘘っ、嘘よっ、高木君っ!」
美和子が色をなして否定するが、勝俣はそれをあざ笑うかのようにさらに言葉で責め立てる。
「おいおい、あんなに腰まで使ってアンアンよがっていたくせに嘘はないだろう。
気持ちよかったんだろう? 感じていたんだろ? 何なら証拠を見せてやろうか。
お前が色っぽく喘いで、俺に『最後までしてイカセテちょうだい』ってお願いしている
お宝映像をな」
「それは・・・・ あんなクスリで・・・・ 卑怯者っ!」
「で、どうだい高木巡査部長。佐藤はあんなふうにお前にもお願いするのかい。
クックックッ・・・・」
「なっ・・・・」
高木が怒りで顔を真っ赤にしてもがき暴れる。しかしどれほどもがこうが、がっちりと
拘束された身体は動きようがない。
勝俣は高木に冷たい一瞥をくれると美和子を振り返った。
「さてと、佐藤。あっちを見てみな」
勝俣が指差した方向に目をやると、気を失ったままの澄子がベッドに横たえられ、
すぐその脇で木島と蜂須賀が餌を目前にしてお預けを食らった犬のような表情で
待機していた。
「小林先生っ!」
「次はあの先生様の番なんでな。だからお前に場所を譲ってもらったってわけだ」
「もうこれ以上小林先生には手を出さないでっ!」
「そうはいかねえな。それに今度はさっきのクスリをあの先生様にも使ってみようと思うんだ」
「何ですって!」
クスリの効果を身をもって知った美和子はその意図に驚愕した。警察官の自分ですら半狂乱に
追い込まれたのだ。あんなものを一般人の澄子に使われたら・・・・
「やめてっ! それだけはお願いっ!」
勝俣はじっと黙ったまま美和子を見つめた。
「やめてっ! 私はどうなってもいいっ! だから小林先生だけは助けてあげてっ!」
勝俣はその言葉を待っていたようにニヤッといやらしく笑った。
「分かったよ。佐藤がそこまで言うのならあの先生様にクスリを使うのはやめにしてやる」
美和子の顔に一瞬安堵の表情が浮かんだ。しかし・・・・
「ただし条件がある」
「じょ・・・・ 条件? な、何よそれは」
「別に大したことじゃない。佐藤、あの先生の代わりにもう一度お前がクスリを使うんだ」
「えっ!」
美和子は絶句した。またあの淫獄の苦しみを味わえというのか。
「そ、そんなの嫌よっ!」
「おや、自分はどうなってもいいんじゃなかったか?」
「で、でも・・・・」
躊躇する美和子。勝俣がそれに追い打ちをかける。
「まあどうしてもお前が嫌だって言うならしょうがない。それならやっぱりあの先生様に
使ってもらうだけだ。佐藤、お前は民間人を犠牲にしても自分だけは助かりたいわけだ。
ずいぶんと立派な警察官になったもんだな」
辛辣な皮肉で美和子を言葉責めする勝俣。がっくりとうなだれた美和子を見て勝俣は
まさしく事態が自分の思惑通りに進展していることに満足していた。
もちろんわざわざ澄子をカタに取るようなことをしなくても美和子にクスリを飲ませる
手段はいくらでもある。だがこうして美和子自身に二者択一の選択を迫ることで、
彼女に更なる屈辱を与えることができる。そして彼女が警察官である限り、導き出される
答えは一つしかありえないのだ。
そこへ高木の怒号が部屋中に轟いた。
「ふざけるなっ! この野郎っ! 民間人を人質に取るような真似をして、
きさまはそれでも元警察官かっ!」
怒り心頭に発し、さらに罵倒を連ねようとする高木に勝俣は一瞥くれると、冷徹に言い放った。
「その民間人を犯したお前がそんなことを言える立場だと思っているのか、高木巡査部長」
「くっ・・・・ あ、あれは・・・・ おまえらが・・・・」
「だめだめ。何と言い訳しようと、お前があの先生様を犯して中出しまでしたことに
変わりはないんだからな」
その一言で高木を沈黙させた勝俣は美和子に引導を渡すように問いかけた。
「それで佐藤、どうする? あの先生に使ってもらうか? それともお前が使うのか?」
美和子は顔を上げて一瞬躊躇し、直後にその躊躇したことを激しく後悔して
勝俣を睨みつけて言った。
「わかったわ。私に使えばいいでしょ」
「ああ、やっぱりお前ならそう言うと思ったよ。それじゃあ今度は直接口から飲んでもらおうか」
勝俣が掌に白い錠剤を乗せ、美和子の口元に差し出す。
「ほら、口を開けるんだ」
「・・・・」
口を開けない美和子。これを飲めばまたさっきの淫蕩な悪夢が繰り返されることになる。
覚悟はしていてもやはり躊躇してしまう。
「しかたねえな」
それも予定だとばかりに、勝俣は美和子の両頬を右手で挟みつけて力づくで口を開けさせて
そこに錠剤を放り込み、左手に持ったウィスキーの瓶の口も突っ込んで、無理やり流し込んだ。
「けほっ、けほっ、けほっ!」
むせかえる美和子を勝俣が覗き込んだ。
「実はな佐藤、そのクスリは注射より経口の方が効き目が遅いんだよ。それに2度目だから
効いてくるまで多少時間がかかるし、ちょっとした刺激が必要かもな」
「そ、それはどういうことよ」
勝俣がベッドの方向を振り返った。
「だから効き目が出てくるまで、先生様の輪姦ショーでも鑑賞してもらおうか。
自分そっくりの女がマワされているところを見るってのもいい刺激になると思うぜ」
「何ですって! 私がクスリを飲んだのに約束が違うじゃないのっ!」
「もちろんあの先生にクスリは使わないさ。だけど犯らないとは一度も言ってないぜ」
「卑怯者!」
つるされた状態で美和子はもがくが勝俣はせせら笑った。
「おいおい、そんなに動くとクスリが早く効いてくるぜ」
そして軽く手を上げ、木島と蜂須賀に合図した。
「待たせたな。いいぜ、犯っちまいな」
合図とともに2人は一斉に澄子に群がった。まず澄子の上半身を起こし、背後に回った木島が
脇から手を伸ばして乳房を弄び、蜂須賀が両脚を大きく引き裂いてその空間に身を躍らせ、
秘裂へと指を伸ばす。
「あうっ!」
澄子がその刺激で意識を取り戻し、自分の置かれている立場に気づいて絶叫した。
「いやぁっぁぁぁ!」
「やめなさいっ!」「やめろっ!」
2人の刑事の怒声が交錯する。
「へっへっへっ・・・・ さっきの刑事さんみたいにアンタにも後で潮を噴かせてやるよ。
だけどその前にまずは味見だな」
木島は澄子の中に差し入れた指で中に残る高木のザーメンを掻きだして引き抜くと、
指についた白濁の液体をティッシュで拭き取った。
そうしてからおもむろに股間へと顔をうずめ、目前に淫らに瞬く裂け目にむしゃぶりついて
猛烈なクンニリングスを始めた。
「あああっ! いやっ、いやっ、いやぁっぁっぁぁ!」
背後から女の象徴をいいように揉み砕かれ、さらに股間に食いつかれて「女」そのものを
玩弄されてその身を蹂躙され続けている。
澄子の白い裸身に絡みつく二人の男の姿はまさしく獣欲に狂ったケダモノそのものだ。
その若く滾った有り余らんばかりの性の吐け口として彼女の肢体をおもちゃにして
嬲りぬき、歪んだ欲望を存分に満たそうとしている。
「お願いっ、やめさせてっ! 小林先生には何の関係もないことじゃないっ!」
「そうだな。あの女は全く関係ない。まあ、あんなにお前にそっくりだったのが
不運だったってことだ」
「そんな・・・・ どうして・・・・ あっ・・・・」
美和子にあの感覚が再び襲いかかってきた。身体が火照って熱くなり、目の前がぐるぐると
回転している。膝ががくりと抜け、爪先立ちも維持できなくなった。
「くっ・・・・ だっ・・・・ だめっ・・・・」
「おっ、効いてきたようだ。じゃあスペシャルタイムと行こうか。
園田、あれを持ってこい」
命じられていったん部屋を出た園田が30秒もかからずに戻ってきた。
そしてその手にしている物を見て美和子の顔色が変わった。
それはシリコン製の電動バイブだった。かなり大きめのサイズで、色や造形も
グロテスクなほど男根そっくりに仕上げられているこだわりの特注品だ。
「そ・・・・ それはっ・・・・」
「こういう大人のおもちゃは使ったことがないのか、佐藤?」
「なっ・・・・」
思わず絶句する美和子。それを見て勝俣が小さくうなずいた。
「そうか、やっぱり経験はないか。じゃあ今夜が記念すべき初体験ってわけだ」
勝俣が園田から電動バイブを受け取ると、園田はラジコンのコントローラーのようなものを
取り出してスイッチを入れた。
するとバイブのヘッドの部分がうねうねとくねり、さらにごつごつとした突起をつけられた
根元部分が不気味な低い音を立ててゆっくりと回転し始めた。
「これがお前の中にインサートされて動きだしたら・・・・ どうなるかはわかるだろ」
「やっ・・・・ やめてっ・・・・」
美和子の背筋を走るおぞましい戦慄。クスリが利いてきた今の状態であんなものをヴァギナに
突っ込まれて動き出したとしたら、自分がどんな反応を示してしまうのか想像するだに恐ろしい。
「お願いっ、やめてっ・・・・ そんなのいやっ!」
だが美和子の懇願など聞く耳を持つ勝俣ではない。
いったんバイブの動きを止めると美和子の足もとにしゃがみこんで両膝頭を掴み、
大きく押し広げようとする。
「いやっ」
美和子は必死に大腿部を締めようと抵抗するが、足は半開きの状態に固定されており、
それには限度がある。
勝俣は美和子の陰部に電動バイブのヘッドを押し当てた。
「ひっ!」
さらに間、髪を入れずにずぶりと押し込んでいく。
「いやぁぁぁぁ!」
美和子の淫裂は十分な潤いをもってシリコン製の男根をさほど苦も無く呑み込んでいく。
そうして十分根元まで押し込まれ、それは美和子の体内に突き刺さった。
締め付けのいい美和子の蜜壺にがっちりと食い込んだそれは容易に落ちることは
なさそうだったが、それでも念のためガムテープで軽く止めて美和子の股間に固定した。
「それじゃあまずはテストだ。軽く動かしてみろ」
園田がコントローラーのスイッチをオンにする。
美和子の中にぎちぎちに埋め込まれたシリコン製の男根が突如生命をもって動き出した。
ヘッドが上下に動いて美和子の蜜壺を蹂躙し、突起部分がゆっくりと回転する。
「はううっ! だっ・・・・ だめっ・・・・ 動かさないでぇぇっぇ!」
絶叫しつつも腰をくねらせ、淫らなダンスを踊る美和子。それが3分ほど続いた。
「調子は上々、問題ないな」
園田がスイッチを切り、シリコン製の男根の動きは止んだ。
ぜいぜいと荒い息を吐きながら、美和子が懇願する。
「お願いっ・・・・ もうやめてっ・・・・」
あの勝気で気丈な美和子が端整な顔を涙で濡らして懇願している。
そんな凄惨さすら漂わせる表情も美しく、それがよけい男の加虐心をそそるのだ。
「それじゃあ本番と行こうか」
再び園田がスイッチをオンにしてバイブが不気味にうごめきだした。
今度はヘッドが前後に動くと同時に左右にも激しくくねり、さらに突起部分は速さと
強弱にアクセントを付けながら美和子の膣壁を責め苛んだ。
「くうううっ! だっ、だめっ、動かしちゃだめぇっぇぇ!」
再び淫らなダンスを踊り出す美和子。
さらに園田が別のスイッチを入れると、美和子の中を占領していたそれがさらに一段と
膨張した。
「きぃぃぃぃっ!」
まるで股間から身が真っ二つに裂かれそうな衝撃が走った。先ほど蜂須賀の巨根を
受け入れさせられた以上の凄まじい衝撃。さらに園田が手元のコントローラーを
いじるたびに、到底人間では不可能なアクロバチック的とさえ思われる動きで、
脅威の男根が美和子を延々と責め苛む。
「あぐっ・・・・ だっ・・・・ だめっ・・・・ お、お願いっ・・・・
これを外してぇぇぇぇっ!」
勝俣が美和子の顎を掴んで残酷に言った。
「外してほしけりゃ、こう言いな。『私は淫らな雌犬(ビッチ)です。
勝俣さん、どうか私を犯してください。私、あなたに犯されたいんです』ってな」
「だっ・・・・ 誰がそんなことをっ・・・・」
白目をむきながらも抵抗する美和子だが、園田がまたもやコントローラーを操作すると
バイブは前後への動きをより激しくして美和子を突き上げる。
「あひっ、あぐっ、はううっ・・・・ だっ・・・・ だめっ・・・・」
「どうだ、佐藤。こんな機械にまでイカサれちまうのか」
美和子はぶんぶんと首を振るが、その時が目前に迫っているのは明らかだ。
だがそれでも美和子は屈服の言葉を言おうとしない。
「しかたねえな」
園田に命じていったん動きを止めさせる。がっくりとうなだれた美和子の顎を掴んで
顔を上げさせ、ベッドの方に顎をしゃくった。
「そんじゃあお前がイッチまったら、今度はあの先生様にも使うとするか」
美和子がはっと顔を上げ、澄子の方に目をやった。
澄子は犬のような四つん這いの格好にされ、背後から蜂須賀の巨根に貫かれて
白目を剥いて苦悶している。
「お前ならわかるだろ。これはあの蜂須賀のモノより強烈だ。あの先生様も今度こそ
ぶっ壊れちまうだろうな」
「やっ、やめてっ!」
「別にかまわないだろう。もうあの先生だって輪姦(まわ)されたんだし、今更これを
使うも使わないも大した変りはないさ。それにそのほうがお前も楽できるってもんだ。
素直になりな、佐藤。あの先生様にも犠牲になってもらえよ」
「馬鹿なこと言わないでっ! そんなことできるわけないでしょっ」
「だったらさっき言った通りにするんだな」
再びバイブが小刻みに動き出す。
「ううっ・・・・・」
「さあ、佐藤。どうするんだ。あと10秒以内に言わなければ、これを引き抜いて
あの先生に使うとする」
それがこの男の手段だと分かっていても美和子に逆らうすべはなかった。
「わっ・・・・ わかったわよ」
バイブの動きが一時的に止まる。
「何がわかったんだ、佐藤」
美和子は唇を噛み、勝俣を睨み付けた。
「言えばいいんでしょ。私・・・・」
屈辱の言葉を言いかけた美和子を勝俣がとどめた。
「おっと、この状態で言ってもらおうか」
勝俣が目配せすると園田がコントローラの出力を中程度まで上げた。
再び動き出したバイブが美和子の中の蹂躙を再開した。
「うぐっ・・・・ うううっ、や、やめっ・・・・」
「ほら、言うんだ佐藤、私は何なんだよ」
端整な顔をゆがめ、美和子は屈辱の言葉を口にする。
「わ・・・・ 私はみだ・・・・ 淫らなビ・・・ ビッチです。か、勝俣さん・・・・」
さらに言葉を継ごうとした美和子に更なる試練が襲いかかった。園田がコントローラーの
出力をさらに上げたのだ。これまで以上の淫らな蠕動が美和子の中を徹底的に蹂躙する。
「あぐうっ・・・・ だっ・・・・ ど・・・・ どうか・・・・ 私を・・・・
おか・・・・・ あああっ!」
「言葉が途切れたぞ、ちゃんと言い直すんだ、佐藤、『私を犯して、滅茶苦茶にして』ってな」
「わ・・・・ 私を・・・・ お、犯し・・・・・て・・・・ めちゃく・・・・
ちゃに・・・・ し・・・・・てぇぇぇっ!」
バイブの動きが止まった。美和子はぐったりとうなだれ、ぜいぜいと荒い息を上げている。
「ようし、よく言った。えらいぞ佐藤。それじゃあお望み通り犯してやる」
勝俣は美和子の背後に回り、腋の下から手を回して乳房を弄び始めた。
決して巨乳ではないが、かといって小さすぎない適度な大きさ、きれいな半円を描く
フォルム、しっとりと手に吸い付く瑞々しい肌の感触、しこしことした弾力、
強く揉みこめば指を力強く弾き返してくる抜群の抵抗感。いくら揉んでも揉み飽きない
まさしく男を歓喜させずにはいられない極上のバストだ。
股間に異物を挿入されたまま、乳房を弄ばれて追い込まれる美和子。
クスリの効果も絶大で、あっという間に高みへとのぼりつめさせられていく。
「あああっ・・・・ だっ・・・・ やめっ・・・・ ああんっ・・・あああん・・・・
だっ・・・・ だめっ・・・・ 外して・・・・ お願い・・・・ これを早く
外してぇぇぇ」
「だめだな。お前はこれを付けたまま犯されるんだ」
「!」
意味の分からぬ美和子に勝俣が残酷に宣言した。
「今からお前のアナルを犯す。分かるだろう、ケツの穴を犯るっていってるんだ。
佐藤、お前は前後の穴を同時に犯されるんだよ」
「ええっ!」
「クックックッ・・・・ どうやら高木巡査部長にはそっちの趣味はないようだな。
もしかしてこっちの穴はバージンか?」
「なっ・・・・ 何を言ってるのよ!」
「園田、ローションを持ってきてくれ」
「ラジャ」
勝俣はローションを園田から受け取ると、美和子の菊座へと丁寧に塗り込める。
「ひっ!」
その冷たい感触に身を震わせる美和子。
「初めてとなると、これを塗っておかないとちょっときつそうだからな」
そこで美和子は改めてアナルを犯される恐怖に襲われた。まだしもヴァギナを
犯されるのなら女としてのプライドはまだ保たれる。だがアナルは本来性的行為に
使われる場所ではない。そこまで犯されるとしたら、美和子の女としての、
いや人間としての意味すら失われてしまう。
ましてやそれを同時に犯されるなど・・・・ まさしく雄の欲望を満たすためだけの雌、
すなわちそれは性奴隷、いや肉便器に堕してしまう。
「だっ・・・・ だめっ・・・・ そ、そこだけはお願い、やめてぇぇっぇ!」
だがその悲痛な叫びは勝俣の欲情を増すだけの触媒にしかならない。
園田を振り返り命じた。
「ちゃんと撮っておけよ。佐藤美和子のアナルバージンロストの瞬間だ」
「分かってますって」
園田がカメラを肩に構えて股間にバイブが突き刺さった美和子を真正面から捉え、
レンズを覗き込む。
「うおっ・・・・ なんちゅう卑猥な・・・・ それじゃあまた踊ってもらおうか」
コントローラーの出力があげられ、シリコン製の男根が美和子の中で不気味に蠕動し始め、
それに悶え苦しみながら卑猥なダンスを踊る美和子。そこへ勝俣が満を持して怒張した
己の肉刃を露わにし、美和子の腰を掴んでその先端を菊座にあてがった。
「いくぞ、佐藤。俺に犯してほしいんだよな」
「だっ・・・・ 誰がっ・・・・」
それ以上言葉は続かなかった。勝俣が情け容赦なく一気に押し込んできたからだ。
「ぎひぃっぃぃぃぃ!」
──メリリッ
音を立てて美和子の肛門が押し広げられていく。
「うぐっ!」
「ローション使ってもさすがにこっちはきっついな」
「うううっ・・・・」
「どうだ、前後の穴を塞がれた気分は?」
もちろんこんなことは初めての経験だ。美和子はその想像を絶する衝撃にただただ
悶え苦しむだけだ。
そこへ園田がおどけた口調で言った。
「そんじゃあ前の方、スパートします」
最大出力に上げられて猛りを増したシリコン製の男根が凶暴さを増して美和子の中を蹂躙し、
徹底的に責め立てる。
「あぐぐぐっ・・・・ あうっ・・・・ あがっ・・・・ だっ・・ だめぇぇぇ!」
勝俣も満を持してストラスを開始し、一定のリズムで出し入れする。
「はあっ! はあっ! はあっ!」
「いいぞ、いいぞ、佐藤! お前は最高にいい女だ!」
両手で美和子の乳房を弄びながら、腰をがんがんと振ってアナルを犯す勝俣と
そして激しい蠕動でヴァギナを犯す人工性の巨大な男根の激烈を極める責め立てに
クスリの効果も加わって、もはや美和子が正気でいることは不可能だった。
「あひっ、ぐぐぐうっ、あうっ、あああっ・・・・ も、もう・・・・ やめてぇぇぇl」
美和子の頭の中は真っ白になっっていた。何も考えられなくなり、前後の穴で繰り返される
ピストン運動に合わせるように身体を痙攣させ、白い泡を吹いている。
小気味よくリズムを刻む勝俣。すると苦悶に呻いていた美和子の表情が明らかに変わってきた。
前後の穴を責め立てられるというこの上ない恥辱を、クスリの効果によって何倍にも増幅された
性の喜悦が押し流し、身体中を駆け巡る淫蕩な奔流の中に放り出された美和子は恍惚の表情を
浮かべて完全に自分を見失い、性の喜悦の荒波に翻弄されるまま、自らの「女」の本能を晒して
嬌声を上げ始めたのだ。
そしてこの境地こそ勝俣が追い求めたものだ。
「はあっ、はあっ・・・・ イ・・・・ イクッ、イクッ、イクッ、イッちゃうううううっ!」
「そうだ、イッテいいんだ、イッチまいな、佐藤!」
勝俣はラストスパートをかけ、大きく深いストラスで美和子をがんがん突き貫き続ける。
そして・・・・
「うおおぉぉぉっ!」
獣の咆哮とともに、その歪んだ欲情の熱水を迸らせ、一気にすべて美和子の中に注ぎ込んだ。
「いいいっっっっ!」
ひときわ高い絶叫を上げると同時に、エクスタシーの頂点へと祭り上げられた美和子。
それは性奴隷と化した美和子がさらに一段高いステップを踏み出した瞬間でもあった。
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