返信一覧

今日買った本

・諸星大二郎『海竜祭の夜』
かなり昔の作品なんですが、ようやく見つけて読めました。
もー、収録されてる話ことごとく怖い!!久々に「闇が怖い」。この人の描く「化け物」はなんでここまで生理的嫌悪をかきたてるんだろう(←勿論誉め言葉)『生命の樹』は怖いというより著者の諸星さんの凄さを再認識。『闇の中の仮面の顔』はラストシーンが怖い!「トコイ」が怖い!

・青池保子『魔弾の射手』
収録されていた『トラファルガー』マスコマでナポレオン戦争時代にある程度予備知識ができてたので、かなり面白く読めました。絵柄もこのころの物は華麗さの度合いがほどほどで結構好きだ。つーかネルソンはやっぱりアイドルなのね。

・ロバート・V・ヒューリック『雷鳴の夜』『観月の宴』『紅楼の悪夢』
ディー判事シリーズ一気読み。でもできればタイトルは『中国○○殺人事件』で統一して欲しかったな。
副官勢揃いがないのは残念ですが、オトモダチのルオ知事のキャラクターが愛らしくも格好良い(小柄のおデブさん。粋人かつ有能、堅物のディー判事のペースを軽く崩してくれる)ので満足。面白いけどあまり人に知られていない、不遇なこのシリーズの布教をしたくてたまらない。

K山 2004年10月30日(土)01:24

お 諸星大二郎ですか
さすが良いところをよくご存知ですねえ
はじめて読んだのは「妖怪ハンター」かなあ

あとね 自分的には星野之宣が好きですねえ
諸星大二郎と星野之宣は自分にとっては
両巨頭 といったところです 持ってなかったら
送りまっせえ

ロバート・V・ヒューリックってのは
知らないなあ こんど時間あるときに
さがしてみますね

管理人 2004年10月31日(日)17:43

初諸星は『無面目・太公望伝』でした。そこから『西遊妖猿伝』『孔子暗黒伝』『暗黒神話』『諸怪志異』『栞と紙魚子』あと短編集。たぶん半分も集めてない…

星野之宣は、まだ読んだことないです。宗像教授シリーズは文庫で出ているので購入しようか検討中。

ディー判事シリーズは小説です。唐の時代の行政官が事件を解決するミステリー。何作かはグーテンベルクでネット文庫になってて、ちょびっと立ち読みできます。

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