たまーに雑誌でチェックしてたけど、あらためてコミックスを2巻まで購入。やっぱりまとめて読める方が良いな。手塚漫画のリスペクトということで、「浦沢テイストになってるお馴染み手塚キャラクター」というだけでもかなり面白いです。アトムやお茶の水博士なのに浦沢キャラ!ロックやランプ、それに天馬博士がどんな風になるのか気になるー!ストーリーも現在どんどん風呂敷を広げているところなので、2巻を読み終わったとき「つづきはどうなるんじゃぁ〜!」と暴れそうになりました。うう、4巻ぐらいまで出てから読んだ方がよかったかもしれん…
進行役のゲジヒト刑事は、やや額の寂しいオッサンなのに妙に色っぽいです。
第九回手塚治虫文化賞、受賞おめでとうございます!何巻で完結かまだわかりませんが、広げきった風呂敷をたたみ上げるところまでしっかり楽しめますように。
この話はオリジナルも大好きで、子供の頃むさぼるように読んでいました。アトム一番人気のエピソードです。
それだけ浦沢さんもけっこうプレッシャーがあるみたいで、この連載を始められてから、体調を崩されたそうです。
http://www.ringolab.com/note/natsume2/archives/003346.html#more
オリジナルは、人間のエゴに振り回されるロボットたちを描いていますが、PLUTOはそれプラス、もう一つ踏み込んでテーマを掘り下げようとしているみたいですね。まだ全貌が現れていないので、なんとも言えませんけど。
まだ主役(?)のプルートウが姿を現していません。オリジナルは出ずっぱりだったので、感情移入も楽だったのですが、今回はどうなるのだろう。
ネタばれになら無い様に注意したいのですが、オリジナルの順番だと、次の犠牲者はこれまで物語を引っ張ってきた「彼」なので、それと入れ違いに姿をあらわすのでしょうか。だとすると、この物語はまだまだ序盤の展開のような気がします。
さて、雑誌掲載では遂に七人目のエプシロンが登場しました。この間まで放送していたアニメでは女性型アンドロイドに変更されていたけど、浦沢版は長髪細身のイロオトコタイプです。(笑)
ちょっとヨハンのイメージがあるかな。
なんであれ、今楽しみなマンガであります。
オリジナルは未読ですが、どうやら話の作りとして「オリジナルとのギャップ・ズレ加減も楽しみの内」らしいので、豪華版の1巻を買っておけば良かったと後悔中。
浦沢版エプシロンは、なにしろ見た目がアレ(ヨハン)なので「実は子供たちに恐ろしい教育をしているのでは?!」とドキドキしてしまいました(^_^;)
今まで破壊されたロボットたちの描写が非常に切ないので、本当はもう誰も壊されて欲しくない…でも続きは読みたい…と、ちょっぴりジレンマ。