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5/24 10周年

 5/14に、このサイトも10周年を迎えたようです。

 10周年なので、まぁホームページの色調くらいは変えようかと思っていますが、それよりも記念としてNobileArmUdongainを公開しました。

 Udongainはどうか分かりませんが、NobileArmはWindows自体の大幅改定があったり、あるいはシェル自体に同一の機能が盛り込まれたりしない限りは、ずっと使えるソフトではないかと思ってます。

 NobileArmはフォルダの中身をそのままラウンチするというユーティリティで、GOw同様、機能の概要を聞いただけでは何が嬉しいのか良く分からないソフトですが、使うとどうなるかというと

 まず、恥を忍んで使用前の状態。よくある>>1のデスクトップよりは大分マシだと思いますが、恣意的に作られたのではなく、自然に出来たもので、しかもGOwを導入してこれですから、相当なものです。というか、実際のデスクトップの解像度は1600x1200ですから、出来の悪い(主に自作の)アプリがいたずらしてデスクトップの解像度を800*600などにされた日には大変な事になります。

 ともかく、年をとったせいか、それとも軟弱GUI生活が長く続いたせいか、いつも使うものはできればマウスで開きたいという欲求があるのでこうなってしまいました。メモやらツール・ゲームのショートカットに加え、作業ディレクトリへのショートカットが山のように転がっています。とりあえず、GOwのラウンチャとしての機能は弱いんです。

 しかし!このカオスに、NobileArmを投入すると…

  こうなります! まさに驚きの効果。ワォ!すごいね、見違えたよマイケル!

 ウィンドウがチラっと出てる間しかメモリを食わないのも良い所です。GOwがメモリ食いなのをさんざんバカにされた挙句、一個起動したら終了するという苦肉の策的なオプションを用意したのとは対照的に、最初から最低限の時間しかメモリ空間に留まらないというスタンスです。

 こうして、長く使えそうなソフトというものがなんとかでっち上げられました。

 自分で書いたソフトの紹介文を自分で書くというのもなかなか痒い物があるのですが、最近は窓の杜やVectorもすっかり冷たくなり、作者より早いレビューを書いて度肝を抜いてくれたりはしません。いや、冷たくなったんじゃなくて、アーカイブの管理だけで大変な労力になってしまったんでしょうけど。

 まぁともかく、先述の通り確かに役立つ筈だけど、何がしたいのか良く分かりづらいソフトなので、ある程度語らなければならない事というのはあるわけです。自分では長々と使えるソフトだと思うので、長々と使ってやって欲しいですからね。そんな長く使えるソフトとして、たとえばGOwなどは、僕がDelphi.2.0ユーザーとなったその日から作った、本当に記念すべき物で、完成より10年半経っていますが、未だに使い続けてくださる方が居ますし、僕自身も使い続けているユーザーの一人です。

 今回作った、NobileArmがいつまで使える物かは良く分かりませんし、僕が知らないだけで同じニーズを充足させてくれるソフトは山ほどあるのかもしれませんが、暫くぶりに最低限の実装で、最大限の効果を上げられる類のモノが出来た感じがします。問題は、Vistaで動作確認ができていない点ですが、ドライバ周りが落ち着いたらVistaに移行したいなあとも思っています。…今は暮らし向きが悪いので、もう少し暮らし向きが改善されてからになりそうですが。

 それにしても、今後10年ってどうなるんでしょうね。個人的には過去10年は、前半は動きが激しかったものの、後半はかなり停滞ムードでした。このサイトは、そのまま僕の生活態度や興味の範囲を反映しています。今後、プログラミングなどの趣味に没頭する余裕は少なくなっていくでしょうけれど、どんな事であろうとも、やる気が無ければ出来ないわけですし、やる気があれば出来るってものです。戦国時代にフレックスタイムを採用した武田信玄も言ってます。

 

 さらなる10年を、導いてください。

 いや、導いていきます。自分の分だけですけど。

Taku Hayase(SANDMAN)

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