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何故こうなったのか。
何度考えても判らない――――いや、判りたくない。
二人の男にこうして支配されている理由など、考えたくもなく、そしてそんな余裕もなかった。
「ほら京一、僕の全部入ったよ」
アナルの肉壁を押し広げる男根は、自分のよく知る親友のもの。
「京ちゃん、口開けてごらん。こっちも可愛がってあげるよ」
まるで子供をあやすように頭を撫で、半開きになった口に侵入する男根は、いけ好かないけれど決して嫌いではない男のもの。
腕を親友に捉えられ、体中を欲望の熱で満たし、歓楽に堕ちた自分の体は、もう京一の意思で動いてくれない。
既にこの躯は、京一を間に挟んで自らの欲望を穿つ男達の命令にしか、従おうとしなかった。
「動くよ」
「んんッ……!」
「歯、立てないようにね」
「ふぐ…ッ」
言うや否や、二人は激しく腰を振り、親友の、お気に入りの少年の上下の口をそれぞれに犯す。
「んッんッんッ! んくッ、う、ふぅうんッ!」
絶えず刺激を与えられ続けた京一のペニスは、萎えると言う事を忘れたかのように、張り詰めて勃起している。
白濁液を何度も何度も吐き出したのに、何故だろうか。
そして今また――――濃い液体をぶちまける。
「またイっちゃった? 京ちゃん」
「んんッ! んく、う、ふぅぅん……ッ」
「お尻まんこ苛められるの好きだもんね、京一は」
「ふぐぅ…ふんッ、む、むぅ、んふぅぅぅ!」
ずぽずぽと親友に直腸を突き上げられ、京一は腰を振って身悶えする。
激し過ぎる快楽から逃れようと言う行為だったが、見る側からすれば更なる快感を欲しているようだ。
親友は京一の足が力を失い、震えている事も気に留めず、最奥を強く穿ち抉った。
ビクンと京一の躯が跳ね上がる。
「んぐッ、ふ、ふひぃぃいぃッッ! ひんッ、むぐッ、むぉぉッッ!」
留まる事を忘れたように、京一のペニスから白濁が溢れて床を汚す。
同じように顔も咥内も、秘孔もその体内も――――二人の男の熱と欲望で溢れるほどに汚されて。
なのに逃げられない。
だって――――この苦痛と引き換えに与えられる快感は、甘やかな麻薬のように手放し難いから。