画材について




製図用インクは、乾きが早いのですが、色を乗せると溶けたり滲んだりしてうぎゃあああってなったので、モノクロ原稿用になりました。
あとこの製図用インクは、消しゴムかけると掠れます。
モノクロ原稿はほぼ消しゴムかけないで、下書きのまんまスキャンするので気にしない。

カラー用インクには開明墨汁を使っています。
以前まで普通の墨汁を使っていたのですが、腕とか掌とか擦れたりして、インクがびゃーって斜線上に伸びてしまう事が多いので、ペン習字に変更。これもたまに掠れるけど、前のよりはマシになった…気がする。
そうでなくとも手汗が酷いので、右手の下にはティッシュとか置いて線をカバーします。

ペン先のメーカーは全部TACHIKAWA。
手に入るペン先を一通り試した結果、一番硬く、筆圧が強い自分でも細めの線が描けるので愛用。ゼブラとかは柔らかくて、太い線ばっかりになった……

修正液は、どちらも時々水を入れて掻き混ぜます。固まっちゃうから。
しかし水を入れ過ぎると、溶液が薄まってしまって、修正した線が浮き上がって見えちゃうので濃度には注意。
修正用のペン先は、大体潰れたペン先をそのまま使っています。

写メには撮りませんでしたが、アナログでカラーを塗る時は、画材ごとに紙を変えています。
今回はコピックで塗るので、『北雪ケント紙』と言う紙を使います。
漫画原稿用紙や上質紙に比べ、発色が良く、塗りムラもあまり目立たない方だと思います。塗ったインクの乾きは少し遅い気がするのですが、乾かない内に重ね塗りしまくる塗り方をしているので、多少乾きは遅いくらいが私的には丁度良い。
また、コピー用紙にコピックを使うと、色がじわーっと広がったりする事がありますが、『北雪ケント紙』はあんまり広がりません。滲み効果はあんまり期待出来ないかな……
色を乗せた時には、少し色が仄暗く見えますが、乾くと綺麗に発色します。


さて、絵に入ります。



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