潤ったままの花芯 前編

<登場人物/父 稔・娘 あずさ>

 今日も娘 あずさの帰宅が遅い。居間で父親 相馬 稔はイライラを隠せず、 一人で煙草を吹かしている。稔の心配も無理はない。あずさは、ここ三日連続 で門限の十時を破っている。稔が色々理由を問いつめても、あずさは言葉を交 わさぬまま自分の部屋に飛び込み中から施錠してしまう。   
 稔は決して娘に甘い父親ではない。むしろ他の家庭より厳しいはずだ。あず さが小学校に入った年に妻を交通事故で亡くしたため、稔は手広くやっていた 事業を縮小し、その事業を部下に任せて自分は娘の教育に心血を注いで来た。 それは亡き妻に対しての義務でもあった。あずさもその親の期待に応えて、小 ・中・高と優秀な成績で過ごして来た。また最近は、その高校の生徒会副会長 に推されるなど周りにも人望が厚い人気者だった。父との関係も、他の父親が 羨むほどの仲良さで、事実稔とあずさは、あずさが中学3年の時まで一緒に風 呂に入っていた。あずさはその行為に全く疑問を持たず、むしろ稔の方が美し く成長した娘の裸体に羞恥を覚え、あずさが高校生になってから一緒に風呂へ 入るのをやめたほどだ。   
 それからもあずさの態度は変わらず、性格も素直なままで父に接していた。 父と娘の関係は非常に順調だったのだ。つい三日前までは……。   

 あずさは、『性行為』に全く興味がなかった。小さい頃から、厳しくも優しい父に育てられ、小学校・中学校と女の子しかいない学校に入った。今では女子校でもセックスの話題は当り前のように上がるが、あずさは友だちがそのような話をしている時に黙々と勉強していた。しかし性格は社交的だったので、その友だち達は、「あずさにはそういう話をしないでおこう」という暗黙の了解をつくっていたのだ。     
 そんなあずさが選んだ高校は、男女共学だった。稔は当然反対した。娘に悪い虫がつかぬように女子だけの学校を選んで来たのに、高校が共学では本末転倒だからだ。しかし、あずさの心は単にその高校が県下有数の進学校であり、いずれは父の会社を手伝いたいという気持ちで選んだだけで、逆に父がなぜそれほどまでに反対するのか不思議だった。あずさは自分の気持ちを素直に稔に話し、稔はそれを受け入れた。しかし、稔の心配は的中する。   

 あずさに人生の転機が訪れたのは、つい三日前のことだった。一週間前に生徒会の副会長に選ばれたあずさはその日、前生徒会との引き継ぎのため新生徒会のみんなと学校にいた。形式だけの引き継ぎ式はすぐに終わり、新生徒会の面々は新しい生徒会長 岸田 順の家でお祝いのパーティーをすることとなった。岸田は金融業の父を持ち、あずさの家よりも裕福な家庭だった。甘いマスクで女子生徒の人気が高く、今回の選挙もほとんどが他のクラスの女子からの得票で当選したようなものだった。しかし何故か男子からの人気はあまりないのだ。その理由は、岸田の女関係にあった。
 岸田は高校生ながら女には目がなく、他の男とつき合っている女だろうがなんだろうが、金にあかせて関係を迫る。男子生徒はそれを知っているのだ。だが岸田自身外面がよいため、女子にはそのことがあまり広まらず、またそれを女子に言おうものならその男は「ウソつかないで」とか「ひがみはみっともないわよ」と女子にいわれるのがオチだったのだ。   
 パーティーはつつがなく進んでいた。しかし、あずさ以外の生徒会の女生徒 ですら岸田の周りに集まって機嫌を取ろうとする。そんな状態に他の男子はあきれて帰宅しようとする。男子生徒にとってあずさは、女生徒における岸田の立場よりずっと崇高なものだった。女のイヤな所をまったく持っていないあずさは、本人は気づいていなかったがほとんどの男子のアイドル的存在だったのだ。だからある男子生徒がそのパーティーの去り際、あずさに小さく耳打ちした。  

「相馬さん。岸田には気をつけるんだ……」   

 あずさの写真でオナニーをしたことのあるその男子は、心からあずさを心配してそう言った。しかし岸田になんの思い込みもなく、ましてや性の知識などこれっぽっちも持ち合わせていないあずさには、その言葉の真意は伝わらなかった。   

 男子生徒が全員帰った後も、岸田家のパーティーは続いていた。やがて時計が午後八時をさす頃になると、あらぬ期待を抱いていた女生徒たちも帰り支度を始めた。あずさもそれに同調する。  

「こんな夜に、女の子だけの一人歩きは危険だよ。家の車で送っていってやるよ」   

 岸田の提案に女生徒は歓喜した。岸田の家の運転手が運転するベンツでの送迎は女たちを有頂天にさせた。しかしそのベンツの定員は六人であり、女生徒も六人。一人乗れないという状況で一人残ったのはあずさだった。あずさは他の女子たちを優先して乗せてあげたのだ。あずさ以外を乗せたベンツが走りだした時、岸田の瞳に黒い欲望が灯った。今日のパーティーは、すべてあずさをものにするための岸田の計画だった。
 すでにあらかたの美人女生徒を味わった岸田は、校内最高の女であるあずさについに手を伸ばしたのだ。恒例でもなんでもないパーティーを開きあずさを招待し、またあずさの性格を読んできっと最後にたった一人残るだろうと踏んだ岸田の予想通りとなった。  

「相馬さん。寒いだろう?車が帰ってくるのはまだしばらく時間がかかるから、部屋でゆっくり暖まりなよ……」   

 岸田の言葉に、あずさはなんの疑いも持たずに同意した。再び岸田の部屋に通されたあずさは、しばらくして岸田が運んできた熱いコーヒーをゆっくりと飲んだ。その中に、液体状の睡眠薬が入っていることも知らずに……。  

「どう。おいしい?」  
「ええ、おいしいです。ありがとうございます……」  
「いえいえ。どういたしまして……」   

 内心の興奮を押し殺しながら、岸田は言った。  

「ところで、前から相馬さんに聞きたいことがあったんだけど」
「なんでしょう?」
「相馬さんって、なんでそんなにかわいいのに、彼氏がいないの?」  
「えーっ!」   

 あずさは本気でびっくりした。  

「うそでしょ!私男の子からかわいいなんて言われたこと、今まで一度もないですよぉ!」  
「そんなことないよ。男子の間じゃ『相馬さんはイイ線いってる』って有名だ よ」  
「……そうかなぁ」   

 あずさは心から喜んだ。愛だの恋だのに免疫のないあずさにとって、岸田の言葉は本当に嬉しかったのだ。  

「で、どうしてなの?」  
「え」  
「彼氏。どうして相馬さんに彼氏がいないのか、ってこと」  
「別に……興味なかったし」  
「興味なかった?」  
「はい。私、あんまり男の子に興味が湧かなくって……」  
「ふーん……」   

 岸田はそこで一度腕の時計を見た。そして微笑みながらあずさに言った。  

「ねえ相馬さん。眠くならない……?」  
「え?」  
「眠くなったでしょ」   

 そういえば、なんだか急にまぶたが重くなった気がする。それに体中の力がどんどん抜けていく。  

「あ……れ?」  
「そのまま、眠りなよ。これからイイ夢を見られるはずだよ……」   

 岸田のささやきを遠くに聞きながら、あずさは暗黒の眠りに沈んでいった。   

 あずさが次に目を覚ました時、すでにあずさは処女ではなくなっていた。岸 田は、あずさが睡眠薬による深い眠りにある時に乙女の純潔を奪っていたのだ。躰中に広がる鈍い痛みを感じたあずさだったが、セックスの知識などまったくないあずさにとっては、その痛みがなにを意味するものかなど、理解できなかった。  

「あ、目が覚めた?」   

 岸田の声に顔を向けると、そこには全裸の岸田がいた。  

「岸田さん……!」   

 男の裸など、父のものしか見たことがないあずさは、岸田のその姿にびっくりして身を起こした。そしてその瞬間、自分も全裸だということに気が付いた。  

「あ……うそ!」   

 あずさはベッドのシーツを掴んで自分にかぶせた。まだ事態を把握できていない。ただひとつ、股間の、あの部分がいやに痛むことに気づいていた。  

「ごめんね。君が眠ってる間に君の処女をいただいちゃった」   

 岸田が悪びれることなく言う。  

「でも、君のオ○ンコは最高だったよ。たとえ眠ったままでもね……」  
「処女?……オ○ンコ?」   

 あずさは本気で聞き返した。聞き慣れない言葉だからだ。  

「え……君、本当に知らないの?」   

 岸田はそう言って笑いだした。  

「こりゃまいった。相馬さんて、ほんとにお嬢様だったんだ!」   

 なぜ岸田がそんなに笑っているのか分からない。それよりなぜ自分が裸なのか、それが知りたかった。  

「なんで、私裸なんですか?」   

 岸田は自分の話が相手にまったく伝わっていないことが分かると、また別の考えが頭をもたげてきた。  

「……相馬さん。男と女はね、ある段階から本当の大人になるんだ」  
「ある段階……?」  
「そう。それを今、君は寝ている内に経験したんだ」   

 岸田はそう言いながら、ゆっくりあずさに近づいていった。  

「その行為、それはセックスって言ってね、とても気持ちのいいことなんだ…  …」  
「気持ちが……イイ?」  
「そう。それを君は眠った間にやってしまったんだよ。もったいないと思わない?」   

 岸田の言葉は催眠術のようにあずさの思考を鈍らせた。  

「……それをまだ経験できるんだ」  
「まだ……?」  
「そう。それはいつでもできるんだ……今からでもね」   

 あずさの紅い唇に岸田がキスをする。その巧みな口づけは、あずさの五感すべてを奪っていた。たった一度の挿入を経験しただけの若い躰も、その感触に本能的に疼き始める。  

「ん……っ」   

 全身を小刻みに震わせながら岸田の行為に身を任す。あずさは次の瞬間、思いもよらない動きに戸惑ってしまう。岸田の舌があずさの唇に侵入し、あずさの舌をまさぐりだしたのだ。気持ち悪い、という感じが強かったが、そのまま岸田の動きに合わせた。   

 気が付けば、いつの間にか岸田の舌はあずさの胸を這っていた。そこから湧き出でて来る不思議な心地よさが、あずさの心をさらに昴ぶらせていった。オナニーさえも経験ない17歳の清純な乙女は、同じ年齢の性獣に未開発の肉体をどんどん押し広げられていく。  

「あ……はあっ」   

 あずさの小さな喘ぎに、岸田はすぐに気が付いた。すでに舌はあずさのへその周辺を這いまわっていた。
(あまり時間もないし…、一気に責めるか……)
 岸田はそう思って、頭をぐっと下げてあずさの秘部を いきなり舐めあげた。  

「ふあ……っ!」   

 その瞬間、あずさの躰が勢いよく跳ね上がった。しかし岸田の強欲な舌は少女の淫裂を離さなかった。しっかりとあずさの腰をしっかりと抱え込んでいたからだ。  

「ちょっ、ちょっと、岸田さん……そんなとこ汚いです……っ」   

 あずさは、そこを『オシッコの出る場所』と認識していた。そこを岸田は構わず舐めしゃぶっているのだ。  

「ねえ、岸田さ……っ!」  

岸田の舌がその部分に深く刺し込まれた。あずさの躰の中心に強い電流が走る。  

「はあああう……んっ!」   

 あずさは、イッた。生まれて初めての性的絶頂だった。しばらくの間全身をケイレンさせて初体験の強烈な快感に身を任せていた。岸田にもあずさのオーガズムが手に取るように分かった。舐めていたヴァギナからトロトロと熱い液体が流れ出して来たからだ。先ほどの初めての挿入の時は、まったく潤っていない秘唇に苦労したが、これなら二度目のインサートは問題ない。  

「どう?気持ちよかったでしょ。こんなに気持ちよかったことって、今まであ  った……?」   

 岸田の問いに、あずさは無言で首を振る。  

「これが『イッた』ってことだよ……」  
「イッた……?」  
「そう。今、相馬さんはイッたんだ……」   

 岸田が笑顔を作って惚けた表情のあずさの唇にキスをした。興奮の極みにいるあずさには、その口づけは最高の味わいだった。  

「……これで、大人になれたの……?」   

 あずさが感激した声でささやく。岸田は笑顔を崩さず首を振る。  

「まだまだ、本番はこれからさ……」   

 岸田はそう言ってあずさから躰を離した。そしてうつろな瞳のあずさの目の前に立った。そして完全に勃起したペニスを指さしてあずさに聞く。  

「これ、なんだか分かる?」   

あずさはそのグロテスクなものから目を離すため、顔を手のひらで覆った。  

「分かるよね……僕のおちんちんだ。他にもチ○ポとかペニスとか、あと色々呼び方があるけど……」   

 岸田の恥ずかしい言葉の羅列に、あずさはそれを打ち消すように強く首をうなずかせた。  

「これはオシッコするためだけにあるわけじゃないんだ。君のアソコがそうだったようにね……何に使うか、分かるかい?」   

 岸田は説明してしまわずに、あずさにわざと質問した。気持ちを引き込むためだ。  

「……分からない、です」  
「ふふ、そうだろうね。これはね……君のアソコと同じ役目を果たすんだ。これと君のアソコを合わせることで、本当に僕たちはオトナになれるんだ……」   

 得意げに岸田が言う。思った通り、あずさは聞き返して来る。  

「合わせる……?」  
「そう。ピッタリと、ね……」   

 ゆっくりと、岸田は再びあずさの上に覆いかぶさる。さっきまで全然意識していなかった岸田のあの部分が、目について離れない。凝視すると、それがビクビクと脈打っているのが分かる。  

「気にいったかい?」   

 岸田の突然の声に、あずさはびっくりした。顔を向けると、岸田はいたずらっぽく微笑んでいる。  

「気に入ったみたいだね……これを、君のアソコに入れるんだ」  
「……これを!?」   

 あずさは正直に驚愕する。  

「だって、こんなに大きいのに……?」  
「大丈夫さ。君のこの部分だって、僕のコレにピッタリ合うようになるんだ。女と男の不思議なところさ」   

 諭すような岸田の口調に、あずさは納得する。  

「さて、あまり時間がないから……相馬さん、二人で大人になろうよ……」   

 岸田はそう言って自分の分身を支え持つ。あずさはその光景をドキドキしながら眺めていた。
(ほんとに、アレがアソコに入るのかな……)そんな感想を持ちながら……。   

 岸田のペニスが淫裂に触れた時、あずさの躰が硬直した。やはり、セックスがどんな行為か理解していないあずさにとっては、その瞬間を迎えるのは怖かったのだ。  

「大丈夫、力を抜いて……」   

 岸田は優しくささやきかける。あずさは目を閉じて岸田に身を任せた。   
 ズッと、脳天に突き抜けるような衝撃があずさを襲った。岸田の舌の愛撫で陰部は多分に濡れているものの、やはりたった二度目の挿入には強烈な痛みが伴う。その激痛にあずさは歯を食いしばって耐える。  

「……入った。入ったよ、相馬さん。どう、大丈夫でしょ?」

 息を大きく吸ってあずさは落ち着こうとする。女陰に打ち込まれた熱い杭からは確かに痛みが湧いて来るのだが、その痛みと共に躰の奥底から抑え切れない不思議な感覚が感じられる。先ほどの舌の愛撫による感覚と同じようなのものなのだが、その感じられかたが格段に違う。痛みはその快感によって少しずつ和らげられていく。  

「まだ痛い?大丈夫?」   

 岸田があずさの表情を見てささやきかける。しかしその堅い表情がやがて落ち着いて来るのを見て岸田も安心する。  

「大丈夫みたいだね」  
「……はい」  
「じゃ、動くからね」  
「え……動くんですか?」  
「そう。これで終わりじゃないんだ。これからさらに動くことで、もっともっと気持ちよくなれるんだよ……」  
「……はい」  

 返事したあずさだったが、まだ怖さは抜けきれない。岸田はその様子を見て、言う。  

「まだ不安みたいだね。じゃあ、ちょっと動いてみるよ……」   

 岸田はほんの少しだけ、腰を突き出してみた。その瞬間、あずさの喉が反りかえった。唇を開け小さく悶えながら……。  

「……気持ちいい?」   

 荒い息で、あずさがうなずく。無言だがそのうなずきにはしっかりとした意志が感じられた。

「じゃ、今度はもう少し動いてみるから」   

 女の反応に気を良くした岸田は、小刻みに腰を振り始めた。あずさが、眉を歪ませている。まだ痛みがあるのだ。しかし、岸田の断続的な腰のグラインドにその表情もだんだん和らいでくる。  

「ふ、あっ」   

 あずさの唇から小さな喘ぎが洩れる。今まで必死に歯を喰いしばっていた口からだ。快感が、あずさの肉体をゆっくりと支配し始めたのだ。  

「どう?気持ちイイでしょ」   

 あずさは反応しない。岸田のささやきさえも、あずさには聞こえなくなっていた。それほど、初めて感じるセックスの感覚が甘美だったのだ。   
 いつのまにか岸田の腰はさらに大きく揺らいでいる。もう痛みなどみじんも感じなかった。迫り来る最高の感覚に、あずさは身を委ねていた。  

「はあんっ、はあっ!」   

 羞恥さえ無くなったあずさの唇から、甲高い喘ぎが次々と湧く。岸田はあずさの絶頂が近いことを悟った。  

「いいよ、相馬さん……イキなよ。さあ、イクって言ってごらん……」   

 あずさはその言葉にうなずきながら、再び眉をひそめた。   

 次の瞬間、少女の躰に電流が駆け巡った。全身が激しくケイレンし、岸田のモノにたっぷりと甘いエキスが浴びせられる。  

「は、はあん……っ!」  
「イッたんだね……じゃあ、僕もイクよ……」

 岸田も腰を最大限に突き入れて、フィニッシュを迎えようとした。

「あ、相馬さんっ、僕も………ああっ、イクッ!」   

 岸田も、少女の熱い体内に二度目のスペルマを放出させた。   

 岸田は、「明日もまた家に来るように」とあずさに言って家に送っていった。素晴らしい体験をしたばかりのあずさは、それを喜んで了承し帰宅した。   

 次の日、岸田はまたあずさの完成された肉体をむさぼった。あずさを自分の腰の上に乗せ、女の方から腰を動かせたり、またバックからの体位などを経験させた。   

 その次の日、あずさと岸田は一緒に学校に登校した。岸田を慕っていた女生徒達はその光景に絶望し、男子生徒は「ついに俺達のマドンナまで奪られてしまった」と歯ぎしりした。下校の時もあずさは岸田の家の車に乗り、直接岸田の家に向かった。

 その日岸田は、あずさにフェラチオをしっかりと教え込んだ。  
 今までの遊びの相手は、「フェラチオだけは勘弁して」と拒否されることが多かった。しかしあずさは、岸田のペニスによって快感を開花させたため、ペニスに何の恐れも持っていない。岸田はそこを読んであずさにフェラチオを徹底的に教え込んだのだ。そしてその結果は、岸田にとって大いに喜ぶべきものだった。生まれながらの才能か、あずさのフェラは最高だった。舌・唇・そして喉まで駆使 して、まるでプロのそれのように岸田の男性器を満足させたのだ。  

「すごいよ相馬さん。そのフェラチオなら、どんな男もコロッと参ってしまうよ……ああっ!」   

 岸田の感嘆の声にあずさは嬉しく思い、口の吸引を嬉々として強くした。そしてまた岸田はご褒美と賞して、あずさの躰をまた念入りに凌辱していった。



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