『露わ・露わ・露わ』第2弾
となりのうち
<第2話>
「ほら、最初はなんて書いてある……?『また、俺の掛け布団がごそごそといじられている。これで昨日に続き二日連続だ。このいたずらしている相手が誰か、俺にはすぐに分かる』……ふーん、男の人の体験談みたいね」
荒くなる息を知られたくない。明良はそのため固く唇を閉じていたが、それが余計鼻息を荒くさせて、そばの千奈都やみゆき、そして夏希の加虐心を刺激していた。
「明良くん。男の子だから、興味あるでしょ?じゃあ一緒に、読んでみよ。『俺はその動きに気づかないようにしながら、わざとらしく寝返りを打ち、仰向けになった』……ほら、一緒に」
「は、はい……」
モニターに映る余りにいやらしい言葉たちと、耳元に感じる大人の女性の甘い囁き。14歳の少年には、例え興味の無いことであっても、刺激的過ぎる状態であった。
「『唐突に、柔らかい唇が俺の……』ねえ、なんて書いてある……?」
「え、あ……」
「ほら読めるでしょ、君のココにもある……コレ」
それはあまりに突然だった。千奈都の指が、自分の股間に這ったのだ。明良は絶望し、千奈都は歓喜した。その場所は、固くなっていたのだ。
「あーっ、明良くんココ、固くしてるんだぁ!」
「す、す、す、すみません……っ!」
「わたしが触ったから急になっちゃったの?……そうじゃ、ないよね?こんなに固くなってるってことは、わたしと一緒にマウスを持った時から、だよね?」
「あの、その……」
「……明良くんって、けっこうエッチなんだ」
「……」
女の人の前で勃起させたことは、明良にとっては死に値する罪のように感じられた。
「あ……またどんどん固くなってくるよ。ほうら、うふふっ」
中指と人差し指らしきものが、さわさわと股間の熱い柱を撫で続けている。抵抗できないのは、まだ大きな罪悪感を感じているからだ。
夏希は、そこから目を離すことが出来なかった。千奈都が愛撫している明良のそこは、夏希から見てもはっきりと盛り上がっている。
あきクンのあそこにも、他の男たちと同じモノがある……。複雑な心理が夏希を惑わせる。しかし、幻滅はしなかった。むしろ、興奮で鼓動は早まり、喉は期待でカラカラに渇いていく。
「明良くんの、固いココ……ふふっ、イイ感じになって来たよ……」
もはや明良には、千奈都の淫らな囁きさえも聞こえていない。紅潮した顔で目を固く閉じ、ペニスから湧き出してくる鈍い快感に必死に耐えている。
「見たいな……明良くんの、ココ」
千奈都は、明良の混乱に乗じて、そっと躰を少年の背後に移動させた。マウスを握った手を離さないまま、明良の背中に自分のふくよかなバストをギュッと密着させる。
「見ても、いい……?」
むせかえるような色香が、明良を圧倒した。もはや言葉すら返すこともできぬ美少年を流し目で見つめながら、千奈都は指先で撫でるのを止め、今度はその指先を明良のズボンのジッパーにあてがう。
ジ、ジ、ジ……。その軽金属の擦れる音は千奈都、みゆき、そして夏希……明良以外の全員が心を躍らせるのに充分なものだった。
「ふーん……白いブリーフだぁ……可愛い、フフっ」
いたいけな少年を言葉で辱めながら、千奈都は肝心なことを忘れない。少年が抵抗できないことを悟り、気づかれないように自然な指先の動きで学生ズボンのホックまで外したのだ。目を固く閉じている明良には、千奈都に指摘され恥ずかしいと思った自分の白いブリーフがすでに露わになっていることなど気づいていない。
「すごーい、明良くんのココこんなに盛り上がってる……女の子みたいな顔して、いっちょまえなんだから」
千奈都はギュッとその盛り上がりの先端を掴む。
「あっ、あ……」
女の淫液に浸かったことのない童貞の幼いペニスは、女の指先の小さな攻撃にも敏感に反応する。
「さあて、明良くんのオチンチン、見ちゃうよ……?」
ブリーフの前閉じが、千奈都のたった2本の指先によって巧みに開かれていく。そしてすぐに、窮屈な思いを強いられていた明良のペニスは、それが現れることを望んでいる3人の女の前に露わにされた。千奈都、みゆきそして夏希。3人が3人とも明良のペニスに違った感慨を覚えていた。
その幼くも熱い肉柱の脈動を感じている千奈都は、想像していたよりもずっと逞しい明良のモノに小さな感動を覚えていた。並べて比べたわけではないが、千奈都が経験してきた自称プレイボーイの男たちも、このような素晴らしいものを持っていたかどうか。少女と見紛う顔の少年の逞しいペニス。そのギャップが千奈都の心をさらに興奮させていた。
みゆきもまた、興奮度は千奈都に負けていない。みゆきに群がる醜きオヤジたちとは明らかに違う、誰にも汚されていない白い陰茎。それが確かな力強さを持って、自分たちに汚されるのを待っているのだ。少年のそのペニスの上で躰をくねらせる自分を想像し、みゆきは小さく息を呑んだ。
夏希は、明良のペニスをまるで熱に浮かされたような潤んだ瞳で見つめていた。千奈都やみゆきとは違い、男の肉棒をまじまじと観察したことなどない。しかし今自分の部屋で、真夏の強い日差しの中で浮かび上がる『隣の可愛いあきクン』のペニスが、夏希を抱いた二人の男とはまるで違う印象で夏希に迫ってきていた。夏希には、そのモノが神々しいとさえ思えた。
「ああ、スゴイ……お姉さん、感激しちゃった。明良くんの、めちゃめちゃ大きい……」
千奈都の吐息ははっきりと濡れている。間近で眺めていると、頭がボーっとしてくる。指先で少ししごけば、美少年の口から女の子のような吐息が洩れる。ほんの少し生えてきている若い陰毛はちくちくと指の背に当たって、逆に心地いい。
「だ、だめ……、ですっ」
必死に喉奥から搾り出した明良の声が、千奈都の引き金となった。心がキュウンっと響き、脳に血を上らせた千奈都は、思わずその幼い先端に唇をあてがった。
「うわ……っ!」
オナニーさえ未だ少しの罪悪感を感じながらする明良にとって、自分のペニスに唇が触れるなど、まるで思いもよらないことだった。しかし女の唇はそんな明良の心をさらに掻き乱すように先端を愛おしげに這い続ける。
「あ……!ちょ、ちょっと待ってよ千奈都!」
それまで千奈都の舌淫を潤んだ瞳で眺めていたみゆきが突然、立ち上がって明良と千奈都に迫った。
「ちょっと……!そこから先はわたしがやるって約束でしょ……っ!」
少年の股間に顔を埋める千奈都の耳元に、みゆきは強く囁いた。明良には聞こえないくらいの声で。
「……もうっ」
千奈都はしばらくみゆきの声を無視していたが、やがて未練そうな瞳で指先と唇を離した。
「は、あっ……」
女の躰が自分から離れるのを感じ、明良は安堵の気持ちで瞳をゆっくりと開けた。その光景に千奈都はおらず、しかし代わりにピンクのキャミソールが視界の中心に座っていた。そして、明良はまた心から驚愕してしまう。その目の前にあるピンクのキャミソールが、突然視界から消えたのだ。日焼けした細い両腕が交差して、躰を離脱したそのピンクの布きれは、明良の前にパサリと落下する。慌てた明良の目に映ったのは、形よい乳房を恥ずかしげもなく晒してこちらに四つんばいで近寄ってくる褐色の女だった。
「あ、き、ら、くうん……今度はみゆきが明良くんのココ、可愛がってあげるからね……」
パソコンの置かれた低い机に、力の抜けた体をもたれさせている明良に、みゆきは容赦なく自分のトップレスの肉体を乗せてきた。目の前には挑発的な眼差しと日焼けした肌にそこだけ日焼けしていないバストが存在している。
「うわ……っ!」
また、不意に勃起したペニスを掴まれてしまった。先程千奈都がしたように、ゆるゆると上下に指先を動かしてくる。
「ホント……千奈都が言ったとおり立派なオチンチンだね……さあて、わたしはどうやっていじめちゃおうかなぁ……ねえ、どうやって欲しい?」
コケティッシュな瞳が、上目遣いに尋ねてくる。明良は、それに応える言葉など持っていない。
「ほらあ、遠慮しないで。おねえさん、明良くんのしたいこと、なあんでもしてあげるよ、ん……?」
ぐっと、さらにみゆきの上半身が密着してきた。薄いシャツ2枚の布越しに、体験したことのない肉の感触が二つ。明良は自分の意志とは逆に、また握られたままのペニスに力をこもらせてしまう。
「ねえ、明良くうん……?」
首筋に熱い誘い息を吹きかけながら、みゆきは指先をずっとゆっくり上下させ続ける。
「……んんっ」
明良はその攻撃に、荒い息を押し隠そうとただ息を呑み続けるしかない。無駄な抵抗だが。
「よおし……明良くんがなあんにも言わないんだったら、みゆきが好きにやっちゃうぞ」
みゆきは、舌を出した。みゆきが相手してきたオジサン連中が、情けない声を出して喘ぎまわった、躰中を舐め続けるお得意の愛撫だ。
「ひ……んっ」
明良はまるで猛獣に捕らえられた小動物のように全身を小刻みに震わせた。自分の汗臭いはずの首筋を、この女の人はそれはそれは丹念に舌で這い回り続けている。気持ちが悪いはずのその舌先の感触が、何故か下半身で大きくなったままのペニスにさらに力を与えている。
「ん、んっ。明良くんの汗……ん、んふっ……しょっぱくて、おいしい……」
チロチロと伸ばされた舌の先は、少年のフェロモンをしっかりと掬い上げて行く。しかし一方で、勃起を握っていない右手で明良のカッターシャツのボタンを一つずつ丁寧に外していく。先ほど千奈都が露わにしたブリーフの時と同じように、明良は脱がされていることにさえ気付かぬままだった。
「うふ、うん……んっ、んっ、ん……んっ」
「あ、くう……っ、も、もう……やめて、ください……っ」
弱々しく発せられた声。みゆきは無論従う気はなく、千奈都そして夏希は、その空気の震えを自らの興奮に変えていった。
「あんっ……みゆきったら、あんなテク持ってたんだ……んっ、すごく、コーフンするね……」
「う、うん……」
黒いタイトミニの中に右手を滑り込ませ、自分の淫裂をさすり始めた千奈都。さすがにそこまで淫らに振舞えないが、夏希も自分の脚と脚の合わせ目をもどかしげに擦り合わせる。隣の可愛いあきクンがみゆきに舐められている光景は、夏希にとってはあまりに刺激的なものだ。
あきクン、あんなに可愛い声出して悶えてる……みゆきの舌、そんなに気持ちいいの……?気持ちいいから、そんなにおちんちんをおっきくしてるの……?
「んふ……んんっ」
みゆきの茶色い髪が明良の胸元に下りて来た。Tシャツをゆっくりとまくり上げたあと、右手で片方の乳首を弄り、舌でもう片方の乳首を軽く吸い上げる。
「う、ううん……っ、ひ、あ……っ」
その攻撃は余りに強烈だった。舐められ弄くられる乳首と、しっかりと握られているペニスが、まるで直結していくかのように反応するのだ。その連続する衝撃に、明良は女の子のような声を上げ続けるしかなかった。
みゆきもまた、新鮮だった。男でも、乳首を舌先で転がせば、情けない声を出して身悶えるということは知っていた。しかし、仕立てのいい椅子にずうずうしく腰かけ、むさい息を吐きながら悶えるオヤジたちより、今目の前でどうしようもない感覚に打ち震えている美少年をいじめるほうが、圧倒的に楽しい愛撫だった。
「あ、あ、く……う」
ふいに、今まであれほど丹念に体中を這い回っていた濡れた舌が、離れた。ボタンを外されはだけられたカッターシャツ、しわも構わずたくし上げられたTシャツをだらしなく身に着けているだけの明良は、恥ずかしさと混乱の中で固く目を閉じていた。突然止んだ攻撃に、霞んだ思考のまま明良がゆっくりと瞳を開けようとした、その瞬間。
「あ、い……っ!」
そこに感じたのは、ぬめったもの。自分のペニスに自分以外のものが触れ、しかもそれは、唇だった。
「ん……んんっ、んふ、うんっ」
舌が絡み、唇を締め、顔を振る。たった3つのことが重なっただけなのに、明良にはそれがとんでもないことをされているように思える。初めてされるフェラチオは、明良にはたしかにとんでもなくとんでもないことだったが。
「あき、くん……」
夏希の唇から小さな呟きが洩れる。熱くなっていく全身。夏希はみゆきのフェラチオに身を委ねている明良の姿を、複雑な感情で眺めている。幼い頃、一緒に入ったお風呂などで見たおちんちんとは、まったく違う。昔どおりの女の子のような顔はそのままに、その股間、みゆきが茶髪の頭をうずめるその股間に、そのペニスは恐ろしいまでに勃立している。
「ああ、たまらない……っ」
夏希の耳に、千奈都の呟きが聞こえる。隣の千奈都も、昂ぶる興奮は同様のようだった。経験豊富な千奈都でさえ、そしておそらく、その迫力ある怒張を舐め続けているみゆきでさえ、明良の逞しいモノに宿る、女の肉体に直接訴えかけて来る存在感を認めていた。
「ねえ……ねえっ」
その千奈都が、股間をまさぐるのを止め、呟きながらペニスと唇でつながる男女にゆっくりと、四つん這いで近づいていった。
「あ、ひ、ううっ」
「んふ、んっ、うん……んんっ!」
次第に激しくなっていく口淫を、千奈都はすぐ側に座り込んで熱い瞳で眺めている。そしてしばらくして千奈都は、指先で素早くボタンを外し、一気にシャツを脱ぎ捨てた。途端、同性さえ羨むたわわな巨乳が、ブラジャーにわずかに包まれてまろび出た。続けて黒のタイトミニのホックを外し、それさえも躊躇なく放り投げた。千奈都は肉感的な下着姿となって、舐めるみゆき、そして可愛く悶える明良に躰を寄せる。
「あ、く、ひいっ!」
千奈都も、明良を舐めた。みゆきがつけた唾液の筋を辿り、明良の瑞々しい肌に舌先を這わせていく。みゆきは千奈都の参加を上目遣いに眺めたが、同じ視界に入った明良のたまらなく初々しい悶え顔を見、興奮を高め激しいフェラチオを続行した。
「ああん、もう……っ!」
千奈都は舌を離し、もどかしげにブラを外した。ぷるんぷるんと、両乳房がまるで音を立てるように現れる。
「こっちも、脱いじゃおっ!」
肉付きのいい脚を折り曲げて、ブルーのショーツを脱ぎ去った。それが小さな布切れとなって、その3人の痴態を眺める夏希の前にパサリと落ちた。そしてそれは、あたりまえのように、湿っていた。
夏希は思う。きっと、わたしも……。
「ああ、暑い……ほら、明良くん」
千奈都は、明良の耳もとに顔を近づけ囁きかける。みゆきの口戯に堕ちかけていた明良は、声の主に向かって薄目を開けた。
「……っ!」
それは明良が想像するよりはるかに卑猥な光景だった。目の前に、乳房。その少し上に、潤んだ瞳の黒髪の美女。そして、少し視線を落とせば、美しく白い肌色の向こうに、黒くもやる陰毛……。オクテの明良は、青年雑誌のグラビア程度のエッチささえ、気恥ずかしくて詳しく見ることが出来なかった。その少年の目前に、裸の女がいる。裸どころか、隠すべき場所を露わにしたまま、少年に迫って来ている。美しく茂った草叢を無理矢理視線に灼きつけるようにしながら。
「ほうら、見て……わたしのおっぱい、すごいでしょ。ね、ドキドキ、する……?」
明良の視界には、その肉の球しかなかった。千奈都が躰を揺らすたび、先端の少し大きめの乳首と共にその胸もぷるぷると揺れる。
「……もう、押しつけちゃうから」
「む、うむんっ!」
その圧力に、明良は窒息しそうだった。千奈都はその豊かなバストを思い切り明良の顔面に押し付けた。勢いに負け明良の上半身は、パソコンを置いてある机からずり下がり、完全に床に横たわってしまった。無論、そんな体の移動にも、股間に張り付くみゆきはしっかりと肉柱に唇をあてがったまま追いついていく。それどころか、申し訳程度に明良の下半身を覆っていた白いブリーフを指先で巧みに脱がし、明良の汗ばむ肌を思う存分撫でさすっている。
「ん、ぐう、んっ」
「むふっ、ん、んっ、んちゅっ」
自分の胸に顔を埋め呻く明良の声。そしてその明良のペニスを頬張り、濡れた声を洩らすみゆき。千奈都は、その二人に追いつきたかった。
「明良くん……ほら、舐めて」
「んぐ、ん……?」
「分かるでしょ?わたしの、おっぱい……舐めて」
千奈都は自分のたわわな胸を掴み、明良の口に押し付ける。裸の美女二人に寄りかかられ、その上ペニスを激しくすすり上げられている明良には、千奈都の巨乳攻撃になす術なかった。
どうしようもないように口を少しだけ開けると、千奈都は待っていたとばかりに頂上に息づく乳首を差し入れた。
「あんっ、イイよ明良くんっ!」
先端から電流のようにしびれる感覚が全身に向かって走り抜ける。美しい少年を組み敷いて、乳房を舐めさせる体験。千奈都はその雰囲気に酔い、まるで生まれて初めて舐められた時のような快感に浸っていた。
「ん、んむむうっ!」
混乱の極みにいる明良は、他にすることが考えつかないかのように口の中にある柔らかな突起を舐め続けている。
「ん、んふっ、ん、んちゅ……ん、んふ」
千奈都の参加は約束になかったが、それによって現れた変化を唇の中のモノに感じ、もっと躰を熱くさせながらフェラチオを続行するみゆき。
「あ、んっ、あっ!すごく、上手よ……ああ、明良くんっ!」
少年の混乱した舌遣いに長い黒髪を振り乱し、激しく喘ぎ始める千奈都。3人の全裸・半裸が暑い夏希の部屋でくねり合う。
ポツンとひとり取り残された夏希も、3人の感覚が伝染するかのように、心を熱く乱れさせている。もう自ら想像する余地もなく、夏希の秘裂は興奮に浮かされ、しっかりと潤っていた。
「ん、ぬふ……っ、ん、んふんっ」
みゆきの頭のスライドが格段に激しくなっている。乳房に感じる少年のした感触に酔っていた千奈都が、それを見咎める。
「ダメ、ダメよみゆき……あなた、自分の口の中でイカせちゃうつもりでしょう……それは、ダメ……あんっ、もっと明良くん……それは、約束違反よ……あんんっ、おっぱい、イイっ!」
激しく悶えながら千奈都は手を伸ばし、みゆきが吸い付く明良のモノの根元をギュッと掴んだ。明良にとっては、押し留めようもなく吹き上がろうとしていた放出感をムリヤリに押さえつけられたのだ。
「ん、ちゅ、ううっ!」
感じたことのない痛みに耐える明良の呻きが、千奈都の乳房を咥えさせられている唇の端から洩れた。
「……ほら、みゆき!このまま出させなきゃ明良くんおかしくなっちゃうわよ……約束、順番、守りなさいよ」
しこった乳首を明良の口に残したまま、千奈都はみゆきに言った。
「あ、う、んく……っ!」
どうしようもなく苦しそうな呻きを、柔肉の圧力に塞がれたままの明良が吐く。
「んちゅ……ふう、順番か……そうか、順番だったよね……あ〜あ」
唇から少年の先洩れ液を糸引かして、みゆきがペニスから顔を上げた。
「んんふ……そうよ、順番、じゅんばん……ああ、明良くんっ、おっぱい舐めたままで、いいから……んく、よーく、聞いてね……っ」
明良にたわわなバストを押し付けたまま、千奈都は明良の頭を抱いた。
「ん、ふう……今から、明良くんは、わたしと……んふっ、『セックス』するの……分かる?せっくす……とおーっても、気持ちがイイんだよ……」
千奈都の下半身がゆっくりと移動していく。もちろん、明良の脚と脚の間に。