記事一覧

中の人日記・養生&デビ武術考察編

 あまりにタイツ王が悪いので、いかん流石に何とかしなければ!と思い、久々にヨガの本とか仙道の本とかを引っ張り出した。
 しかし運動とか面倒なことが心底嫌いな怠け者なので、まずはぬるーい呼吸法だけやる。

1.下腹を膨らませつつゆっくり息を吸う。
2.丹田(人により気海その他)に意識を集中して息を止める。
3.腹をへこませながらゆっくり吐く。

 というやつ。
 すると二日くらいでみるみる効果が!
 ‥‥つっても正直、咳込みすぎて慢性的な酸欠になってたのが、多少緩和された程度ですが(^_^;)

(しかし、咳込むと瞬間的に短期記憶が吹っ飛ぶ→「今何してたっけ‥‥ああ、これだこれだ」というのが常になっていた状態では、酸欠の解消は自分的にかなり多大な効果)

 じゃあついでに導引の超簡単なとこ(マッサージとかストレッチ的なレベルだけど効く)だけでも再開しとくか、とパラパラ本を読み返すと。
 面倒なので試す気も無い「大周天」の項目が目に入り、そういえば‥‥と思い出す。
 三好先生のデビ以前の作品「秘拳伝キラ」のラストの方、キラvs天麻王で出てきた「天地をつなぐ光の柱」って、あれ仙道系の大周天だよなあ。
 キラは原作者が別にいて、三好先生は作画だけ。
 琉球空手の古流殺人拳である「南王手八神流(はおうでいやがんりゅう)」にまつわるあれこれや、兄弟の因縁とか最終目標は打倒父親!的な話なんだけど(結局打ち切られたっぽいので、父は直接は登場しなかった)、南王手の描写には空手以外にも色々入ってた。前述の光の柱とか、点穴とか裏当て(※)とか。
 ので多分、三好先生が後日デビ描くにあたって、武術系のネタは既に仕入れ済みだったんだろうなあ。
(※‥‥裏当てって気功とか中国拳法系だよね? 空手にもあるって話だけど、体系化されてる技って訳じゃなく「普遍的な経験談」っぽいし‥‥求む詳しい人!)

 それでずーっと考えているのだが、シバの動きはなんとなく詠春拳→ジークンドー入ってないかなあと。
 勿論、漫画的なデフォルメがあるから、リアル拳法から見るとシバですら無駄に動きすぎだとは思う。
 しかし、ソードがそれを遙かに上回る「力任せに飛びかかって行く素人っぽい喧嘩殺法」で描かれているので、あれはあれでちょうどいいデフォルメな感じ。
(詠春拳・ジークンドーといえばブルース・リーなんだけど、あの人も多分絵的な見栄えのために、映画では意図的に大ぶりな動きをやってたと思われる。<映画でよくやるキメの回し蹴りは詠春拳にはないって話だし)

 四巻のシバ登場→神社対決のアクションはほんと良かったよなあ‥‥あと、みずのの教会で雨の中、ソードが乱封を待ち受けてる辺りとか。
 巻が進むにつれ、段々とアクションの描き方が大雑把になってきたのは心底惜しかった‥‥

 で、暗黒魔闘術は「圧縮魔力を攻撃力に転化する」のが肝なので、使う人の武術的要素はまちまちであっても構わないんじゃないかと。
 要するに「圧縮魔力」を使いこなせさえすれば、体術はボクシングでも空手でも中国拳法でも剣術でもいい。そう考えると、シバとソードの体術の根幹が全く違ってもおかしくない=ソードの無駄だらけ隙だらけの大ぶりな動きが、暗黒魔闘術極めたら大人しくなるかと言ったらそうでもなさそう、というマイ設定。

 ソードの動きってほんと統一感がないというか「基礎・型を習った感」がない。
 元々力押しでそこそこ動ける人が、実戦&勘だけで突っ走ってきた感じ。ある意味主人公キャラの王道的才能というか。
(そして理論的な裏付けがないので、シバみたいな理論体系まで極めてそうな人にとっては隙だらけ、という)
 してみるにヴィシュヌは「パワーはあるけど努力で才能は埋まらなかった」系の、今一歩残念な地点で凡人カテゴリに入っちゃう人か。‥‥ううむ、どこまでも気の毒。
 デビってキャラごとのそういう武術的描き分けがえっらい上手かったと思うんだよなあ。そういう方面がもうちょっと濃いめに見たかったなあ‥‥七海の乳とかパンツとかどうでもいいから!
(みずのやガーベラなら大歓迎ですが!)

 ‥‥とか何とか、武術と勁と暗黒魔闘術、とかを延々と考えながら本を読み返してしまい、自分の養生は一向に進まないのだった。
 何だかなー。

(このネタ、ずっとデビトークでやりたいと思ってて、一向にまとまらないままはや数年‥‥なので、まとまらないまま日記にメモってみた。<ゆえに中身が半端なのは仕様です)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 そんな訳で、一見普通の田舎っぽい里ですが、季節感とかは意外と細かく演出されています(笑) 冬には「やっぱこの道端には雪だるまだろ!」というポリシーのヒトが、単に遊んだ結果ではなく、結構真剣に雪だるま制作に血道を上げていたりします。
 勿論、鳥の声含めて全てが個獣や団による趣味的な行動で、一文の得にもなりませんが、それを見聞きしたヒトが「おお、誰かが季節っぽさを演出しているのだな!」としみじみしてくれればそれでよし!が果て無き獣スピリッツです(^_^)/