一通りの話を終えて、手乗りサイズの魂双魔が悪魔の卵に潜ろうとした時。
同じく魂で表出していた神無が、イオスの肩口で怪訝に言った。
「そういえばお前、何でいつもそこからしか出入りしないんだ?‥‥」
「え、神無はどこからでも出てこられるの?」
「当たり前だろうが‥‥」
「だって神無さんには悪魔の卵みたいなものがありませんからねえ」
「オレは出ようと思うと自動的にそこから出ちまうんだよなあ。魔力と魂の何たら的に、そこが一番外に近いんじゃねーか?」
「あ、でももしかして僕の場合は、そう思い込んじゃってるだけなのかも? ソードさんが最初に卵から出てきた時のイメージが強いから」
「じゃあ試してみたらどうだ」
「うーん‥‥でもポロッと目から出ちゃったりしたら、なんか鬼太郎のお父さんみたいだし‥‥」
「‥‥何故真っ先にそこを想定する」
「実はやってみたくてたまらないんですね、双魔くん‥‥」
「だからキタローって何なんだ! 教えろ!」
―――
以下、ものすごく関係ない話。
ハロウィン原稿ネタで資料を漁っていたら、「元祖・カブで作ったジャック・オー・ランタン」の写真を見てしまった。
カボチャのと違って超キモ怖かった。
あれが玄関先に飾ってあったら、怖くて夜に外歩けねーよ。いやマジで。
「ケルト人的には元はカブ」というのは知っていたのだが、無意識に日本の漬け物的な丸っこいカブを想像+そこに現行のカボチャの顔がはまっている、というのを予想していたのだ。
なのにまさかカブバージョンが、あんなマジホラーな代物だったとは‥‥!
あれ多分「楳図かずおの漫画に出てくる怪物を立体化しました!」って言っても誰も疑わないレベルだぞ。
そりゃーアメリカ人がカブやめてカボチャにしちゃう訳だよな!と(多分違う)思わず納得した。
怖ぇ。小心なレッドイグアナは夢に見るよ、きっと。
(「怖いよー怪奇カブ男が追ってくるよー、しっぽを掴もうとするよー!」みたいな)
(見てみたい方は覚悟の上で、wikiペディアを「ジャックランタン」でレッツ検索)
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
二名様のパチに感謝! 「K」はメディア展開がやたらと多すぎ、手を出し切れなくて途方に暮れています‥‥やや先行で漫画と小説、くらいならまだよかったのですが(しかし小説は無駄に豪華装丁でバカ高い)、放送開始後一ヶ月でキャラソンCDつきDVDとかラジオドラマCDとか、展開があまりに早すぎだよ! 年末で色々物入りな時にぶつけてくるなよ困ったな! 今月はイエモンのTRUEMIND NAKED買っちゃったし、来月はREDTAPE NAKEDが出るし、冬コミをはさんだ再来月は吉井和哉ベストが出るっつーの!
いや、イエモン関連置いといても、年末のオタクは(コミケで)金が無い、ってのは制作側の方が解ってるはずなんだけどな‥‥思いっきり売り方(と順番)を間違ってると思うですよ。何だかなー。