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中の人日記・太る秘密編

 私は元々太っている。
 普段どんなに節制していても、うっかりすると2キロくらいはすぐ太る。
(そのたび必死で元に戻す)

 しかし、ここしばらくは、その自分標準の太り具合(増減の許容量)を越えて、榊は不自然に太っていた。
 その量、およそ五ヶ月で5キロ。
 しかも困ったことに、何をどうしても戻らない。
 運動しても食事制限しても駄目。
 昨今流行りの糖質制限をしてみても、何故か全く効果がない。
 それで「おかしいなー」とうすらぼんやり思ってはいた。

 そんなある日。
 ちょっと急いで帰宅しなくてはならなかった時、
「‥‥何か俺、不自然に動き遅くねえ?」
 とハタと気付いた。
 すっげえ早足で歩いているはずなのに、ものすごく進みが遅いのだ。
 一歩踏み出す足がやたらと重い。あたかもものすごく重い荷物を持っている時のように。あるいは貧血で血が足りず、馬力が出ない時のように。

 そう思った時、ふと思い出した。
 そういえば前にも、貧血っぽくて怠いー、って日記書いたことがあったような‥‥
 それで記事検索してみたら、頻脈の薬を出されたおよそ一ヶ月後の十一月に、そんな記事を書いていたのを発見!
 その瞬間、ビリリと電波が訪れた!

 頻脈の薬を出される
  ↓
 脈拍下がる
  ↓
 心拍数が上がらないので運動能力が著しく下がる(万年貧血っぽい状態)&代謝量も下がる
  ↓
 素早く動けなくなる&太る ←今ここ

 ‥‥ということかーーー!!

 榊はレコダイという訳でもないが、食べたものを逐一ノートに記録しているので(メニューのかぶり防止)、食事量や栄養の偏りが太りの原因でないことは明らか。
 頻脈の薬を出されたのは、日記ネタにする一ヶ月前の十月。
 謎の体重増加が始まった時期とピタリと一致する!
 謎は全て解けた!
 俺の頻脈は、治しちゃいけない必要な頻脈だったんだーー!!

 と、ガラパゴスの波濤に叫びつつ、ちょっと頻脈薬をサボってみようと目論んでいる。
(医者には「脈拍下がりすぎて動けませーん」と言い訳する予定。<事実だしな)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 ホワイトデーに骨盤ベルト、は、息子からお母さんへのお返しならありかも知れない、と思いました。パッケージが激しく若者向けでしたが。しかし天野家は母不在の男所帯なので、神無も双魔もそんな可能性は微塵も思いつかなかったものと思われます(笑) 生活習慣が違うと発想も差異が出てくるもんだなあ‥‥と、骨盤ベルト絡みでしみじみすることになるとは思いもしませなんだ。しみじみ。
(でもキャラの背景の違いによって、話の展開が変わってきたりするから、こういう些細な発見も侮れないよね)