記事一覧

パチパチ御礼!

(今回、解説でレスが長くなったので単独記事で)

 パチパチありがとうございます(^_^)/
 三名様にパチって頂いた! 感謝!
 まずはデビページからの来たよ印と、里の連打の方に感謝!
「更新確認!」あるいは「なんか大変そうだが頑張れ!」的な。それとも「創作のシステムは自分も知りたい‥‥」かも知れない。とふと思ったり。
 いや、もの書くシステムって、人によって多分全然違うよね。少なくとも、バレンタインだクリスマスだという行事ネタをきっちりこなせる人とか、同じキャラA×Bのお初エロネタを、全く違う別軸シチュエーションで何パターンも書ける人とかは、システムの根幹が私とは全く違ってると思う。
(うちはそういう別軸・別パターンの人生が何故か成立しない。だから例えば、どん底鬱シリアスの双魔もコメディのバカ双魔も同じ人。別軸ネタがいくつでも書けるという人は、これが毎回キャラ背景の違う実質別人であることが多々あると思われる)

 そこら辺がどうなってるのかを、いつも他の人に聞いてみたいと思っているのですが、いかんせん書くシステムが違いすぎると、質問の意味自体を理解してもらえないことも多々あったりするんだよね‥‥創作システムの境目が心底知りたいです。

 そしてコメントの方ありがとうございます!
「世にも奇妙な物語」の「ある日、爆弾がおちてきて」ですが、うちの県にはフジテレビがないのですよ‥‥恐らく、何ヶ月か遅れた忘れた頃に、ひっそり放送されるんじゃないかとは思いますが、とりあえず現時点では見る術がない&見ていないので、ドラマ版の内容に関しては何も言えず。

 なので原作の話になりますが、「ある日~」はそもそも、電撃マガジンに連載された短編連作の第一回分なのですな。そのせいか、内容的には一番無難な感じです。キャラのネーミングはアレですが。
 文庫はその短編連作に書き下ろしを一編加えてまとめたもので、「ある日~」はその書き下ろし分である「むかし、爆弾がおちてきて」と対になってるのです。
 コメント様がタイトルから想像した「ある日爆弾が落ちてきて、爆発後の滅んだ世界で~」というのは、どっちかというとその「むかし~」の方に近いです。世界は滅びてはないですが、こっちは本物の爆弾が落ちた後の話なので。

 で、「ある日~」は実際、微妙に地味な話だと私も思う。しかしこれ、「むかし~」と合わせて読むと割となるほど、というかそこで完成する感じがあるのですな。
「ある日~」は、言ってしまえば「未来のない女の子が、とっくに彼女を忘れて今を生きてる男の子を引き留めに来るけど失敗」的な話じゃないですか。「むかし~」は、それが上手いこと逆転設定になっていて、全編読み終わってそこに気付くと「なるほど!」、後書きを読むと二度「なるほど!!」なくくりの短編集なのですよ。

 そこら辺のネタバレはアマゾン通販(※)の到着を待っていただくとして、個人的にはこの本の中では「恋する死者の夜」が一番好きです。ぼんやり鬱で。
 好き嫌いとは別に、小説の技巧として「うっめえなあ!」としみじみ感心したのは「おおきくなあれ」。何がどう上手いのかは、読んでからのお楽しみということで‥‥到着が遅いからキャンセルとかはなしで頼むぜベイベー。

(※‥‥ドラマ放送から二日間くらい、原作本がラノベ売り上げのランキング100位以内に入ってて心底びっくりした。絶版だと思ってたのに重版かかったらしいし。ドラマ効果すげえ‥‥!)