(※注‥‥レッドイグアナの父(海イグアナ)は、レッドがまだ卵のうちに亡くなった設定ですが、中の人の父は普通に健在ですよ)
でもって。
父の髪型は、フツーの七三である。
若い頃から額が広く、若ハゲっぽく見られてはいたが、意外とそのまま持ちこたえ、今では「てっぺんもフサフサで、けっこう髪が残っている年寄り」である。
しかし。
昨今、床屋に行くたびに、七三以外の「右・左・後ろ」部分の刈り上げラインが、何でか上昇していくのである。
昔は耳のちょい上までが刈り上げで、そのすぐ上には七三部分の少し長い髪が被さっていたのだが、今は両耳のはるか上までが刈り上がっている。
昔ながらの床屋というのは、どういう訳か客の注文を聞かない。
座ると勝手に刈り始め、髪型に関する注文をつける隙がないのである。
父も特に注文をつける訳でもなく、黙っていると七三に仕上がっていたのであるが、気付くと七三部分がどんどん減っていっているではないか。
先日も床屋に行ったらば、七三部分がますます減り、左右後ろの刈り上げ部分がまたも微妙に増大していた。
もはや七三部分は全く七三に分けるほどの面積がなく、幅太めのモヒカンを横に撫でつけたような状態に‥‥
自宅でシャンプーして、整髪料などで撫でつけずただ乾かした時などは、フカフカの髪が垂直に立ち上がり、これはもうショートなモヒカン以外の何物でもないだろう!という髪型なのである。
‥‥パンクな若者でもない高齢者の頭を、なにゆえモヒカンにするのだ床屋。
額以外の部分の髪の毛が、せっかくフサフサに残っているのに!
訳が解らない。
そんな高齢モヒカンな父ですが、来週入院して手術することに。
‥‥夏コミ原稿大丈夫なのか俺。
何だかなあ。忙しいなー。
(例の如く売り子さん待ち中です)