何か買ったかと言いますと、仮面ライダーカブトのキャラブック(というか写真集?)「CLOCK UP」です。
勿論、地獄兄弟の数ページのためだけに買ったですよ‥‥<2200円。
でも目当て以外にも全体的にいい出来で、買ってよかったと思いました。
平成ライダーシリーズは元々、出てる役者さんのクオリティは結構高いです。新人でも「ナンダコリャー」な演技力の人というのは意外と少ない。役柄がたまたま本人の個性にマッチしてるだけかと思いきや、ちゃんとキャラ作りが出来てて素とのギャップに驚くことも多かったり。
中でもカブトは、天道(本人)と擬態の二役とか、初期と後期では別人のように変貌して帰ってくる矢車さんとか、転落していくにつれ雰囲気が変わってく影山とか、難しい役が多いんですが、みんなその演じ分けがすごく上手かったのです。
そういうキャラの変貌や二役がまだ作中では描かれていなかった頃にも、初期に天道役の水島さんが「Tarzan」という筋トレ雑誌の1ページインタビューに出ていたのを見る機会がありまして。
その記事の水島さんは、作中のオレ様天道よりもむしろ擬態の方に近い、すんごい無邪気で可愛い笑顔だったので、「うお、ぜんぜん別人だ!」と驚き、その演技力に感動したものでした‥‥
(しかしそれでもカブトの話自体は、前半ずっと「何だかなー」と思いながら見ていた(笑))
そんな訳で「CLOCK UP」でも、全員の素とキャラモードの違いが解る写真が沢山あって、非常に面白かったです。
まず天道の水島さんは、何かやたらとキレイでした。妙に中性的で透明感がある感じ。もしかして天道の時はより男っぽくメイクしてたんだろうか。
加賀美の佐藤さんはそれほど変わらない。ただ加賀美も多少メイクで唇厚く、ごっつくしてるのか?と言う感じで、作中で見るよりつるっとしてました。
神代の山本さんはそのまんまだった(笑) この人は今やってるレオパレスのCM見ても結構そのまんま。これがデビュー作だそうなので、キャラ作り込むんじゃなく「そのまんまで神代」な感じを買われたっぽい。
そして風間は飛ばして(ゴメン‥‥)、目当ての地獄兄弟ですが。
矢車役の徳山さん、写真によってかなり別人です。
水島・佐藤・徳山・内山各氏で住宅街っぽいところを何か話しながら歩いてるショットでは、何やら大口開けて笑ってたりして、ぜんぜん普通の24歳の好青年です。ミリタリー系の衣装のせいもあり、他三人に比べてちょいワイルド系って感じで。
で、同じ衣装なので上記場面の延長で撮ったらしい内山さんとのツーショットは、メンズヘアカタログの表紙の時と同じモードっぽい、ややすましたモデル顔。
しかし次ページ。地獄兄弟モードで内山さんと並んでる写真が、これが恐い‥‥
いや、単に写真のコンセプト上、素じゃなくヤサグルマモードの顔で撮ってるだけなんですが、地獄帰りの矢車さんというのが、目がいっちゃってて恐いキャラなんだ‥‥正直、カメラ凝視してるこの写真見ると心臓がバクバクしてきます(汗) もの凄まじい目力です。
キャラブックの前作「CAST OFF」は実は持ってないんですが、多分そっちに載ってるであろう、やさぐれる前の茶髪でスーツの素敵上司矢車さんと並べたら、さぞかしすんごい落差なのだろうなあ‥‥役者さんってすごい。しみじみ。
でもって弟の方・影山役の内山さん。
この人は現在二十歳で成長期だったせいもあり、色んな番組で見る度に風貌が別人だったんですが(おかげでネクサスの憐とカブトの影山が同じ人だとは、結構長い間気付いてなかったイグアナ。<役者名とかあんま見ないんで‥‥)、影山役でも顔つきが3パターンありました。
初期の、矢車さんになついてる小犬のような目をした青年だった頃と、矢車失脚後、色々と悪事に手を染めたりしてた悪役モード時。その後、転落後地獄兄弟の弟になって、表舞台に憧れつつも兄貴の側でやけに幸せそうだった頃。
しかも最初はガリ細かった内山さんは、弟以降何やら少し太り気味になり、それがまた色白度アップするわほっぺはふくふくだわ髪は伸びてるわで、妙に可愛くなってたという(笑)
で、今回の写真は、その美少女モードMAXでした(笑)
メイクのせいもあるだろうけど、本編での兄弟ラストシーンを思わせる、兄貴に縋ってるコンセプト写真では、どこの美少女アイドルですかというくらい儚げで可憐でした。
(しかも上記の目の恐い兄貴と並んでる写真でも「何があったんだお前‥‥」と言いたくなるくらい可愛かった)
そんな訳で、写真以外にも役者さんやスタッフのトークなど、色々と感動の一冊でした。
やっぱ前作の「CAST OFF」と、今日出たはずのヒーロービジョンも買おうかな‥‥
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/