普段買ったことのない特撮雑誌を、カブト関係目当てでバシバシ購入しちゃっている今日この頃です。
で、昨日は「東映ヒーローMAX」(ライダーの人達の対談目当て)と、「特撮ニュータイプ」(脚本家・米村氏のインタビュー目当て)を買ってきました。
そしたら案の定、米村氏が地獄兄弟に関して、
『ダスティン・ホフマンが出ていた「真夜中のカウボーイ」であったり、それを元にした「傷らだけの天使」のような、コンビものの定番的な終わらせ方で締めました』
と語っていた‥‥
16日日記のイグ説ビンゴ!
ていうか脚本家がマジでアレ意識しちゃってたなら、そりゃあ相棒はラストで殺されちゃうよな‥‥あああ(涙)
でもでもでも。
ネットのあちこちでも色んな人が書いてたけど、やはり兄貴は最終回に登場して根岸を倒してほしかった‥‥
実際の最終回の流れとしては、
1.カブト天道とガタック加賀美がタッグで三島ワームを撃破!
2.その場から逃げようとした根岸をダークカブト擬態天道が捕らえ、天道に「この世界を頼んだよ!」と言い残してもろともに炎の中へ。
3.そして一年後。
だった訳ですが。
(擬態天道も思えば相当可哀想なキャラだった‥‥あれは何も悪いことはしてないし、生き残っててもいい人だとは思うんだけど、まあ本人が死にたかったのかな、と思われる節もあるのがまた悲しい‥‥)
仮に擬態天道がああやって死ななくていいんなら、最終回にも兄貴出せるんだよなあ‥‥
(以下、妄想展開例)
カブトとガタックが三島と戦ってる時、一足早く根岸が脱出。
戦闘の爆音の聞こえない辺りまで逃げてきた根岸がホッと一息ついた時、例のテーマ曲と共に、ガチャ、ガチャ、と兄貴のブーツの拍車の音が。
ビクリと振り向く根岸。
側の地下道(もしくは橋梁のトンネル)から、闇を背負って現れる兄貴。
兄貴に何かセリフがあった方がいいかな。いや、いっそなくてもいいか。影山と白夜の光を掴みに行く気になってた兄貴には、多分もう自虐のセリフは要らない。
で、あのもの凄まじい目で根岸を見やりながら、跳ねてきたホッパーゼクターを無言で装着。
『change kick hopper』
固まってた根岸がキックホッパーを見て事態を悟り、思わずネイティブワームに変身、地下道の奥へ逃げようとする。
しかし悠然と佇んだまま、ガチャリとゼクターのレバーを入れるキックホッパー。
『rider jump』
響く電子ボイスと共に跳躍し、空中でもう一段レバーを入れると、左足のアンカージャッキに収束するタキオン粒子の光。
『rider kick』
ここで画面が地下道の外に引きになって、中から響く根岸の絶叫と、噴き出す爆炎&爆発音。
というシーンがあったらなあ‥‥
しかしこのままだと、「兄貴一人で登場=影山は死んでるから来られない」になってしまう。
ので、この後にカブトとガタックの三島撃破後の「いや、友達だ」の屋上シーンを入れて、「そういや根岸は‥‥」→遠くで爆発(屋上からなら見えるはずだ)。
で、「あれは‥‥」と怪訝な顔で言う加賀美に、「‥‥そういうことか」な天道。
そして場面転換。
48話の兄弟ラストシーンだったコンテナが並んでる一角がいいな。
あの時は夜だったから、次はどうせなら昼がいい。
画面の右半分くらいはコンテナで隠れてて、そこに現れる兄貴(ロングの後ろ姿推奨)。
コンテナの影(そこに誰がいるかは映らない角度)に向けて、
「‥‥待たせたな、相棒」
で、カット。それで放送通りの一年後へ。
‥‥これなら48話のシーンと矛盾せず、かつ、影山が死んでるか生きてるか曖昧なまま希望をつなげるよ!!
あとは二人で白夜の国に向かうなり、影山がライダーキックのダメージで記憶喪失になって、兄貴が隊長モードに戻ってかいがいしく面倒見るなり、何であれ二人で幸せに暮らすといいです。
いや、影山死亡で兄貴一人生き残ったりしたら、あのラストシーンの後で兄貴も後追い心中しそうだよ!と思ったからさ‥‥
というかもう、イグの脳内ではカブトのラストはこういうことになってたと決定しときます。決めた。