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中の人日記・停波で迷妄編

 また急に停波した。
 回復を‥‥早く電波を‥‥!

 結局、神無とみずのの「NATURALLY」も、新シバと影様の「BEAUTIFUL」も母親ネタも、どれも微妙にまだっぽい感じが‥‥
 そんで現状では、原作初期ノリのドタバタコメディ(新世界編)「MOONLIGHT DRIVE」になりそうな‥‥<これが一番ページ数があるので一本で済みそう、というのもあり。

(ただこういう「どれにしようかな状態」というのは、「書きかけ/書けそうなネタが四つある」んじゃなくて、「どれが今書くべきネタなのか解っていない」ということなので、逆によろしくないんだよな‥‥早く一本化しなくては)
(考えつつ並行して書いてる間に、それぞれの表紙を仮作成しているのだが、ムーンライトが一番完成っぽいのもあって「これかなー」という気がしている)


―― 以下、停波前に覚え書き的に書き付けてあった何か。


 デビにおいては、「親に捨てられた子供」って影サタン様だけだよなあ、多分。
「そもそも親がいない」キャラがイオス、ソード、シバ&ヴィシュヌ、シェキル。
 神双は天野父がいるから完全に別枠。

 なので、親兄弟・血の桎梏というもの自体に怒りと憎悪を滾らせているのは影様のみ。
 他はまあみんな平和だ。神双もシバヴィシュも兄弟仲はまあいいし、子供を殺しに来る親もいない。

 メガテンの方だとまた複雑なんだけど、親はいたはずだけど感覚的に実感がないのがほとんど。
 フリンなんて故郷を後にしてきたところから話が始まるから、「郷里のキチジョージ村から火の手が上がってる」とか言われても、プレイヤーには人ごと感しかないんだよなあ。
 でもこれは多分意図的なもんじゃないかという気もしている。ゲームの出だしが、初回プレイであっても「今度こそこっちを選んでくれ」的なことを、ワルターとヨナタンの姿を取った別の何かに言われるのもあって、そもそも主人公(フリン)にそれまでの人生があったという感覚が薄いのだ。

 ナナシの場合は一見捨て子っぽい感じで発見されるらしいんだけど(公式の年表)、発見場所が未だ封鎖中だった頃のスカイタワーなので、東京生まれでたまたまそこに捨てられたのか、それともミカド国で産まれて誰かがそこまで運んできた(逃がした)のかが判然としない。<このぼかしっぷりは多分公式が意図してやってる。

 それもあって、フリンとナナシはデビとは違い、親とか仲間に捨てられる・置いて行かれる系。
 ナナシはルートによっては仲間全員が敵になる。ダグザは自分を置いて消えていってしまう。
 フリンの場合は、ワルターもヨナタンもまず自分のルートを決めちゃってから、「こっち来いよ」って言ってくる。向こうがニュートラルルートに来てくれることは決してない。
(そう考えると、ワルフリヨナフリってデビにおける不幸シバソードのバリエーションなのかも知れん‥‥フリンも身体張ってワルターとヨナタンを引き留めようとするんだけど、結局置いて行かれるしな‥‥)

 ナナシは何となく、自分を置いていく親を泣きもせず目を見開いてじっと見ている子供のイメージなんだよな。その親は実の親ではなく、皆殺しルートで宿願果たして消えていくダグザ/絆ルートで新ダグザと入れ替えられて倒される旧ダグザな訳だけど。
 フリンはなんかそのナナシを隣で見守ってて、「置いて行かれたのか。‥‥僕もだよ」ってポンと背中を叩く同類のお兄ちゃんな感じ。黙って目を見開いてたナナシがそれでやっと泣き出す、みたいな。

(いやそれがだな、メガテン本の書き下ろし分を書いてて気付いたんだけど、ナナシはなーんかフリン相手だとよく泣いてるんだよね‥‥ダグザの前だと結構気丈というか、フツー程度にガラ悪い強気少年なんだけど、フリン相手だと気が抜けてるっぽくて)

 しかしここまで書いて気がついたが、そう考えるとダグナナも結局フリンと同じく、前述のシバソのバリエーションではないか。あれ?
 何か複雑に入り交じりすぎて混乱してきた。
 それもこれも急な停波が悪いんだ‥‥
 もっと電波を!


御礼‥‥パチパチとコメントありがとうございます(^_^)/
 二名様にパチって頂いた! 感謝! しかし現状はかように迷走しています‥‥まあ何とかなるような気はしているのですが(とりあえずムーンライトの表紙は出来ているのもあり)。あと、メガテンの方は入稿しました。印刷屋が事故らない限りはそっちは安心です。<猛暑で印刷機がやられたことが過去にある。あと交通事故とか。
 そしてコメントの方ありがとうございます。しかし済まぬ、母ネタは今回は出ない感じになってきました‥‥しかし別に本でないと無理、ってネタでもないので、余裕が出来たら日記でポロリするので、まあまあ気長にしばし待たれよ‥‥数百年前を「ついこの前」とか言っちゃう影様の時間感覚ほどではないので。