◇ まずお詫び ◇
イグアナ回路不調につき、本日の更新はお休みさせて頂きます。すまん‥‥
◇ そして本題 ◇
という訳で、念願のゴーカイ×ジュウオウのコラボ回だ!
ジュウオウは地味に面白いのだがいかんせん地味で、熱狂するほどでもなく淡々と見ていたのだが、今回はゴーカイ関係なく本編も面白かった!
以下、大雑把に箇条書きで。
・マベちゃん前より声低い!
ちょっと男っぽくなってる感じ。他メンバーは今回鎧以外声だけだけど、公式の写真見るとみんな男前に&さらに美人度上がってる! 来週の顔出し登場が楽しみ。
・そしてマベちゃんはやっぱりカレー食ってる。
どんだけカレー好きなんだよ。いや解るけど(ゴーカイ本編でもカレー食いそびれてキレた勢いでザンギャックと戦うことになった&そんで最終回では念願のその店のカレー食ってた)
そしてバングレイもカレー食うのかよ!「いただきます」とかきちんと手ぇ合わせるのかよお前のキャラで!(笑)
・リンクキューブから出てきた大王者の資格。
ケタスさん(クジラのジューマン)の映像による過去語りが‥‥!
ケタス『(突然現れた強大な敵に立ち向かう)ひとりの勇敢な若者がいた。――わ た し です』
レオ「お前かよ!」
なんかもうこのやりとりが全てを持っていった(笑)
・子供トッキュウジャーにレンジャーキーを借りに行く鎧
小学生(十二歳)に土下座して「トッキュウジャーの力を貸して下さい!」と頼む鎧。‥‥ああ、予想通りの展開だ(笑)<公式にそのスチールが載ってた。
しかし子供トッキュウジャーはオリジナルキャストじゃなかった。まあ当時の子役の人達はもう育ちすぎてて(大体中学生)子供に見えないからね‥‥あと、子供トッキュウ一号役の馬淵君は学業優先のために引退済みらしい。子役あるあるだが、あの人めっちゃ上手かったので勿体ないな‥‥
・スーパー戦隊ヒーローゲッター・2016バージョン(ゴーカイEDの戦隊数え歌)
アレンジが激しすぎて同じ曲に聞こえねえ!(笑)
映像では歴代戦隊の決めポーズがずらっと続くんだけど、最後の方でジュウオウの人達が晴れやかな顔で遠くの空を見詰め、その後ろの崖の上には後輩を見守るようにゴーカイの人達が立ってるシーンがあって。そこで案の定鎧がジュウオウの人達を指して「あれ! ほらあれ!」みたいな小芝居ではしゃいでたのが微笑ましい。あの人やっぱ後輩戦隊であってもヒーローとしてリスペクトしてんだなあ、というのがよく解る一コマであった。
という訳で来週の後編にも期待!
――――
すげー関係ないけど、何で放送当時トッキュウジャーにハマりきれなかったのか、延々と考えて何となく解った。
トッキュウって、思い返せば劇場版とかVシネは面白いんだよね。
じゃあ何でテレビ本編は?と思ったら、あれ、他戦隊に比べたら潔く子供向け特化だったんだ。
メインの人達(六号除く)はみんな姿だけ大人の中身十歳児という設定。そのせいか敵であるシャドー怪人の作戦もそんな悪辣じゃないというか、まあ小学生レベルのトラブルが多い。
闇雲に0点採点を下して絶望させるとか、脳天にヒヨコ付きのヅラをくっつけて無理に取ろうとするとヒヨコごと死ぬよ!と脅すとか、そういう妙に暢気なネタが多くて、大人が見るにはさすがに微妙っつー。
(実際、二次同人人気は不振だったっぽい。しかしおもちゃはキョウリュウの次くらいには売れたらしいので、子供向けとしてはあれでよかったのであろう、多分)
そんで唯一私が食いついた闇の皇帝ゼットなんですが、最初はあの人も相当能天気に出てくるんだよね。役者さんは三十過ぎの大人なんだけど、出だしはかなーり子供っぽい言動でやってる。
でも憧れのキラキラはどうやっても手に入らず、段々と絶望していくにつれ、役者さんの芝居もどんどん暗く沈んでいく訳ですよ。
グリッタちゃん(婚約者)の目がキラキラだ!と始めは満面の笑みで見ていたのに、そのキラキラは実は別の男に恋するがゆえのものだと気付いてしまう。キレてグリッタちゃんを呑み込んでしまっても、そのキラキラは全く自分に馴染まない。しかもそのせいで自分の闇の力が弱体化するもんだから、取り込みきれないどころかグリッタちゃんは単なる重荷に。
もう一人のキラキラであるライトは、敵だから当然自分の手元には置けないし、
「テメエを取り込んだらそのキラキラはどうなる? 馴染むのか、消えるのか」
とかライトに言う頃には、多分それはどうやっても手に入らないものだともう解っちゃってるんだよなあ。ゼット登場時の見た目にそぐわない子供メンタルが、ここら辺ではもう完全に大人の虚無と絶望に変わっちゃってるという。
その上ライトは終盤でゼットと戦うために闇の一号になっちゃったので、多分ゼットは「あれほどのキラキラですら消え失せるのか」という点でも傷ついた感がある。
一方ライトの方も、元々は無鉄砲で能天気・しかし野生の勘でその選択は大体正しい、というキャラだったんだけど、終盤ではもう野生の勘では動かなくなってて。
このままトッキュウジャーを続けてると元の子供に戻れない可能性とか何とかで、仲間だけでも帰そうと記憶を消して郷里に戻したりとかするんだけど、
「(十歳の子供だった時からは)俺達、とっくに変わっちゃってるよ」
的な台詞があった通り、もはや十歳児じゃない選択をしちゃってるんだよね。ここら辺の話は前半とは打って変わって重たくて、そのせいか録画何回も見返したとかじゃないのに割とよく覚えてる。
そんな訳で、本編微妙だなと思っていた私がいきなりゼトライ再燃したのは、ゼットとライトのそういう辺りだけがそれまでの子供向けのノリとは違ってて、そこが恒例のトラウマポイントに引っかかったから、だろうなあ、多分。
てことは結局、トッキュウの俺的トラウマポイントって、やっぱシバソとかシバサタンのアレなのか‥‥
ああこの道はいつか来た道‥‥ウロボロスの駅前ロータリー。
ぐったり。
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
元気出せ!的なパチに感謝! 魔王様の御加護はガチですよ‥‥神は助けてくれないが、魔王様は助けてくれる! あれ何なんだろうなあ、マジで。俺、高校短大とキリスト教の学校だったのに、魔王様は心広いわー。
(実際聖書とか見ると、唯一神はめっちゃ心狭いよね。何なのアレ)