そろそろ人様のネット小説拝読を断たねばならん時期がやってまいりましたよ‥‥
何故なら文章が引きずられるから。
そもそも榊は文体があんまり一定してなくて、原稿は毎度、文章の建て直しのため、自分の既刊を読み返すところから始まります(-_-;) いやマジで。
既刊本とかネット再録を読んで頂いてる方にはお解りかと思いますが、例えば「花吹雪」と「メリークリスマス」と「影サタン様の一日」では、文体が相当に違ってます。創作の方のプラッサくんとかも。
しかもまだ再録してない「カナリヤ」とかは唯一だけど二人称だったりするし、「紫の空」なんて血生臭さがさえ漂う文とか言われたりしましたですよ‥‥
「葡萄物語」とか「JAM」がそこそこ平均的、というか、特に濃くも軽くもないという意味で、うちの中では標準の文体なのかな。多分。
(「Brilliant~」と「バラ色の日々」は、それとはまた別系統の「少しはしょり気味系」としてある気がする)
そんな訳で、今回はイオスと神無の多い話なので、「PEARL」とか「JAM」とか「球根」その他を書きながら読み返しとります。
でも思うに、今はもう「球根」みたいな濃いめの文は書けないだろうなあ。‥‥いや、デビに来る前はあれよりもっと文がくどかったんで、それをもう少しさっぱりめに直す過渡期があの辺がだった気がするんだけども。
そして話変わって、ちょっと謎なことが判明‥‥
時間勿体ねえー!とか思いながらも、ちょこっとPS2版バロックをプレイした日の方が、何故か電波の受信感度がいいような気が‥‥
これはあれか、イエモンを聞くと電波が来るのと同じ原理か?
(類似ケースには「初期メガテンをプレイすると」とか「黒系統の古橋作品を読むと」とかがあります)
そういえば最初のデビ本「甘い経験」を書いてた時にも、SS版バロック(全てのリメイクの大元である一作目)をやってたような気が‥‥←見返したら後書きにバロックへの言及があった。
何だろう。これらの何が脳を活性化させるんだろうか。謎。
まあともかく、そろそろ人様の文章断ちと共に自分の文体を再構築して、原稿に邁進いたしますです、はい。