明言はされなかったけど、侑斗の変身カードは「周囲の人の自分に関する記憶」と引き替えになってる、ということなんだろうか。ううむ。
そこら辺で「近いなー」と思い出したのは、富士見ミステリから出てるラノベ「Lost Moment―世界の記憶」。
ほぼ失われたも同然のテクノロジーで作られた「クロノメーター」。手の甲に埋め込まれた時計のように見えるそれは意志を持つ機械で、選んだ持ち主(クロノハンズ)に超常的な能力を与える。それがため、所有者はエージェントとして各国で重用されるのだが、その特殊能力の一部は、使うごとに所有者とそれに関わる人達の記憶を消してしまうのだ―――という話。
つまりクロノハンズにAさんという恋人がいたとすると、まずAさんが恋人だったことを忘れてしまう。Aさんも同じことを忘れてしまう。もっとひどくなると、お互いに相手の存在自体を忘れてしまう。
侑斗の場合失われるのは「相手側だけ」の記憶らしいので(侑斗は周囲の人々を覚えているっぽい)、クロノハンズよりはましと言えばましなのかも知れないが、皆が忘れてしまったという事実を本人だけが覚えている、というのもなかなか切ない。
「Lost Moment」の一巻ラストでは、その辺に関して「友達でなくなる日がいつかやってくるのだ。自分達が力を使えば、友達のことも忘れるのだ」「そして自分達は、いずれ別れる悲しみも味わわずに殺し合うことになるのだ」という文があるんだが、これと侑斗の場合とどっちがましだろうか。難しい。
ともあれ侑斗と愛理さんのシーンは美しかった‥‥侑斗可哀想だけど。
ここ数年、というかほとんどの平成ライダーは「そりゃねーだろ!」なラストになってることが多いんで、明るさが売りの電王くらいは、ここらで久し振りに全員が文句なしに幸せなオチになってほしいもんだ‥‥
御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
手持ちのカタログを調べてみたら、auだけでなくソフトバンクも留守録は3分でした。
(時代と機種と地域によって、有料だったり無料だったり、30秒だったり3分だったりしていた)
確かに留守録に3分も話さないよね‥‥「電話くれ」か「また後でかける」くらいしか入れないし。
でも録音時間が長いと、進化したばかりでまだ人語を上手く(早く)話せない獣にはありがたいかも‥‥その長さは獣用サービス?←間違いなく違う。