自分の過去作品を越えられない。
世間の人は、そんなことはあんまりないものなんだろうか。
字書き仲間の方々とたまにこんな話をすると、大概の皆様が、
「(サイトに上げてある)過去の作品を書き直したい」
「今見ると未熟さが目についてたまらないので、本音は下げてしまいたい」
と仰るんですな。
過去作品が未熟に見えるということはしかし、今は確実に前より腕を上げていると言うことだよね。
榊の場合は逆に「うわー昔の方が文章上手いじゃん自分!」と、今の劣化を嘆くことの方が多いです。
‥‥向上してないってことか?!
大雑把に例えると、
「その時の自分にしか書けない何か」>>>>(越えられない壁)>>>>「表現技術の向上とか、精神的な成長」
という状態。
そんな感じで、今シバ×ソードの「天国旅行」を夏コミ原稿として書いてますが、過去作品の「セルリアの丘」を越えられない気がして四苦八苦してます。
しかもセルリア書いてた時は、「花吹雪」を越えられない!とやっぱり七転八倒してたんだよなあ‥‥
全くもって、越えられない過去の自分がどんどん増えていく一方ですよ。
どうしたもんだかなー。