(本日の日記は、里のイグアナと中の人の状況がごっちゃになり、どこまでが現実でフィクションなのか自分でもよく解らんことになっています)
何か無性に肉が食べたい。
豚肉とか牛肉とかではなく、鶏肉が。
さらに言えば自分で生肉を料理したものではなく、ファミマのファミチキが。<レジ横のホットメニューで売ってる、骨なしのフライドチキン。
ケンタッキーでは駄目だ。あれはしょっぱすぎて口が荒れるんです。
ハンバーガー屋のナゲットでも駄目だ。ちまちましていて、いまいち肉って感じがしない。
何故か知らねども、無性にファミチキを貪り食いたいのだ‥‥!
幸いというか困ったことにというか、イグ中の人宅のすぐ側(徒歩三分くらい)の地点に、ファミマがあるのです。
なのでほぼ一日置きに、何かっちゃー足を伸ばしてファミマに寄って帰っては、買ったチキンを貪り食っているという。
(何故一日置きかと言えば、狭い田舎のご近所のこと、あんまり通い詰めて同じものばっかり買ってると、店員さんにこっそり「鶏肉の人」とか綽名つけられそうだから)
里においては肉食は脱するべき行為ですが、移住したてでまだ肉食習慣が抜けない獣のためには、里直営の精肉店があります。
しかしそこは予約注文プラスαくらいの取扱量なので、ふらっと立ち寄った時に必要な肉の在庫があるかどうかは確実ではなく。
そしてこうもしばしば肉を注文に行くのは、ちょっと体裁が悪いのです。草食獣としては。
幼少の頃に里に移住し、人姿で育ってもう長い、そんな草食獣レッドイグアナ。
なので大好きなオムライスを作る時も、普段は鶏肉じゃなく、食感が肉っぽいと評判の「おからこんにゃく」使用なんです。
友達を呼んで食事する時とか、流石に今日はどうしても本物の材料じゃないと、という時だけ、精肉店に予約注文して、鶏肉でオムライスを作るのです。
でも今はファミチキを買ってきては貪り食っているので、肉球饅頭を持って遊びに来た幸猫はきっとドン引きですよ。
「‥‥‥‥(草食爬虫類なのに肉食ってるよ‥‥)」
みたいな。
たまにイグアナの作るプリンを食べに来るゾウガメのハリーも、
「‥‥‥‥(昨日も肉食ってなかったか?)」
な感じで、やっぱりドン引きするに違いありません。
でもってきっと、
「‥‥肉食ってたよな」
「食ってたな‥‥」
「昨日もおとといも食ってなかったか?」
「‥‥大丈夫なのかアレ」
「さあ‥‥お前聞けよ」
「聞いてどうしろと」
「‥‥確かに」
なんて、後で二匹で噂されるに違いないよ!
そして肉食イグアナとか呼ばれてしまうんだ! うわああーーー!
‥‥‥‥‥‥。
‥‥なんて妄想がどこまでも進んでいき、混迷の度合いを深めているのでした。
それにしても鶏肉食いたい‥‥(今日も食べたけど)
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
同じアトラスへの絶望を抱えた方からの共感あるいは慰めか、毎度びっくりなギアス展開への同意なのか。
なんにせよイグアナは一人じゃないんだね!と嬉しく空を見上げました。肉食いながら。<嘘。