※前提として、うちの双魔は汚れキャラで壊れ気味です。
天野家の居間。
新聞のテレビ欄かなんかを読んでいる神無。
日向でゴロゴロしているコウモリネコ(変身前の猫姿)。
それを交互にじーっと見ている双魔。
「‥‥‥‥‥‥」
神無がいきなり丸めた新聞で双魔の頭をパコッとはたく。
「な、何いきなり?!」
「お前今、俺とネコのどっちとヤろうかとか考えてただろう」
「ニャ?!」<予期せぬ事態にぼわりと総毛立ち。
「うわ、双子って恐いほど筒抜け」
「‥‥開き直るな(ぐったり)。て言うか俺とネコ同列かよ」
「一番は神無だけど、やっぱり女の子は別腹っていうかー」
「ネコだろうが!」
「でも変身すればちゃんと女の子だし(ちょっと毛深いけど)、それに関してはソードさんが前例を~(※)」
とか何とか、二人が揉めている隙に、コウモリネコはソロソロと脱出。
「‥‥逃げられちゃった」
「そりゃ逃げるだろうよ」
「じゃあ責任取って今日は神無と」
「何が『じゃあ』だ(新聞でパコリ)」
つーか何の責任だ何の。「今日は」って後日はまたネコとやる気満々か。ああもうどっから突っ込んでいいか解らねえ!
「という怒濤の脳内突っ込みも、間近にいると筒抜けなのがすごいよねぼくら」
「‥‥‥‥‥‥」<どっと疲労感に襲われた。
‥‥というやりとりを空中で見ていた、ミニ魂状態のイオスとソード。
「双魔くん、最近ずいぶん前向きになりましたねえ」
「‥‥前向きってのとは何か違わねえか、アレ」
原作の最終回後は、何だか日々是こんな感じ。
(※コウモリネコの変身後の猫柄レオタードは服ではなく地毛。再録ページのソード×ネコ参照)
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
このパチはアバンギャルド完売祝いだろうか。勝手にそういうこととして受け取って(略)
ちょっと前の本を見返すと、連載中だったからまだ設定が出揃ってなくて、今よりソードがバカっぽい。そして神無がやや軽い。連載が進むにつれて色んな内幕が明かされたりキャラが成長したりで、それに合わせて描写を変えてった過程を思い返すと、色々と感慨深いものが。いやー好きだなあ、デビ。