全く関係ないものが遠因で、何故か受信電波進行中でもないイオスが鬱入ってしまった。
脳内妄想なのに予想外の展開が!
いや、うちのイオスってマイ設定として、第一話に至るソードとの百回の決闘中は結構手を抜いてた、というのがありまして。
ギリギリ互角ではあるけども、多分当時はまだイオスの方が強い。そして「今日はもう時間がないからここまでに」って用なんかソードにはない。イオスにはある。
ということで、戦闘を切り上げるのは多分いつもイオスの側。最後にトドメ刺そうと思えばやれた余裕は絶対あったと思う。<後の伸び率考えると、どう考えてもその時点ではソード最強状態ではない。
じゃあ何でいつもギリ引き分けで帰ってたかというと、イオスが「戦い続けたかった」から。
うちのイオスは剣鬼なので、死なない敵と延々と戦っていたいのだ。殺しちゃったらその時点で相手は「自分より強くないのにかかってきた気の毒な悪魔」として十把一絡げに忘れてしまう存在でしかなくなるから。
ある意味イオスは、パワーインフレの無限が見えててそれに倦んでる人であるとも言える。だからってそこに参戦しないではいられない戦闘意欲の塊でもある訳で。
そういう人は、実のところ最強なんか目指していないのだ。だって最強になっちゃったら、次に誰と戦えばいいんですか。戦える人が誰もいないじゃないですか。そんなのはごめんですよつまらない。永遠に戦い続けたいんです。決して死なない強敵と。それが終わる時は自分が死ぬ時ですよ。
と思わずイオスの台詞入ってしまいましたが、まあそんな感じで。
で、イオソを書いてないここ数年は、シバ(新)×影サタン様とか、元シバ×ソードの別離とか×神田川ソードの幸せとか、神無×双魔の幸せとかを追求する本を出していた。イオソはそれらを傍観する人達として、しばらくは休戦中のボケボケ平和モードだった。のだが、上記遠因でイオスがふっと我に返っちゃって。
自分が死んで終われればいいけど、万が一ソードを殺して自分が生き残っちゃったらどうしよう、という恐怖。「JAM」でもちょっと書いたように、イオスは何よりそれを恐れているのだ。コメディモードで楽しく壊れているうちはいいんだけど、素に戻るとそれが不安でしょうがないんだよなあ、多分。
普通の二次創作ホモならカプがまとまればめでたしめでたし、なんだろうけど、うち最初っからそういうのは目指してないからさ‥‥
(ホモ同人の多数は、1.気持ちが通じるまで 2.お初エロまで を目的として書かれることが多いが、うちはほぼ全カプ、とりあえずやっちゃった後の泥沼から話が始まるので)
そんな訳で、書きかけの神双ほのぼの小ネタ(多分冬コミ新刊原稿)とかあるのだが、イオス鬱モードにつきストップ中。
何とかして下さい、魔王様‥‥