それは「はたらく魔王さま!」
電撃文庫刊・作者/和ヶ原聡司。
あらすじとか表紙絵とかは、電撃の新刊案内ページとか↓
http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1102.php#new4
ネタバレを恐れない人は作者インタビュー↓を見て下さい、ということで。
「電撃大賞銀賞受賞作『はたらく魔王さま!』和ヶ原聡司先生インタビュー!」
http://news.dengeki.com/elem/000/000/345/345788/
読みやすい。そして上手い。これで銀賞止まりかよ?!とびっくり。
最近のラノベは95%くらい、女の子がてんこ盛りでキャイキャイしていてハーレム展開、というのばかりでげんなりしていたのだが、これはそういうウザさが無くて大変よろしい。
人間界で貧乏フリーターしている魔王様と側近・アルシエルが大変いい味出してるし、現在ダブルヒロインっぽい勇者エミリア(テレアポのバイト中。ツンデレ系)と、魔王様と同じ店でバイト中の高校生・千穂(健気系)もいい感じ。
つか女性キャラは、この二人とエミリアの同僚(人間)の梨香しか出てこない。女率が低いと読みやすくていい。
(最近のラノベの女性キャラは口調とか性格付けが極端なので、そういうのがズラズラ出てこられると「ねーよ!」「こんな傍迷惑で突飛な女に萌えられるかー!」「ウゼエ‥‥」の嵐で疲労困憊する)
しかも男性キャラ含め、メインは全員リアルな常識人。おかしいキャラ付けの人が一人もいないので好感度大。
最近の本にしては珍しく、女性キャラオンリーの表紙ではなかったので、あれっと思って手を出してみたら大当たりでした。<表紙に女しかいないとハズレ率高い。
このまま「魔力がないので帰れない!→魔力溜まる→使う→最初に戻る」のループだといいなあ、デビっぽくて(笑)
あー恋愛主体じゃないネタってやっぱ面白いなあ。
昨今のラノベは間違った方向に進化しすぎですよ。
恋愛ドタバタとかはもういいよ。飽きたよ。
ラノベにはもっと血と絶望と笑いとほのぼのを!
ともあれ「はたらく魔王さま!」、お勧めです(^_^)/
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
昨今地方にはろくな番組が来ない(深夜アニメは100%全滅)ので、安定供給される東映特撮は数少ない希望です。数年前はこれに加えてウルトラと超星神とリュウケンドーがあったので楽しかったなあ‥‥特撮といえば、都会では話題らしいまどかマギカのあらすじを聞いたらば「‥‥・魔法少女・仮面ライダー龍騎じゃん」と思いました。違うか??