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現実と電波のバドミントン

 というのは勿論、イエモンの「I Llove You Baby」の歌詞「絶望と希望のバドミントン」のもじりですが。

 既刊の「This is for you(天界葡萄物語)」という、イオソだかシバソだかシバサタンだか、いまいち表記に困る話の中で、天界の葡萄のネタを書いた。
 その葡萄、どういう訳だか天使だけで完全隔離で育てるより、多少の魔力を浴びた方が出来が良くなるという性質。かといって魔族が直手で触れると魔力過剰で熟しすぎて、葡萄酒にした時の味とか効果が変わってきてしまうという。
 これは当時来た電波(=考えて捻ったネタではない)のまんまに書いたんで、「ねーよなあ‥‥(まあデビ世界だから)」とか書いた本人すら思っていた。

 ‥‥のだが。
 先日ふと「通販生活」のカタログを読んだらば。
 韓国産の木イチゴっぽい「ポップンジャ」100%ジュース、ってのが載ってて、

>果実に手を触れると発酵が進んでしまうので、摘み取りにはとても神経を使います

 ‥‥あるんだΣ(◎O◎;)

 電波のままに書いたことが、リアルであったりすると割と驚く。
 恐ろしいのはこういう出来事が一回や二回ではないことだ‥‥
 まーフィクションだしー、と思いつつ書いたアレとかコレとか実在したようわあ!と、デビ始めてから年に一回は驚いている。<そして「どうせなら書く前に知ってぎっちり調べたかったよ‥‥」と絶望する。
(いや、天界葡萄のポリフェノール含有量とかを知りたい訳ではないですが‥‥!)

 事実は小説より奇なり。
 というか、何だか操られ感でいっぱいな中の人です。微妙。