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小話諸々

・その一
 うちの菩提寺である、やや近所の○○寺。
 ここは今年になって新築されたので、建物だの何だのが全てぴかぴかの新品だ。
 で、お墓参りに行ったらば。
 本堂の入り口に掲げられた、真新しい看板に「寺○○」の文字。
 ああ、日本語の古い横書きは右から書くもんだしな。‥‥と思っていたらば。
 横の位牌堂入り口には、「位牌堂」という左から書きの看板が。
 ‥‥統一しろよ。

・その二
 ちょっと前の話。
 中の人がバスに乗っていたらば、いくつ目だったかの停留所で、松葉杖を突いたおばあちゃん(推定70~80歳代)が乗ってきた。
 その時のバスは古い型で、ワンステップ低床なんて利便さではなく、思いっきり高い段差を二回昇らないとならないタイプ。
 なもんだから、あああ手を貸した方がいいのかな、しかし手を貸したら本人が松葉杖つけないし!と俺葛藤。
 そうこうするうちに、おばあちゃんはどうにか段差のきついバスに乗り込んできた。‥‥のだが。
 ふと見たら、松葉杖をつくその足元が、8センチくらいありそうな高いピンヒールであった‥‥
 ‥‥ベタ靴履けよ!
 いや、どっかフォーマルなところに行こうとしているのかも知れないが、だったら現場でそういう靴に履き替えればいい訳で‥‥
 敬老精神が一瞬にして吹き飛んでしまった謎の目撃譚でありました。

・その三
 黒木メイサっぽい美人を見掛けた。
 背が高くて、割り箸的極細じゃない格好いい脚に10ホールの黒マーチンを履いていた。
 すれ違った後に思わず振り返ってしまったが、後ろ姿ですらものすごく美しかった‥‥!
 美人すげえ‥‥マジすげえ。美人にマーチン最強。


御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 まずは二名様のパチに感謝! 無事帰ってきましたが、上京中は結構ボロボロでした。
 そういえばホテルの掛布団が何故か羽毛布団だったんだよね‥‥冷房を下げても布団の中だけ暑いのなんの! 前に来た夏もこうだったっけ?と首を傾げながらも、布団代えてくれとは言えなかった小心者。
 夜中に地震があったけど、今テレビつけて震度確認とかしたら絶対一睡も出来ない!と頑なに羽毛布団に潜っていた不眠症イグアナ。しかしその布団が既に不眠の元凶という。何だかなー。

 でもってコメントの方、ご指摘どもです。「シヴァ→名前多い/ヴィシュヌ→化身多い」了解。マハカーラ→大黒辺りまでは覚えていたのですが、あとは色々とごっちゃになっていたですよ。あすこら辺は各宗派ネタ習合前も統合後も話が膨大すぎて全てがうろ覚えです。
 そしてシヴァ神はアトラス以前から割と「シヴァ」表記だったような。手持ちの古い本↓
・72年発行の英和辞書には「シヴァ」
・73年発行のヨガとチャクラの本では「シバ」
・83年発行の神話本では「シヴァ」
・83年のマンガ「沙の悪霊」だと「シヴァ」
・84年のマンガ「風の輪・時の輪・砂の環」だと「シバ」
・85年日本語訳発行(原語版67年)のゼラズニイ「光の王」だと「シヴァ」
・で、西谷史の「女神転生」原作は小説86年/ゲームとアニメのメディアミックス87年。
 なので各種資料における「シヴァ」表記はメガテン以前から普通に混在であったっぽいですよ。
 原作の魔女狩り17世紀表記に関しては、ぐぐったら「教会勢力によって12世紀以降~って言われてたけど、近代調べ直したら民間で15~18世紀っぽかったぜ!」というのが出てきたので、17世紀で別にいいんでは。
 そして私は悩まない(笑) デビに出てくるものが色々ズレてる間違ってるつっても、世に残り伝わってるあれやこれやが正しいとは限らんですから。リアルタイムで実物&成立の経緯を見た人は誰も生きてない訳だし、資料もそれまでの通念もどんどん覆されていく時代だし、そもそもオカルトは実証が不可能だし。あと極端な話、現状残されている研究書や文献だって、実は当時の創作だったりその二次同人かも知れないし(笑)
 なのでどんな変形もズレも「デビ世界ではそういうことになっている」という大前提の元、そこに辻褄を合わせて二次やるのが俺ポリシーです。私は二次創作者だから物語をやりたいのよ。学問は教養ある人に託すよ。
 あと、元ネタ当てはめ関係は、連載開始以来数多のデビ同人さんが通ってきた道ですな。興味は尽きないところですが、その辺は人それぞれのマイ設定&二次作品におけるネタバレに関わってくるので、言及は回避させて頂くですよ。
(異色なみずのの教会や、天使から見た人間界の宗教のズレとかも、人様も色々マイ設定してた&うちでもちまちま設定済み。そういうのを物語の外で説明だけするのはちょっとアレだと思うんで)