イオスと魔聖剣ルシファーのしょうもない小ネタ。
(小ネタ未満のNGシーンかも‥‥)
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魔聖剣ルシファーが身の内から囁く。
―――我を取れ。
魂の奥深くに巣食う魔物に、イオスは耳を貸さない。
―――我を取れ。
ならぬ、とイオスは拒絶する。
―――我を取れ。
今はまだその時ではない。
お前にくれてやる魂はない。
―――我を取れ。命あるものを屠るのだ。
今はまだその時ではない。
―――魔族でも天使でもヒトでも構わぬ。魂を。
黙れ。
―――我に魂を。魂を。魂を‥‥
‥‥イオスは手を止め、溜息をついた。
「‥‥夕食の魚を捌いてる時にまで口出ししないで下さい、ルシファー」
「また腹減ったってゴネてんのか、あの剣」
夕食前にも関わらず、スナック菓子の袋を漁りながら、人ごとのようにソードが言った。
「ちょっと戦闘から遠ざかってると、生きてるものを切れってうるさいんですよね‥‥」
「‥‥ていうかアイツ、魚の魂とか食えるのか?」
(ルシファーは魂を食い足りてないと本領発揮出来ない、というマイ設定)
御礼‥‥パチパチありがとうございます愛
(※‥‥(^_^)/←これを「bai(バイ)」で辞書登録してあるので、bのキータッチが甘いと「ai→愛」が出てしまうがまあいいか!とそのままにしてみる)
二名様いらっしゃいませー! しかしそろそろ夏コミに向けて、里&デビページの更新が止まる時期がやって参りました。コミケ後にはまたじわじわと更新再開しますので、日記には用が無いぜ!という向きの方は、その頃にまたお越し下さいませ。前足を揃えてお待ちしとります。