先日、地元のローカルニュースで、「暴力団員(複数人)がナマコ密猟で逮捕」というのが流れた。
最初は「違法操業の漁師からナマコを購入して裏ルートで中国へ密売」とかだろうか。と思った―――のだが。
詳細をよくよく聞くうちに、
・「押収された証拠品」としてウエットスーツとか酸素ボンベとか銛・ヤスっぽいものが画面に映される。
(構成員自らが潜ってナマコを穫ったらしい)
・中国などへ密輸されているらしい。
(違法品の行き先が中国なのは定番だが、しかし密売相手は向こうのヤクザなのか、それともただの乾物商なのだろうか。その場合どういう伝手で知り合って、どうやって密売を持ちかけるのであろうか。密輸が成り立つってことは、それ正規輸入品より安いの? 高かったらヤクザが海に潜ってまで密漁する意味ないような‥‥)
・密売による収益は2億円くらいあるらしい。
(ナマコってそれほど単価が高くなさそうなのだが、一体どんだけ穫ったのだ‥‥)
‥‥という感じで、何だか色々とおかしい。そして情けない。
密漁だから多分夜中とかだろうし、暴力団のヒトが真夜中に車で出掛け、海岸で人目を忍んでウエットスーツだのボンベだの装備して海に入るのを想像すると色々とおかしい。
しかも一人や二人の作業じゃない訳だから、多分組事務所に集合して人数揃えてからみんなで出掛けるとかだよなあ。
「明日の午前二時からナマコ漁だから、夜中の零時に組事務所集合な」とか通達されたりしてんのか?
これきっと若いヤクザは「俺の考えてたヤクザと違う‥‥」と釈然としない気分だろうなあ。
ちょっと歳いったヤクザのヒトは「昔はシノギって言えば麻薬とか銃の密売だったもんだが、今 は ナ マ コ か ‥‥」としみじみ遠い目になってるに違いないよ。
何か全然暴力団である必要の無い地道な肉体労働だよな、ナマコ密猟‥‥
そんな訳で、何か色々と微妙な気持ちになってしまったニュースでありました。
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
これはあれか、「ハロウィンの異様な加熱っぷりはおかしいよね」な同意か! いやそれとも「改訂鋳物」とはなんぞや気になる!」かも知れぬ‥‥私も気になります。何がどのように改訂されているのだろう。ある意味、近年外国で大人気のカラフルな南部鉄器(鉄瓶とか)は改訂鋳物かも知れませんな。確かにあれは可愛い。そして新しい。獣の里でもあのように、伝統の何かを受け継ぎつつも新しく改訂していきたいものです。