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中の人日記・メガテン進捗編 その2

※ラスボスまでのネタバレに何の配慮もありません。現在メガテンⅣFをプレイ中の方はご留意下さいまし。
 
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 そんなこんなで、大雑把に絆ルートクリアいたしました!
 全マップを埋めるべく、無駄にうろうろしまくったので、ものすごくレベルが上がってしまい、唯一神戦も楽勝でした。
 ‥‥ていうか今回全体的に、敵がそれほど強くないような‥‥ちなみに難易度は中間の「戦争」で通した。
(選択出来る難易度は、難しい順から「大戦」>「戦争」>「対立」なのだが、大戦は敵が強いだけでなく物価がやたらと高いのが難で、いまいちやる気が起こらない)

 途中、絆ルートと皆殺しルートのどっちに行こうか悩み、選択肢の直前でセーブして両方やってみたのだが、今回は絆ルートで行くことにした。皆殺しルートは後味悪い‥‥
 しかしダグザの言い分的には、そっちに行きたい気分であった。
 そして案の定、絆ルートの流れは割と居心地が悪いというか、微妙に気味が悪い。
 いや、人間の仲間達は、大体はそれなりにいい仲間達なんだけどね‥‥(ノゾミ以外)
 ラスボス戦で、前回の主人公キャラであるフリンがチーム組むのは楽しかったし。
(ただ、そうなると前作で「ルシファー/メルカバーに人格まで乗っ取られて、あれはもはや元の友ではない‥‥」と思わないときつい展開があった友人キャラ二人が「お前ら人格保ってたのかよ! なのにあんな暴言吐いたのかよ!」ってなるのが微妙だったが)
 ラスダンでフリンが伴走して、主人公が悪魔をカツアゲすると便乗して金額をつり上げてくるのも楽しかった! さすが外道フリン。

(前作も今作も、ファンドという名目で悪魔をカツアゲし、資金を貯めるコマンドがあるのだ。フリン/前作主人公キャラは、悪魔化した幼馴染みとの涙涙のイベントバトルですらカツアゲコマンドが有効だったんで種族・外道と言われた)
(歴代メガテンの主人公は、後継作品でも名前だけ出てきたりするのだが、真Ⅰの主人公は「魔人」として出てきたし、二作目は元々の肩書きがメシア。三作目のキャラは人修羅。という流れで、フリンは外道呼ばわりされている)

 で、Ⅳファイナル自体の出来は、割と評価に悩む感じ。
 無印4の操作性の駄目さやマップの見づらさ、お使いのめんどくささと言った点は、完全に改良されていて快適。
 しかしなんというか、

・ラスダンが「無駄に」広くて、埋める楽しみが薄い。
 単純に広いとか難しいのはいいんだ。ただ本当に、意味なく広いだけのダンジョンをずーーーっと走ってる感が強いんだよなあ‥‥
 拾うアイテムも、ここに至る頃には既に所持数制限いっぱいまで持っていて、「○○を見つけたが持ちきれなかった」というメッセージでがっかりすること多々。生玉2個までしか持てないとか意味ないだろ!

・前作に続いて、セリフ回しとか地の文が下手。
 なんつーか、今まで堅めで簡潔で格好いい文章だったのが、軽めのラノベ(しかも駄目な方)の文章とかセリフ回しになっちゃってる感じ。悪魔の口調も「ナゼこの悪魔がこの口調??」みたいなミスマッチが気になった。ライドウの時にあった「一見若い美人の人型悪魔がおばちゃん口調」というのは逆にアリだったが、何かっちゃー子供とか幼女口調の悪魔増やすのやめろよ‥‥
 あと思想的にアレな人がスタッフに混ざってるのか?という箇所がチラホラと‥‥メガテンの世界観で「無辜の民が犠牲に」とか「戦争」って言い回しはものすごい違和感があった。そこは「人間」じゃねえの?メガテン的にはさ。
 あと「アベ」とか「タマガミ」ってネーミング(とかそのエピソード)もなあ。
 真Ⅰにおける、三島由紀夫がモデルの「ゴトウ」は、その命名になるほどな必然性があって納得だったが、今回はそんな深みは感じられず、現状のアトラスのヤバさだけが感じられてしまったよ‥‥

・ゴッドアローはやっぱりバグだよね?
 中ボスすら一撃死するという噂の、ホワイトライダー所有の「ゴッドアロー」はやはりバグっぽい。試してみたら本当に一撃だった。しかも同じセーブから同じ中ボスにチャレンジしても、発動する時としない時がある。死に際に言い残すセリフがありそうな局面でもそれが出ないし、何か重要なメッセージを見逃すんじゃ?という不安であんまり使えなかった。楽っちゃー楽なんだけどゲームバランスは崩壊するよなあ。

 ‥‥などと文句を連ねてきたが、ゲームとしては面白かったです。
 ただ、「メガテンか?」というと微妙。
 とはいえ、しばらく前のシリーズから「悪魔の育成要素」なんてものを入れちゃった以上、既に原初のメガテンとは別の方向性である訳で、そこら辺は割り切って楽しむしかないよなー、と。
 個人的にはあれだ、ガンダム鉄血と同じ系統だよ。
 戦闘シーンは面白いしよく動くけど、あれがガンダムである必然性あるか?っていう。

 という訳で、とりあえずそういう所に目を瞑れさえすれば十分面白いです、メガテンⅣファイナル。
 次は仲魔育成に励みつつ皆殺しルート行く。

(殺すのが割と辛いキャラ/ナバール・ガストン・ハレルヤ・イザボー。心置きなく殺せるキャラ/アサヒ・トキ。むしろ嬉々として殺したいキャラ/ノゾミ。‥‥ノゾミは前作ではポンコツで可愛いお姉さんだったのに、何であんな大人ぶる鬱陶しいキャラになっちゃったんだ‥‥)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 そんな訳で、一応1ルートクリアしました。かなりすっ飛ばし気味なので、これからまたじっくりやり直します。五分の隙間でもちまちまプレイできる携帯機は有り難いものだと、再度しみじみいたしました。据え置き機の方がやりやすいし迫力あるんだけど、生活スタイルがもう据え置き機だと厳しいなあ、というのもまた確か‥‥<でも真Ⅲノクターンは携帯機移植は無理だよね‥‥あれとライドウはPS2が壊れたらどうしたもんかと、今から苦悩しています。