前から時々言ってるように、私は文章を書くのは別に好きではない。
しかし電波が来るので書かねばならぬのである。
その話をトッキュウの人にする機会があったのだが、
「嘘ぉー、あんな字数、文章書くの好きじゃないと出来ないと思ってました!」
と言われた。
いや、オフライン本慣れしてると、一万字なんて28P本にもならないから、「あんな字数」でも何でもない訳で‥‥
(多分二万字でギリ短編二本詰め36P本になるくらい)
今までトッキュウで書いた文は、
マイフー/33791字
発光/37379字
ジャンク二本/3220字(目次さっ引いて実質3000字くらい)
ハートに触れる/5302字
FOR ME/17175字
ネバギバ/25821字
SPARK/18556字
ALRIGHT/11908字
I WANT YOU&日記/9934字
キャッチ&リリース/3692字
‥‥という訳で、本にした時まあまあ長編と言えるのなんか、マイフーと発光くらいしかないのである。
しかも「闇の底」シリーズをSPARKまで詰めてみても、120P本程度にしかならんのだよな。
しかしオン専の人からすれば、一万字越えは十分長い方らしく、なんか俺は長編書く人だと思われてるみたいで。
畑によって基準ってそんなに違うんだなあ!となんかしみじみしてしまったのだった。
まあ確かに、原作終わって久しいジャンルにこんな物量を、しかもクロスオーバーでも現パロでもない代物をぶっ込む人は、俺以外あまり見掛けない‥‥
それで思うんだけど、なんか俺、デビは絶対本にしたいんだよね。
でも他のジャンルはオンにぶん投げるだけで十分だと思ってるのだ、何故か。。
まあ結局後で本にしたくはなるんだけども、ともかく、デビに関してだけは「ネットでタダだから読んでやる」的な扱いを絶対されたくないという気持ちが強いんだよなあ。
アレ一体何なんだろうなあ、我ながら。
だからってトッキュウで書いてるものが「ネットだから適当に書き飛ばす」な訳では全くなく、ほんと電波に脳味噌絞られて書いてるのだが。
だって適当に書いたもんで何とかなるのは、リアルタイムの闇雲な萌えと勢いだけで読んでもらえる旬ジャンルだけだからな‥‥
しかもトッキュウは人少ない割にはクオリティ高い書き手が残ってて、おかげで読み手がものすごく目が肥えてる感があるので、ちゃらっと書いた程度のもんでは到底勝負にならんのである。
そして私は萌え萌えしたもんは書けないので、トッキュウでは構ってくれる先人の萌え神様に日々色々と学んでいるのであった‥‥
(もっとも向こうからすれば私は「ジャンルに今までいなかったタイプ」だそうで、どうもその異端っぷりこそがウケているらしい)
そんな訳なので、文章書くのは嫌いなのだが、書けないものを書けるようになる修行はとても楽しいという、訳の解らない状態なのだった。
つっても今書いてるゼトヒカは、多分デビの鬱シリアスのノリ全開になりそうなので、これ大丈夫かと今からビクビクしているのであるが‥‥
いやーシバサタンよりはもうちょっとマイルドに仕上がるといいんだけどなー。