イグは普段甘いものが割と苦手です。
が、たまーになんか無性に食べたくなる時もあります。
それでぼそっと、
「‥‥なんかケーキが食べたい」
と呟いたところ、母が一言。
「じゃ、作りなさい」
‥‥無茶言うなよう(汗)
「だって作れるでしょ」
作れるけど、食べたいのはせいぜい一切れ。
母の分を入れても二切れあれば十分。
手作りで作るとしたら、否応なしに1ホール焼き上がってしまうではありませんか。
「大丈夫、私が食べるから(笑)」
‥‥さらなる無茶言うなよイグ母(笑)
というか、大体にして冷蔵庫に生クリームどころか牛乳もないし、そういえば卵も切れてたような。
いくらイグでも、それじゃショートケーキどころかホットケーキすら作れません。
「材料揃えるより、コンビニで出来合い一切れ買ってきた方が早いです。どう考えても」
「じゃあ買ってきて」
‥‥なんかちょっと「よつばと!」に出てくる隣のお母さんのようですよ。
もしかして、むしろ母が食べたかったのか、ケーキ‥‥
そんな訳で、なんか釈然としない気持ちでケーキを買いに行ったイグアナなのでした。