都会では三ヶ月ほど前に終わっている「ウルトラマンメビウス」が、こっちでもようやく第49話「絶望の暗雲」で、次週最終回ですよ!
(という訳で、こっちよりさらに放送が遅い地域があるかどうか解りませんが、以下そこら辺の回の内容に関して書くので、読みたくない人は避けて下さいまし)
(メビウスはスポンサーのグダグダで、各地で放送開始時期がムチャクチャ違っちゃってたので、その辺がいまいち読めないんですわ‥‥)
ここ数回、メビウスはすごく面白くも心臓に悪い展開が続いていて、イグアナは毎週チキンハートをバクバクさせながら見ています。
特に今週は、ザムシャーやヒカリやファントン星人、カコちゃん(サイコキノ星人)といった、かつての敵やお騒がせ異星人がメビウスの危機に駆けつけてくるものの、エンペラ星人には歯が立たず次々敗退、どうなる最終回! な展開だったので、見てて激しく血圧が上昇しました‥‥
いや、都会では結構前に終わってる番組なので、雑誌やネットで色々とネタバレを見まくりで、何がどうなるかは大体知っているのですが、それでもやっぱりドキドキですよ。
というか、解っていてもドキドキハラハラ見てしまう、というのが、物語としては正しい姿で、良く出来ているということなのではないかとふと思ったり。
畑違いだけど、ラピュタなんかまず劇場公開時に見たし、その後もテレビ放送で一体何回見たことか。おかげで次にどうなるか、セリフがどんなかも大概覚えてしまっている。
それでもやっぱり放送があるたび見てしまうし、塔の上のロボットのシーンでは毎度涙ぐんでしまうですよ。
そしてイグに限らずそういう人は結構多いと思うし、名作ってそういうものなんではないかと思うんだよなあ。
多分それと同じ感じで、メビウスも大変よく出来てると、イグアナしみじみ思ったのでした。
前半頃は、穴はないけど代わりにちょっと大人しくまとまった優等生すぎて、微妙に物足りなかったんだよね。しかし後半の盛り上がりは、その辺を補って余りある感じですよ。
メビウスは常々、昭和シリーズのネタを盛り込むのがすんごい上手かった。その上最終三部作に来て、メビウス内での細かいエピソードをここでこう拾うか!というとこも、やっぱり上手くてイグアナ感動。
だって、ヒカリとザムシャーがこの危機に駆けつけるのはまだ予想の範疇内ですよ。しかしまさか、ファントン星人とカコちゃんまで来るとは思わなかった(笑) この辺やっぱりウルトラマンだよなあ、としみじみ考えてしまったですよ。
(ここでウルトラとライダーと戦隊の違いを分析し始めるときりがないので今回は割愛。←でもいつかやりたい)
(そして関係ないけど、冒頭の群衆シーンにいた親子、お母さんの方がネクサスの平木隊員だったような)
(もっと関係ないけど、ヒルカワってネクサスで石堀隊員でダークザギだった人だよなあ、そういえば。何気に出張多い?)
そんな訳なので、イグの中では「人に勧めたいマイベスト特撮(平成版)」は「クウガ・セイザーX・リュウケンドー」だったのですが、今後はそこにメビウスが加わる気がするですよ。
こうして並べてみると、東映・東宝・松竹・円谷と、各社一作ずつ揃ってて面白いなあ。
(そしてカブトはこのラインナップには入れられん‥‥キャラと役者と映像・造形は死ぬほど良かったけど、いかんせん物語そのものが行き当たりばったりでグダグダすぎた‥‥)
ともあれ来週のメビウス最終回が楽しみです。どきどきバクバク震えるぞイグアナハート。
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/