「ホーリーランド」のドラマ版を、この前ようやく一気見したですよ。
いや、次の原稿がアクションじゃないのは解ってるんだ。だからその参考になる訳じゃないんだ。時間勿体ないのは確かなんだ。でもたまに無性に血に飢えるんだーーー!!
‥‥いやそれは置いといて。
これ、うちの地方は放送が無かったんで、リアルタイムでは見ようがなかったんです。
しかもホリランはコミックス派なんで、ヤングアニマル本誌は読んでなくて(※)。多分当時は特集記事とかあっただろうけど見てないもんだから、ドラマのキャスティングとかは全く知らないままだったし、出不精の榊はレンタルビデオ屋に行く習慣もないんで、長らくそのままになっていたのでした。
(※近場でヤンマル扱ってる本屋がないから。ある店も入荷数が少なくて、当日遠征出来ないとほぼ入手出来ない)
しかし去年色々と恐ろしい偶然が重なって、これはもうドラマ見ろって魔王様のお告げか?!な気持ちになってしまい(笑) ようやく重い腰を上げたのでした。
(数年前のドラマだから、もうネタバレとか気にせず書きますんで以下注意)
でもっていざ見たドラマ版ですが、むちゃむちゃ出来よくて感動したですよ。アクションすげー!
多少原作とキャラ変わってる人もいたし、主人公・ユウのキョドり具合は、原作の五割増くらいオーバーでしたが(笑) キャスティング自体はほぼ全員、原作との違和感もさほどなく、すんごいらしくて良かったなあ。
原作にないシーンや改変や逆にはしょってるとこも多々あったけど、これはこれでOK。マサキの先輩らしいヤクザの下山さんなんか、ヤクザの定番っぽいシーンが増えることによって、むしろ原作よりいい感じになってたし。
あと、上に同じく「これはこれで」と思いながらも大笑いしたシーンがひとつ。
マサキが世田商に呼び出されて、タカとタイマン張るシーンの手前辺り。
原作だと、ユウはたまたまそのことを知って、マサキの後を追って現場に乗り込むんですね。
しかしドラマ版。
ユウはその日の5時に、マサキの妹・マイとデートの約束をしてたんだけど、同じ日の8時にマサキが世田商に呼び出し食らってることを知っちゃうという。さてユウはマサキの加勢とマイとのデート、どっちに行くのか!‥‥ってこの状況は一体(笑)
勿論話の進行上、ユウはデートすっぽかしてマサキを助けに行くんだけど、原作にないシーン付け加えてまで、妹振り捨ててマサキを取るって描写を足す必要があるのかと(笑)
いや、解るけどね。
榊は実はあんまり腐女子属性が濃くないんで、ここら辺もなけなしの4%くらいでは腐女子的萌えしつつも、残りの96%くらいでは「いや解るよ、解るんだよ‥‥!」と拳を握りしめてしまうのでした。
何というかね‥‥うちのデビ同人のイオスとソードも、たまーにエロを書きつつも、その実ぜんぜん恋愛沙汰としては発展してはいない訳で。元シバと神田川ソード、新シバと影サタン様は、普通に恋愛が成立してるんだけど、イオスとソードはそうじゃないんだよね。愛がない訳じゃないんだけども、愛より重いものがあるというか。
イオスとソードの関係性を考えるにつれ脳内に浮かぶシーン(※まだ書いてない)なんですが、ソードと対峙したイオスが言うんだよね。
『殺し合いましょう、ソード』
『永遠に、戦い続けましょう。―――あなたと』
と、鎧兜の天使姿で、魔聖剣ルシファーを携えて、それはもう、とろけるような微笑みと共に言うんですよ。
萌え的恋愛沙汰より、そういう殺し合いの方が好きだし書きたいんです榊は。
そしてホリランの、マサキとユウの「俺達のホーリーランドだ」はそれと同じ匂いがするんだ‥‥そういうとこが好きなんだ‥‥
そんな訳で、ドラマ版のホーリーランドはすごくよく出来てて面白かったです。
しかし上記の通り、何故かヒロインの扱いは、原作よりさらに微妙でした(笑)
原作よりもうちょっと進展させそうな雰囲気をわざわざ作っておいてこのオチってアンタ(^_^;)
何だかなーと思いつつ、でも良かったなー。DVD買おうかなー。
そして余談ですが、正直見てる間は、マサキ役の徳山秀典目当てなのすっかり忘れてました(笑) 元々原作ファンだし、やっぱ演技力がすごくて、矢車さんとはちゃんと別人だったしで。
やっぱDVDほしいなあ。ううむ。
御礼‥‥パチパチとコメントありがとうございます。
当落通知の来てない友人は、何かもうサークル参加は諦めてる気配が。
不着が郵便事故なのか、あるいは米沢氏が亡くなって以来色々とアレな準備会のせいなのかはまだ不明ですが、とりあえず現在手元の書類を合体相手に送って、そっちからまとめて問い合わせしてもらうことにしたという話でした。
続報があったらまた日記で書きますです。