現在リメイク放送中の「地球へ…」ですが。
原作は相当古い時代のSFなんだけど、アニメは現代風に色々と小綺麗に手直しされてます。
それだけならまだしも、平行して結構有り得ない物語・キャラ改変をしちゃってるので、原作ファンには非常に受けが悪いっぽい。
原作を悪い方に改変してファンに絶望される、というのはあの時間枠アニメの運命なんだろうか。
(ハガレンとか)
(ガンダムシードだって、ファーストを今っぽくしようとして悲惨なことになったと言えなくもないよなあ)
(富野監督じゃないガンダムなんて、山田洋次監督じゃない寅さんみたいなもんだよね‥‥)
それ考えると、昭和ファンにガタガタ言われながらも、毎年新しいネタに挑戦して、それなりに結果を出してる平成ライダーはやっぱり偉いというべきなんだろうか。
イグは昭和世代だけど平成ライダーも結構好きだし。
(まあ全般ベタ褒め出来るのはクウガだけなんですが。あとは響鬼の前半と、カブトのデザイン・造形・役者だけとか、好きポイントに偏りがある)
昭和ライダーのリメイクはあくまでマニア向けに映画&ビデオで、というところも好ましい。
最近のアニメがやたらと古い原作引っ張り出してくるのは、どうも過去の栄光をあてに遺産を食い潰してるようで、いまいちいい感じがしてなかったから。
まあそういうのの大半は都市圏限定の深夜枠だったりして、地方にまで来ない辺り、作ってる方も一時しのぎだと割り切ってるのかなーという感が拭えないんだけど、どうなんだろう。
色々と何だかなあ。