榊のカバー範囲は果てしなく広い。
だがストライクゾーンがとてつもなく狭い。
何かというと、人様の書く二次創作を読む場合の話。
元々、自分的基本はA×Bであっても、逆カプB×Aも平気で読む方。しかもリバ上等。男女カプも平気。
世の中にはわざわざ逆カプを読んでは「こんなの有り得ねー!」と笑いものにするムカつく人間もいるけども、榊は普通に作品として面白く読む方。実際ソード×イオス本も沢山持ってたりするし。
(デビでは特に、イオソのお友達がみんなソーイオも大好きで、そっちの話で盛り上がったりもした)
シチュとしてどうしても駄目ってのはあるが(女体化・SM調教ネタ・スカ)、カプ的に駄目・読めない!有り得ねー!ってのはまずない。
かように榊の守備範囲は広い。
それなのに、どのようにストライクゾーンが狭いのかというと、「キャラが原作っぽくない」という一点においてのみ、許容範囲が非常に狭いのである。
どんなに絵が上手くても、文章が上手くても、話自体が面白くても、「この思考・言動はもう(キャラ名)じゃねえよ‥‥」ってのがあるともう駄目。
「普段は表に出ない意外な一面」と「このキャラのメンタリティでこれは言わない・やらない言動」は根本的に違う。
例えばソードなら絶対「キャー」なんて悲鳴は上げない。絶体絶命もう死ぬしかないって局面でも、敵に命乞いしたりしない。どんな交換条件を持ち出されても、それが咽喉から手が出る程必要なものだとしても、相手がソードのプライドに触れる言動を取ったが最後絶対折れない。全部失う覚悟で喧嘩売って奪取する。
こういう「原作のソードっぽさ」を覆す描写があったとしたら、どんなに話が面白くても、それは榊の中で「これソードじゃないよな」「デビじゃない」になる。
そんな訳なので、どのジャンルでも榊のツボに入る本・オン作品は結構少ない。非常に寂しい。
今はやたらと女体化が多い某読み専ジャンルで「こんなの(キャラ名)じゃねえーーーー!」と拳握りしめてサイト巡りをしている最中ですよ。はははは‥‥
御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます。
事務連絡の方も承りました。榊はその辺大雑把なのでお気になさらず(^_^)/