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中の人日記・手作り編

 そういえばうちのイオスは餌付けキャラなので、多分この時期は嬉々としてケーキだのおせちだの作っているに違いありません。
 そしてきっとこんなやりとりが。


ソード「なんで悪魔のオレ様が神の誕生日なんざ祝わなきゃならねーんだ!」
イオス「神ではなく、神の子イエスの降誕祭ですよ」
ソード「大して変わらねーよ!」
イオス「まあまあ。深く気にせず、ケーキを食べる日だと思っていて構いませんから」<餌付けモード。

双魔 「でもキリストの誕生日が25日って明確な資料は実はないらしいんだよね。25日って本当はミトラ教の冬至祭りなんだよ。ローマにおけるサトゥルヌスの祭りもこの時期だったし、要するにキリスト教が異教徒を取り込んで布教するためにこじつけた捏造で―――」
神無 「‥‥オタ知識はいいから黙ってケーキ食え」

影サタン「ともあれプレゼントをあげよう。ふふ、メリークリスマス」
ソード「‥‥テメエなんでオレんちに居やがるんだよ(しかも赤い服着てやがるし)」
双魔 「気に入ってるんだね、渾身の魔王ギャグ・サタンクロース‥‥」
イオス「ああ、美味しそうなローストチキンですね! ありがとうございます」
神無 「‥‥天使のくせにこの状況をさらっと受け止めるなよ、イオス‥‥」

天野父「おや、神無と双魔のお友達かい? メリークリスマス、お茶とケーキをどうぞ」
影サタン「ありがとう、頂くよ」

双魔 「お友達‥‥」
イオス「‥‥‥‥(魔王にお茶を勧めるとは、やっぱり只者とは思えませんね、お父さん‥‥)」
ソード「‥‥‥‥(つーか魔王のくせに普通に茶ぁ受け取るなよ‥‥)」
神無 「‥‥‥‥」<深く考えるのをやめて、コウモリネコにケーキのクリームをお裾分け中。


 きっと今年もこんな感じ(笑)
 ‥‥つかこれで一本書けばよかったような気が‥‥ハロウィンネタと合わせて本にするか?


※ちなみにうち設定の魔界では、天界を出し抜いて人間に贈り物をし、神に捧げる感謝の祈り=人間の思考エネルギーを回収する、という行事があります(笑)
(天使や悪魔は人間のエネルギーで活動している設定で。人間界で信者を増やしたがるのも、得られる信仰がそのまま力になるから、という説)
(だからブリリアント以降の新世界では、シバ(新)もサンタ服を着せられてその行事を手伝わされるという小ネタがあったりします。バカすぎるので書かないけど)