二回分ほど感想書いてませんでしたが、面白くなかったとかという訳ではなく、単に間合いがちょっと合わなかったもんで(^_^;)
(日記ネタは思いついたそばから書き付けた複数のストック中から順番に上げるので、日曜番組の感想なのにUP日が木曜、とかなる可能性が。それだと流石に遅すぎるか?と自重モードに‥‥)
(あと、特撮サイトじゃないから、感想書いても「見てないから訳解んねー」って人も多いと思われるし)
そしてディケイド、前回のキバの世界から、今度は龍騎の世界に。
元の龍騎はさほどイグツボではなかったので、割とウロな感じで見てたんですが、それでも覚えてる原版からの変えっぷりに終始笑いが止まらんでしたよ。
まずシザーズ。オリジナルでは、刑事だけど卑怯な悪者役で、最初にやられる雑魚ライダーだった。その辺のキャラ付けがディケイド版でも変わってないという(笑) やっぱ蟹はこれか!(※)みたいな微妙な笑いがこみ上げてしまったよ。
(※‥‥イグの中の人は蟹座なので、それ関係でネタにされることが多く。おかげで蟹と聞くとまたなんか不愉快な冗談を言われるのか!とトサカをビシビシ逆立てます。何で星座ネタというのはことごとく蟹座の扱いが不憫なのだ畜生。いや、龍騎のシザーズは結構人気なんだけどね、ネタキャラとして)
そしてゾルダ。原版ではどんな真っ黒な犯人も無罪に仕立て上げる、凄腕の悪徳弁護士だったのが、今回はむやみやたらと死刑にしたがる検事になってて爆笑。
そういう面子で繰り広げられる、ライダーバトル裁判員制度ってすごい発想だなあ。
検事・弁護士・関係者その他で闘って、勝ち抜いて生き残った人に判決を下す権利があるって、突っ込みどころ満載だ(笑)
あれか、やっぱりある日「あなたは裁判員制度によって今年度の仮面ライダーに選ばれました」って裁判所から通知が来るんだろうか。
「参加する気はない」って言ってた真司がカードを持ってたところを見ると、いきなりカードデッキが送りつけられてくるっぽいし。一度招集されて説明を聞いて、そこからさらに選抜されて、とかじゃなく。
あとはあれか、陪審員制度のアメリカ映画「12人の怒れる男」か。龍騎ライダーは13人いた気がするけど。
でもって、今のところディケイドが各世界に行ったことによって何が変わったかというと、
・クウガの世界
原作版:誰かの笑顔のために、という、無私のヒーロー五代雄介
DCD版:自分のためだし、といういまいち子供な小野寺ユウスケ
↑あえてブレた世界を設定し、成長した小野寺が五代くん的性格になることで元世界のありように近付ける
・キバの世界
原作版:渡の立場が曖昧なまま、ファンガイアとの共存とか全てがうやむやのまま正夫で終わった
DCD版:ファンガイアの王子として生まれた渡が、ちゃんと王になる覚悟を決め、共存を目指す
↑オリジナル版のボケボケだった焦点を凝縮して解決
という感じなので、ディケイドにおける龍騎の世界を推測するに、
原作版:真司は不毛なライダーバトルを終わらせようとするも、力及ばず振り回される
DCD版:今度こそ真司がライダーバトルを終結させる
↑真司が確固たる意志を持った主人公ヒーローに?
こんな感じなのかなあ。
原版の真司は、バトルを止めたくない他ライダーに「こんな不毛な戦いはやめようよ」と言って回っては聞いてもらえず、なし崩しに闘ってしまうという、振り回されまくりのヒロインポジションだったので、ディケイド版ではもうちょっと主役っぽい活躍を期待したいものです。うむ。
そして何となく士についてきている小野寺がいい味出してるなあ。
口が悪い・説明の足りない無愛想な士と、人当たりが良くて無敵の笑顔を持つ小野寺って、話を進めるのにすごくいい組み合わせだよなあ。
世界をひとつ渡るごとに、そこで士が使えるライダーカードが増えていく=人の心を身につけていく、みたいなところがあるんだけど、まだまだ足りない機微を上手いこと小野寺が補ってる感じで。
そして小野寺があんまりクウガに変身しないのも、ある意味正しいことのような気がする。
だって元のクウガ自体、非戦ポリシーの戦士なんだよね。
そのキャラを継いだ小野寺クウガが、「ディケイドが闘うべき時」に「自分も戦力だから」って割って入ったりしないのは、クウガの在りようとしてすごく正しいことなのではあるまいか。
そんな感じで、あえてパラレルと割り切らなくても、オリジナルに対する愛と理解が見て取れるのが何か嬉しいディケイドです。来週も楽しみ。
あ、間が悪くて書いてないシンケンジャーですが、普通に面白いです。
小林脚本って、毎度出だしはあんまり盛り上がらないものなのだろうか?
面白いけど、普通。文句は何もないけど、熱烈に食い付く何かはないんだよねえ、イグ的に。思い返せば電王でもそうだったし。
何というか、序盤の「世界観・キャラクター設定の説明」部分が丁寧すぎてタルいというか‥‥シンケンも、その説明パートが終わった後に期待かなあ。
あとは久しぶりに子供、というか少年少女戦隊なせいもあるかなあ。ここしばらく社会人戦隊が続いてたし。
キャラ的には、ブルーの人だけややキャリアがあるせいか、あんまり新味はないけどその分華があって上手いなあ、とか、今んとこ完全無欠の無愛想殿様キャラであるレッドの人が、今後どう変わっていくかがちょと気になってます。
余談だけど、シンケンは主題歌がサイキックラバーでイグアナびっくり。あんたら「特撮のお仕事は卒業します」宣言してなかったか?
‥‥大人の事情だろうか。ボウケンの後、他に何やってるか聞こえてこなかったしなー。それともイグが獣だから情報に疎かっただけ? まあいいけど。
めきめき面白くなるのを待ちたいです、シンケン。
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
このパチは風邪っぴきなレッドホットチリイグアナへのお見舞いなのか? そうなのか?
勝手にそう受け取って元気になるですよ!(笑)