通りかかったので、しばらくぶりにヴィレッジバンガードに入ってみた。
で、その中の、ご当地名産ものを使ったイロモノ菓子とか、毒々しい輸入スナックなんかが積んである山のてっぺんに、こんなポップが飾ってあった。
『 肥 え ろ !!
とりあえず一回太ってからダイエットすりゃいいさ!』
イオス「―――ということが書いてあったんですよ」
ソード「おう、そりゃ『真理』って奴だな!」
イオス「そうなんですか?」
ソード「食いもんが無い訳でもねえのに、食いたいもの我慢するなんてバカらしいじゃねーか」
イオス「しかしダイエットがそんなに簡単なら、人間界の女性はこんなに困っていない訳で」
ソード「そりゃ意志が弱いだけだろ」
イオス「そ、それは確かに‥‥」
ソード「大体よ、一回闘えば魔力切れるほど消耗しちまうし、食って体力つける方がよっぽど難しいはずじゃねーのか?」
イオス「いや、人間界の女性に魔力とか無いですから。闘う機会もまずありませんし」
ソード「‥‥で、それはともかくだ」
イオス「はい?」
ソード「そこ行った土産が何でコレなんだ」
ズビシとソードが指差したのは、テーブルの上に鎮座まします『歯磨き粉(カレー味)』と、以前流行った『ジンギスカンキャラメル』。
イオス「え、お気に召しませんでしたか?」
ソード「その店には熊カレーとかトドカレーがあるって双魔が言ってたぞ」
―――そっちかよ!!
と、傍らで聞いていた双魔と神無(の魂・ミニ)がツッコミを入れたかどうかは定かではない。
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
タイミングからしてギックリのお見舞いなのだな? そうなのだな?
相変わらず勝手にそう解釈して、回復の支えにいたしますですよ!
なにやら全国的に冷えているっぽいので、古傷に響かぬよう、人里の皆様もお大事に。