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ライトノベル無常

 何冊か続けて読んでいたシリーズもの小説(あるいはマンガ)。
 しかし、

・なかなか新刊が出ないのでそのまま忘れた
・最後に手に取った巻の内容が‥‥だった
・作者が問題を起こして読む気なくした

 等の理由で、いつしか続きを追うのをやめ、そのままになっている。
 そういう本のひとつやふたつは、人獣問わず覚えがあるものと思われます。

 先日ふと思い立ち、イグはそのような感じで忘れていたラノベ作家の近況を、ネットで検索してみました。
 そしたらば、

●作家A
(同じレーベルからシリーズ・読み切り合わせて15冊くらいは出ていた人)
 あっさりご本人のサイトを発見。が、商業作品リストには「ここ十年プロのお仕事がありません」等と書いてあった。本人は機会さえあれば続きを書く気満々らしいが‥‥

●作家B
(デビュー作である一冊目以降、その続刊も単発新刊も出ていなかった)
 そのデビュー作刊行の半年後に急逝していた。‥‥ああああああああ(涙)

●作家C
(デビュー後5冊くらい?を単発本として刊行の後、後書きで次回作構想を語ったまま新刊が途絶えていた)
 サイト他は見つからず。ただ、どっかの一般サイト(の掲示板かコメントか)で問題発言をして他訪問者の集中砲火を浴び、そのまま行方が知れない、というような証言を発見。

 ‥‥何だかなあ。
 プロとマニアの評価は高いが、萌え萌えな売れ線を書かないがために「この人もうちょっと売れるといいね」なんて自虐ネタをかます古橋秀之は、まだまだ大丈夫だとしみじみ思いました。
 なかなか新刊が出ないとはいえ、二年に一冊くらいはまあ何か出るし、去年は「十年前の打ち切り小説が、スペシャルグッズ扱いでいきなり完全版として刊行!」なんていう奇跡は起こるし、とりあえず短編連載は抱えてるし!

 ‥‥でも書き下ろしの新刊もそろそろ出ないかな‥‥
 あるいは打ち切りにあった「タツモリ家の食卓」の完結を‥‥!
 頼むよ電撃!


 そしてそれとはぜんぜん関係ない余談ひとこと。
 ディケイドの士、何気にスタイルいいなあ!と思っていたら、「洋服の青山」のCMに出ていた。
 なるほどー。