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まとめにくい小ネタ

 基本的に脱・肉食である獣の里においては、牛団の方々が生産する牛乳やチーズが重要な蛋白源となっています。
 そして牛団と一口に言っても、家族や種族単位で構成された、複数の生産牧場が存在します。

 で。
 よく野菜や果物なんかで「私が作りました」と生産者の顔写真がついているものがありますね。
 里で乳業を営む牛団の方々が、個牛別ブランド牛乳であれをやってみたいと議論したことがあるのですが。

「それは‥‥『朝一番で絞った私の乳です』って奥さん達の顔写真載せるってこと?」
「‥‥そういうことになる‥‥のかな」
「子供が寺子屋で『お前のかーちゃんの乳美味いよなー』って言われそうだよね」
「つかその写真って獣姿なの? それとも人姿?」
「人姿じゃね? でないと他種族のヒトに牛顔の見分けとかつかないし」
「それすごく微妙」
「なんで?」
「例えばそうだなー、おととしのミス牛団でも想像してみなよ」
「あー、ジャージー班の巨乳美人?」
「今もう子持ちだよね」
「そうそう。だからもう搾乳に参加してるはずじゃん?」
「だね」
「で、お前らは『あの人100%牛乳』って顔写真付きの乳を冷静に飲めるのかと。そしてその後本人と対面出来るのかと!」
「‥‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥やめようか、個人写真は」

 という訳で、里の牛乳の生産者写真は、牧場に集う牛姿の方々の集合写真(老若男女混合)になったのでした。
 このような、長いわ微妙だわで紹介コーナーには書きづらいネタが、ひそかにちょこちょこあるのでした。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 16日更新分の獣ギャップ萌えは、ある意味獣にもたらされた人間文化の産物です。人里で「ネコミミ」や「しっぽ」「ヒョウ柄の衣服」等が異種族コスプレとしてもてはやされるように、獣にとっては「違う種族のパーツ」が萌えなのかも知れません。その心理の明確な理由は今だ解明されてはおりませんが、とりあえず楽しいのでよし!という感じです。
 デビページからのパチもありがとうございます(^_^)/ 毎度同じく、あちらはあまり更新出来なくて申し訳ありませんが、日記で時々小ネタを展開しておりますので、よろしければまたお越し下さいませ。