榊はデビ本でもあんまり萌え萌えしたものは書いてない。
というか書けない。つか書きたくない。ドタバタアクションなとこが好きなのであって、そこからアクション抜いて萌えだけにしたら、途端に面白くなくなってしまうし。
なので話の流れ上、暗黒魔闘術の描写が必要な場合も。しかし、原作では具体的なことはほとんど説明がない。
ので、不眠の悪化に拍車をかけつつ「暗黒魔闘術とは」とか延々と考えてしまったりする。
それで「見てないようで見てる」の後書きでも書いたんだけど、どうもシバはその暗黒魔闘術の肝たる「圧縮魔力」を、中国拳法の発勁っぽい使い方をしてるように見えるし、ソードはちょっとズレて硬気功っぽい使い方をしているような、いないような。
(まあ大して武術に詳しい訳じゃないんですが)
そうなると魔族の「魔力」=人間の「気」で、魔闘術用に変換した「圧縮魔力」=何らかの「功を経た(練った?)気」という類推で描写した訳で。
じゃあ武術やヨガや仙道における「気」ってどんなだよ、と調べてみると、「あーこれだ!」って話が出ると同時に、その先がまた果てしないのなんの。
本にはまだ書いてない諸々の裏設定が、うちにはたんとある訳ですが、中でもシバがソードの魔力回路を増幅させるのに、あれやこれやとちょい自主規制なことをするネタがありまして。
それ自体は何か勝手に出てきたネタというか、特に榊が考えた訳ではなく、「資料Aから推測するにこういう使い方もあるだろうな」と思ってた話で。で、シミュレーションでシバがそれ実行しても矛盾がなかったので、じゃあこれは「(マイ設定世界では)ある」んだろうな、と思ってたんです。
そして最近その資料Aをつてに、もうちょっと詳しく調べてみたら「アレ実在したようわあ!」っていう驚きの出来事が。
今後書く本のネタバレになるんで細かいことは書けねども、ともあれ、リルルが双魔を鍛えるのに「暗黒魔闘術を極めるには、まずは力を得ること!」って言ってたのは、まさに資料A関連から調べたアレと同じではないか!とか、ということはシバはやっぱり資料A関係のあれとかそれとかを極めた人で、ソードはそれを教えられつつもいまいち半端に出来てない人、という云々とか。
これ別に魔族じゃなくて人間でも出来るから、自分でも実証してみた方がいいのかなあ、と思いつつ、でも半端に病弱で体力も根気も無いんだよなー、と葛藤ぐるる。
そんで無難な知り合いに「○○とか××とかに詳しい知り合いいない?」と聞いてみたら、「お前が一番詳しいわ!」と言われてしまったり。
‥‥詳しかったらこんなに悩まねーよ‥‥
誰か詳しい人いたら教えて下さい。と呼び掛けようにも、ちょっとデンパな話だしなあ‥‥(だから○○とか伏せ字にしてる)。
資料の絶版本を地味に揃えるしかないのか?
中の人困り。