原稿が終わるととても幸せだ。
辛い作業が終わった、ということではない。
そもそも作業は辛くないんだよな。
原稿を書く作業を「修羅場」っていうけどさ、うちの修羅場って、辛いことほとんど無いんだもん。
徹夜無し。食事制限なし。ネット巡回普通にしまくり。仕事家事も普通にやる。
(ただ、影響受けるとまずいので、人様の同人サイトはいっとき見れなくなるけど)
勿論、
「伝えたいことを正しく伝えるための、最適な文章を選び抜く作業」とか、
「PCモニタで見ている文章を、紙媒体にした時に読みやすい改行、文章の区切りの研鑽」とか、
「キャラが考えていることを、ブレなく、完全再現する」
ということに関してはすごく苦労する。いつも試行錯誤。
文章力も感性も、年取ると劣化していく一方だしな。
でもそれはやりたいことをやるために、当たり前にやることであって、別に努力でも無理でもないからなあ。
そういう意味では、辛いのは気候の影響で体調が悪いってことだけ。
原稿が終わって幸せなのは、物語を形にして、こっちの世界に持ってこれたからだ。
今回の本では神無と双魔が幸せになったので、その憑依がこっちにも残ってて、ほわほわ幸せなのも幸せだ。
いいなあ。楽しいなあ、同人。