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 先日、新しい眼鏡を作ろうと思って、眼科に検査に行った。
 待合室は割と混んでいて、レッドはお茶のポットや飴やパンフの置いてある、スチールラックのすぐ隣(壁沿いの椅子の一番端っこ)に座った。
 数分もしないうちに、何だか咳が出てきた。
 レッド(&中の人)は確かに気管支炎持ちだが、ここは建物も新しめの病院で、空気が悪いとは思えない。はて。
 しかしこのご時世、あんまりゴボゴボ咳き込んでると、インフルエンザを疑われそうで何だか居心地が悪い。
 何だろうなあ、空気が乾燥してるのかなあ、と思いつつ、真横のラックにあるお茶を一杯もらおうと身体をひねった。
 ‥‥そして気がついた。
 ラックの椅子側、つまり榊の真横に、バポナ(※)が吊るされていることに。

(※‥‥薬局に印鑑を持っていかないと買えない、超強力な殺虫剤。天井なんかから吊るして使う)

 ‥‥これか!!
 慌てて席を移動したら、三分もしないうちに咳は治まった。
 ええい、何でこんなところに殺虫剤が吊るしてあるのだ! 虫より先に爬虫類が死にそうだったではないか。
 何だかなあ、と思いつつ、眼鏡の度を測ってもらって帰った。
 にしても強力すぎるよ、バポナ。
 あれを吊るしてある家の人間は大丈夫なんだろうか。ううむ。