何やら双魔が駄々を捏ねているのだが、神無はそれを一切無視。居間の床にごろ寝して、リモコンでテレビのザッピングなどしている模様。
業を煮やした双魔が、神無の腹の辺りにどすっと乗っかって、
「だーかーらー、話聞いてってば!」
などと言ってみるも、神無は特にダメージを受けた様子もなく、
「‥‥お前、前よりちょっと重くなってないか?」
「そりゃソードさんが鍛えたから。筋肉ついたし、少し身長も伸びたし―――」
「そうか‥‥そうだな‥‥」
あのへろへろだった双魔が‥‥としみじみしている神無に、双魔が一言。
「‥‥ていうか、久し振りに孫抱っこしたおじいちゃんみたいな言い方しないでくれる」
‥‥という、それだけの会話を受信した。
うちは何か神無がボケで双魔がツッコミだなあ。ううむ。
(基本的に神無はめんどがりで、色んなことを受け流し/無視しがちなもんだから。<怒っている時は逆転するけど)
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
カイザモデルケータイは嘘ですが、獣の記憶喪失は、里で実際にあったやや恐い話なのです、実は。上手くまとめられたら、その内更新ネタにする予定です。グレゴールさんはある日いきなり虫になっていましたが、いきなり記憶喪失と変身がコミになっていると恐いよね‥‥という話。かも知れません。