・冬
「ナナちゃん、ちょっとちょっと」
「なんニャ、双魔」
近寄ってきたネコをソファーで抱っこする双魔。
「うわーあったかー! ふかふかー!」
「アクマを湯たんぽ代わりにするニャ!」
・夏
「――双魔」
「何?」
呼ばれて近寄ってきた双魔を、突然ぎゅうと抱き込む神無。
「え、何いきなり」
「‥‥やっぱりな」
「? 何が」
「平熱低いよな、お前‥‥」
「そりゃ神無よりは筋肉少ないから――(ていうか今度は僕が保冷剤のターン‥‥!)」
・また冬
コウモリネコを抱っこしてきた双魔が、ソファーでだらだらしていた神無の膝にいきなり座り、自分の膝にネコを乗せる。
「‥‥よし、完璧」
「何がどう完璧なんだ」
とネコごと床に蹴り落とされる。
・また夏
「完璧つったらコレだろ、やっぱり」
と、氷水を張った丼に浸かっている魂ソード(手乗りサイズ)を見て、双魔が一言。
「‥‥ソードさん、ちょっと『おい、鬼太郎!』って言ってみて」
「キタロー? 何だそりゃ」
「もっとお父さんっぽく!」
「意味解んねーよ!」
・さらに冬
ソード&ミニ双魔(魂)で、ケルベロスの毛並みに埋もれつつ、
「むしろこっちの方が完璧じゃない?」
「だなー。炎の魔獣使い魔にしといて良かったぜ!」
とか言っている時、ケルベロスの頭・その一がぷしっ!とくしゃみをし、小さめの炎が二人を直撃!
「‥‥ちょっと熱すぎるなこれ」
「うわー魂状態じゃなかったら危なかったよ僕!」
・さらに夏
人間界のコーヒーショップでデート中の、影サタン様とシバ(新)。
「人間界は冷暖房設備が充実していて便利だねえ」
「そうだな‥‥(わざわざ暑い季節に人間界に来て、冷房の中で暖かい飲み物を飲むとは、何と贅沢な‥‥)」
その横で、
「星新一のショートショートにそういう話あったよねえ」
「というか何でこいつらが隣のテーブルにいるんだ‥‥」
「バケツ牛乳旨えなー」
「あの、コーヒーポーションは牛乳じゃないから、ガブ飲みするのはどうかと思いますが‥‥」
と噛み合わない会話をしている、双魔と神無+魂ソードと魂イオス。
―――
‥‥自分でも何だかよく解らなくなってきた。
SSにも足りないこういう小ネタ、マンガ描けたらいくらでも出るのになあ‥‥とよく思う。
ちなみにレッドはリアルでひんやりしています。<低体温な爬虫類だから。
(東京の電車の冷房でさらに冷えまくり、揺れで隣の友達に腕が接触した瞬間「冷たっ!」「冷蔵庫の生肉みたいだよ大丈夫?!」と言われたりした)
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
W微妙だった‥‥に同意の方でしょうか。いやほんと色々と残念でしたなあ。その場その場で見てる限りはテキトーに面白いんだけど、全体のまとまりとか伏線の張り方&回収とかがどうにもこうにも釈然としないってか辻褄合わないというか。まーそれも大概毎年のことなので、とりあえずは新番組オーズに期待!ということで‥‥